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公開番号
2025137373
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-19
出願番号
2024203212
出願日
2024-11-21
発明の名称
選択的キャッシュエントリ削除の特徴
出願人
エスアーペー エスエー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06F
16/28 20190101AFI20250911BHJP(計算;計数)
要約
【課題】データベース環境においてキャッシュを管理する方法、システム及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】データベース管理方法は、データベースキャッシュのキャッシュエントリシステムビューを生成することと、データベースキャッシュの各エントリを特定するためのENTRY_HASHカラムである新しいカラムを生成し、データベースキャッシュの所与のエントリを削除する要求を検出することと、を含む。要求は、データベースキャッシュの所与のエントリを見つけるための所与のENTRY_HASH値を含む。方法はまた、要求の受信に応答して、所与のENTRY_HASH値に基づいてデータベースキャッシュの所与のエントリを特定することと、データベースキャッシュの所与のエントリを削除し、所与のエントリが削除されたことをキャッシュマネージャに通知することと、を含む。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
データベースキャッシュのキャッシュエントリシステムビューを生成するステップと、
前記キャッシュエントリシステムビューの新しいカラムを生成するステップであって、前記新しいカラムが、前記データベースキャッシュの各エントリを特定するためのentry_hashカラムである、ステップと、
前記キャッシュの所与のエントリを削除する要求を検出するステップであって、前記要求が、前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを見つけるための所与のentry_hash値を含む、ステップと、
前記要求の受信に応答して、前記所与のentry_hash値に基づいて前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを特定するステップと、
前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを削除するステップと、
前記所与のエントリが削除されたことをキャッシュマネージャに通知するステップと
を含む、コンピュータにより実施される方法。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを削除するためにキャッシュ削除文を実行するステップをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項3】
前記キャッシュ削除文が、前記所与のentry_hash値を含む、請求項2に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項4】
1つまたは複数の元テーブルの修正を検出するステップと、
前記1つまたは複数の元テーブルの前記修正の結果としていずれかのデータベースキャッシュエントリが陳腐になったかどうかを判定するステップと、
前記1つまたは複数の元テーブルの前記修正の結果として前記所与のエントリが陳腐になったとの判定に応答して、前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを削除する前記要求を生成するステップと
をさらに含む、請求項1に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項5】
前記所与のエントリを削除した後に前記データベースキャッシュに新しいエントリを挿入するステップをさらに含む、請求項1に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項6】
前記データベースキャッシュの前記新しいエントリにアクセスすることによってクエリの実行を最適化するステップをさらに含む、請求項5に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項7】
前記データベースキャッシュの前記新しいエントリの新しいentry_hash値を生成するステップをさらに含む、請求項6に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項8】
前記データベースキャッシュの前記キャッシュエントリシステムビューの対応する行の前記新しいカラムに前記新しいentry_hash値を挿入するステップをさらに含む、請求項7に記載のコンピュータにより実施される方法。
【請求項9】
少なくとも1つのプロセッサと、
プログラム命令を含む少なくとも1つのメモリであって、前記プログラム命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されると、
データベースキャッシュのキャッシュエントリシステムビューを生成することと、
前記キャッシュエントリシステムビューの新しいカラムを生成することであって、前記新しいカラムが、前記データベースキャッシュの各エントリを特定するためのentry_hashカラムである、生成することと、
前記キャッシュの所与のエントリを削除する要求を検出することであって、前記要求が、前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを見つけるための所与のentry_hash値を含む、検出することと、
前記要求の受信に応答して、前記所与のentry_hash値に基づいて前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを特定することと、
前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを削除することと、
前記所与のエントリが削除されたことをキャッシュマネージャに通知することと
を含む動作を引き起こす、少なくとも1つのメモリと
を含む、システム。
【請求項10】
前記プログラム命令が、前記データベースキャッシュの前記所与のエントリを削除するためにキャッシュ削除文を実行することを含む動作を引き起こすために、前記少なくとも1つのプロセッサによってさらに実行可能である、請求項9に記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、概して、データベース環境においてキャッシュを管理することに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
組織が、それらの組織のデータベースシステムにおいて大量のデータを管理する必要がますます高まっている。そのようなデータベースシステム上でクエリを実行することは、コンピュータのメモリ、ストレージ、およびプロセッサリソースを含む多大な量のコンピューティングリソースを使用し得る。したがって、可能なときにクエリ結果を再利用することが重要であり得る。クエリ結果を再利用する1つの方法は、結果をキャッシュして、同じクエリが再度実行されるときなど、後でそれらの結果が使用され得るように、結果をキャッシュすることである。
