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公開番号2025168335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2025073489
出願日2025-04-25
発明の名称ローカルナレッジグラフおよびその使用
出願人エスアーペー エスエー
代理人個人,個人,個人
主分類G06N 5/02 20230101AFI20251030BHJP(計算;計数)
要約【課題】異なるナレッジグラフの要素をリンクさせるための、およびナレッジグラフ処理中にそのようなリンクを使用するための技法および解決策を提供すること。
【解決手段】クラス、プロパティ、またはクラスインスタンスなど、ナレッジグラフの要素が作成されるとき、対応する要素が別のナレッジグラフ内に存在するか否かが決定され得る。そうである場合、それらの要素が動作可能にリンクされ得る。クエリがナレッジグラフに対して実行されるとき、要素が別のナレッジグラフの要素にリンクされる場合、その別のナレッジグラフが、クエリ処理のためにアクセスされ得る。第1のナレッジグラフ要素において定義されるナレッジグラフ要素についてのステートメントが作られるとき、およびその要素が、第2のナレッジグラフの要素に関して定義される場合、ステートメントの範囲は、第2のナレッジグラフに限定され得る。
【選択図】図13A
特許請求の範囲【請求項1】
コンピューティングシステムであって、
少なくとも1つのメモリと、
前記少なくとも1つのメモリに結合された1つまたは複数のハードウェア処理ユニットと、
実行されたとき、前記コンピューティングシステムに動作を実行させるコンピュータ実行可能命令を記憶する1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記動作が、
第1のナレッジグラフを指定するクエリを受信することと、
前記クエリにおいて指定されたか、または前記クエリを処理することから決定された前記第1のナレッジグラフの要素が第2のナレッジグラフの要素にリンクされると決定することと、
前記クエリを実行する際に、前記第2のナレッジグラフの前記要素を使用して、前記第2のナレッジグラフから情報を取り出すことと、
前記クエリに応答して、クエリ結果を返すことと
を含む、1つまたは複数のコンピュータ可読記憶媒体と
を備える、コンピューティングシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第1のナレッジグラフの前記要素が、前記第2のナレッジグラフの前記要素から派生する、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
【請求項3】
前記第1のナレッジグラフの前記要素および前記第2のナレッジグラフの前記要素が、意味論的に等しい、請求項2に記載のコンピューティングシステム。
【請求項4】
前記第1のナレッジグラフの前記要素および前記第2のナレッジグラフの前記要素が、共通の識別子を共有する、請求項3に記載のコンピューティングシステム。
【請求項5】
前記共通の識別子が、前記第1のナレッジグラフのための第1の名前空間において指定され、前記共通の識別子が、前記第2のナレッジグラフのための第2の名前空間において指定される、請求項4に記載のコンピューティングシステム。
【請求項6】
前記動作が、
前記クエリをサブミットするユーザのためのアクセスクレデンシャルを受信することと、
前記ユーザが前記第2のナレッジグラフにアクセスすることを許可されると決定することと
をさらに含む、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
【請求項7】
前記第1のナレッジグラフの前記要素が、主語、目的語、および述語の要素を有するタプルを使用して、前記第2のナレッジグラフの前記要素にリンクされる、請求項1に記載のコンピューティングシステム。
【請求項8】
少なくとも1つのハードウェアプロセッサと、前記少なくとも1つのハードウェアプロセッサに結合された少なくとも1つのメモリとを備えるコンピューティングシステムにおいて実施される方法であって、前記方法は、
ローカルナレッジグラフの要素を作成するための要求を受信するステップと、
1つまたは複数の他のナレッジグラフを探索して、意味論的等価要素が、前記1つまたは複数の他のナレッジグラフのうちのナレッジグラフ内に存在するか否かを決定するステップと、
推定上の意味論的等価要素が前記ナレッジグラフ内に存在すると決定するステップと、
前記推定上の意味論的等価要素に動作可能にリンクされ、意味論的に等しい派生要素を、前記ローカルナレッジグラフ内で作成するステップと
を含む、方法。
【請求項9】
前記ローカルナレッジグラフの前記要素がプロパティである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ローカルナレッジグラフの前記要素がクラスである、請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、ナレッジグラフの要素間の関係を確立することに関する。特定の実装形態は、ローカルナレッジグラフの要素を、コアナレッジグラフまたは別のローカルナレッジグラフであり得る、ソースナレッジグラフの要素にマッピングすることに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
