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公開番号
2025168778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2024073523
出願日
2024-04-30
発明の名称
湿気硬化型樹脂組成物
出願人
シーカ テクノロジー アクチェンゲゼルシャフト
代理人
個人
主分類
C08L
33/14 20060101AFI20251105BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】従来よりも更に優れた貯蔵安定性を有する湿気硬化型樹脂組成物を提供する。
【解決手段】架橋性シリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体(P)と、アミノ基及び/又は潜在性アミノ基を有し、架橋性シリル基を有しないアミン(A)と、架橋性シリル基と1分子中に1個のみのアミノ基を有するモノアミノシラン(S)と、を含有する、湿気硬化型樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
架橋性シリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体(P)と、
アミノ基及び/又は潜在性アミノ基を有し、架橋性シリル基を有しないアミン(A)と、
架橋性シリル基と1分子中に1個のみのアミノ基を有するモノアミノシラン(S)と、を含有する、湿気硬化型樹脂組成物。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記モノアミノシラン(S)は、前記重合体(P)100質量%に対して2~30質量%の含有量で存在する、請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物。
【請求項3】
前記モノアミノシラン(S)は、前記アミン(A)100質量%に対して25~400質量%の含有量で存在する、請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物。
【請求項4】
シーリング材を形成するための組成物として用いられる、請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物。
【請求項5】
請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物を準備するステップと、
前記湿気硬化型樹脂組成物を硬化させるステップと、を備えるシーリング材の生産方法。
【請求項6】
請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物を硬化させて得られるシーリング材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、湿気硬化型樹脂組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、シーリング材用の湿気硬化型樹脂組成物として、架橋性シリル基を有する重合体と、異なる融点を有する2種の異なるケチミンとを含有する組成物が知られている(例えば、特許文献1)。この組成物は、2種の異なるケチミンを含有させることにより、該組成物を硬化して得られる硬化物の表面の均一性と耐汚染性を改善することを意図したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-077120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者が特許文献1に記載の湿気硬化型樹脂組成物について検討したところ、組成及び保存条件によっては貯蔵安定性が必ずしも充分でなく、時間経過に伴って作業性が低下したり、貯蔵可能期間が短くなったりする等のデメリットがあり、貯蔵安定性を更に高める余地があることを見いだした。
【0005】
そこで、本発明は、上記実情を鑑みて、従来よりも更に優れた貯蔵安定性を有する湿気硬化型樹脂組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題について鋭意検討した結果、湿気硬化型樹脂組成物にモノアミノシランを配合することで上記課題が解決できることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明者は、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
【0007】
[1]
架橋性シリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体(P)と、
アミノ基及び/又は潜在性アミノ基を有し、架橋性シリル基を有しないアミン(A)と、
架橋性シリル基と1分子中に1個のみのアミノ基を有するモノアミノシラン(S)と、を含有する、湿気硬化型樹脂組成物。
[2]
前記モノアミノシラン(S)は、前記重合体(P)100質量%に対して2~30質量%の含有量で存在する、請求項1に記載の湿気硬化型樹脂組成物。
[3]
前記モノアミノシラン(S)は、前記アミン(A)100質量%に対して25~400質量%の含有量で存在する、[1]又は[2]に記載の湿気硬化型樹脂組成物。
[4]
シーリング材を形成するための組成物として用いられる、[1]~[3]のいずれかに記載の湿気硬化型樹脂組成物。
[5]
[1]~[4]に記載の湿気硬化型樹脂組成物を準備するステップと、
前記湿気硬化型樹脂組成物を硬化させるステップと、を備えるシーリング材の生産方法。
[6]
[1]~[4]に記載の湿気硬化型樹脂組成物を硬化させて得られるシーリング材。
【発明の効果】
【0008】
以下に示すように、本発明によれば、従来よりも貯蔵安定性に優れた湿気硬化型樹脂組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の湿気硬化型樹脂組成物について説明する。
なお、本明細書において、「~」を用いて表される数値範囲は、「~」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
また、本明細書において、各成分は、1種を単独でも用いても、2種以上を併用してもよい。ここで、各成分について2種以上を併用する場合、その成分について含有量とは、特段の断りが無い限り、合計の含有量を指す。
また、本明細書において、(メタ)アクリルとは、アクリル又はメタクリルを意味し、(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタクリレートを意味する。
【0010】
[湿気硬化型樹脂組成物]
本発明の湿気硬化型樹脂組成物(以下、「本発明の組成物」とも言う)は、架橋性シリル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系重合体(P)と、アミノ基及び/又は潜在性アミノ基を有し、架橋性シリル基を有しないアミン(A)と、架橋性シリル基と1分子中に1個のみのアミノ基を有するモノアミノシラン(S)と、を含有する、湿気硬化型樹脂組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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