【0003】
特定のビューからのクエリ結果をキャッシュすることは、メモリ消費の増加と引き換えにコンピューティングリソースを節約し得る。特定のビューに作用する後続のクエリが受信されるとき、キャッシュされたクエリ結果が再利用され得る。キャッシュされたクエリ結果を再利用することは、状況によっては効率的であり得るが、いくつかの欠点もある。たとえば、後続のクエリは、キャッシュされたクエリ結果に対して追加の処理が実行されることを要求するデータ操作動作(たとえば、集約、フィルタリングなど)を実行する場合がある。そのような追加の処理は、メモリ、ストレージ、および/または処理リソースの点でリソースを大量に消費し得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
一部の実装においては、データベース管理システムが、データベースキャッシュのキャッシュエントリシステムビューを生成する。また、新しいカラムが、キャッシュエントリシステムビューのために生成され、新しいカラムは、データベースキャッシュの各エントリを特定するためのENTRY_HASHカラムである。例において、データベース管理システムは、データベースキャッシュの所与のエントリを削除する要求を検出し、要求は、データベースキャッシュの所与のエントリを見つけるための所与のENTRY_HASH値を含む。要求の受信に応答して、データベース管理システムは、所与のENTRY_HASH値に基づいてデータベースキャッシュの所与のエントリを特定する。それから、データベース管理システムは、データベースキャッシュの所与のエントリを削除する。また、データベース管理システムは、所与のエントリが削除されたことをキャッシュマネージャに通知する。
【0005】
1つまたは複数のコンピューティングシステムの1つまたは複数のデータプロセッサによって実行されるときに少なくとも1つのデータプロセッサに本明細書の動作を実行させる命令を記憶する非一時的コンピュータプログラム製品(すなわち、物理的に具現化されたコンピュータプログラム製品)も、説明される。同様に、1つまたは複数のデータプロセッサと、1つまたは複数のデータプロセッサに結合されたメモリとを含んでもよいコンピュータシステムも、説明される。メモリは、少なくとも1つのプロセッサに本明細書において説明される動作のうちの1つまたは複数を実行させる命令を一時的または恒久的に記憶する場合がある。さらに、方法は、単一のコンピューティングシステム内にあるかまたは2つ以上のコンピューティングシステムに分散されているかのどちらかの1つまたは複数のデータプロセッサによって実施され得る。そのようなコンピューティングシステムは、ネットワーク(たとえば、インターネット、ワイヤレス広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク、有線ネットワークなど)を介した接続、複数のコンピューティングシステムのうちの1つまたは複数の間の直接接続などを含む1つまたは複数の接続を介して接続されることが可能であり、データおよび/またはコマンドもしくはその他の命令などを交換することが可能である。
【0006】
本明細書において説明される主題の1つまたは複数の変更形態の詳細が、添付の図面および以下の説明に記載されている。本明細書において説明される主題のその他の特徴および利点は、説明および図面から、ならびに請求項から明らかになるであろう。
【0007】
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本明細書において開示される主題の特定の態様を示し、記述と一緒に、開示される実装に関連する原理の一部を説明するのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本主題の一部の例示的な実装によるデータベースシステムの例の論理的な図である。
本主題の一部の例示的な実装によるデータベースシステムのブロック図である。
本主題の一部の例示的な実装によるキャッシュエントリシステムビューの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装による、remove cache entry文を実行するためのプロセスの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装による、remove cache entry文を実行するための別のプロセスの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装による、元テーブルの修正に応えるためのプロセスの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装による、キャッシュエントリシステムビューを生成するためのプロセスの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装による、新しいエントリをデータベースキャッシュに挿入するためのプロセスの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装によるシステムの例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装によるシステムの別の例を示す図である。
本主題の一部の例示的な実装によるキャッシュのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
データベースは、共通のキャッシュインフラストラクチャ上に確立される異なるタイプのキャッシュを含む場合がある。この共通のキャッシュインフラストラクチャの主たるコンポーネントは、キャッシュマネージャであり、キャッシュマネージャは、通常、あらゆるインデックスサーバに置かれる。共通のキャッシュインフラストラクチャは、キャッシュエントリの挿入、キャッシュの検索、およびキャッシュエントリのクリアのための機能を提供する。クエリが実行されると、結果を有する有効なキャッシュエントリが発見される場合は、キャッシュされた結果が返される。逆に、有効なキャッシュエントリが見つからないときは、キャッシュエントリが、キャッシュマネージャによって結果的にキャッシュに挿入される。
【0010】
データベースが相当な継続時間の間動作するとき、キャッシュ検索結果を高速化するために、多くのキャッシュエントリが生成される場合がある。生成されるキャッシュエントリの数は、最終的にはキャッシュのサイズを超える。したがって、性能およびキャッシュの効率を維持するためには、使用頻度の低いキャッシュエントリを削除すること(すなわち、クリアすることが)不可欠である。通常、キャッシュエントリをクリアすることは、特定のキャッシュタイプのすべてのエントリが削除される結果となる。状況によっては、すべてのエントリをクリアするのではなく、特定のキャッシュエントリをリフレッシュする必要がある場合がある。たとえば、いくつかの元テーブルが修正されるとき、特定のキャッシュエントリを削除することは、特定のタイプのすべてのキャッシュエントリを除去し、そしてその後、それらのキャッシュエントリを完全にロードし直すよりも望ましく、効率的である。さらに、特定のキャッシュエントリを削除するオプションは、メモリ負荷の高いエントリがもはや有益でないときに有用である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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