現代のデータ管理および分析において、ナレッジグラフは、多様なデータソースからの構造化されたナレッジを編成し、表し、活用するための、基礎的フレームワークを提供する。ナレッジグラフは、エンティティを表すノードと、これらのエンティティ間の関係を示すエッジとを有する、グラフベースのフォーマットにおいて、情報を符号化する。この構造は、高度データ分析、自然言語処理(NLP)、および人工知能(AI)アプリケーションを可能にする、相互接続されたデータ合成および探査を容易にする。
【0003】
オントロジは、ナレッジグラフにおいてドメイン固有の概念および関係を定義するためのスキーマとして働くことができる。本質的に、オントロジは、エンティティ間の階層的分類(クラス)および意味論的関係(プロパティ)をキャプチャする、ドメインナレッジの形式化された表現を提供する。オントロジを通して、ナレッジグラフは、意味論的な豊かさおよび結束性を得て、相互接続されたデータ上のより正確なクエリおよび推論を可能にする。概念についてのステートメントは、それらがクラスであるかインスタンスであるかにかかわらず、RDFトリプルなどを使用して表現され得る。RDFトリプルは、主語-述語-目的語トリプルとして形成され、そこで、主語は、エンティティまたはインスタンスを示し、述語は、関係またはプロパティを表し、目的語は、別のエンティティまたはリテラル値のいずれかを意味する。
【0004】
オントロジのナレッジグラフとの統合によって、技術的ドメインにわたるそれらの表現性および相互運用性が向上する。たとえば、セマンティックウェブアプリケーションのコンテキストでは、eコマースに関係する概念を定義するオントロジは、ナレッジグラフ内の製品情報を構造化するためのスキーマとして働くことができる。製品を、オントロジにおいて定義されたクラスのインスタンスとして表すこと、および「is-a」または「part-of」などの関係を指定することによって、ナレッジグラフは、意味論的意味で強化されるようになり、製品データのより正確な探索および取り出しを容易にする。その上、オントロジは、多様なデータセットを連結するための共通の語彙および意味論的フレームワークを提供することによって、異種システムにわたるデータ表現の調和を可能にする。
【0005】
特に、大規模言語モデルなどの自然言語生成器の急速な採用とともに、ナレッジグラフおよびオントロジはますます重要になっている。ナレッジグラフおよびオントロジは、大型化しつつあり、より多くのユーザがナレッジグラフと対話している。しかしながら、ナレッジグラフまたはオントロジが大きくなりすぎるとき、または多数のユーザによってアクセスされるとき、問題が生じ得る。したがって、改善の余地が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許第11,487,721号
米国特許第11,263,187号
【非特許文献】
【0007】
W3C RDFスキーマ仕様、https://www.w3.org/TR/rdf-schema/
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本概要は、以下で発明を実施するための形態においてさらに説明される概念の選択を、簡略化された形式でもたらすために提供される。本概要は、請求される主題の主要な特徴または必須の特徴を識別するものではなく、主張される主題の範囲を限定するために使用されるものでもない。
【0009】
本開示は、異なるナレッジグラフの要素をリンクさせるための、およびナレッジグラフ処理中にそのようなリンクを使用するための技法および解決策を提供する。クラス、プロパティ、またはクラスインスタンスなど、ナレッジグラフの要素が作成されるとき、対応する要素が別のナレッジグラフ内に存在するか否かが決定され得る。そうである場合、それらの要素が動作可能にリンクされ得る。クエリがナレッジグラフに対して実行されるとき、要素が別のナレッジグラフの要素にリンクされる場合、その別のナレッジグラフが、クエリ処理のためにアクセスされ得る。第1のナレッジグラフ要素において定義されるナレッジグラフ要素についてのステートメントが作られるとき、およびその要素が、第2のナレッジグラフの要素に関して定義される場合、ステートメントの範囲は、第2のナレッジグラフに限定され得る。
【0010】
一態様では、本開示は、第1のナレッジグラフのクエリに応答して、第2のナレッジグラフからデータを取り出すプロセスを提供する。第1のナレッジグラフを指定するクエリが受信される。クエリにおいて指定されたか、またはクエリを処理することから決定された第1のナレッジグラフの要素が第2のナレッジグラフの要素にリンクされると決定される。クエリを実行することにおいて、第2のナレッジグラフからの情報が、第2のナレッジグラフの要素を使用して取り出される。クエリに応答して、クエリ結果が返される。
(【0011】以降は省略されています)

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