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公開番号
2025168298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2025070277
出願日
2025-04-22
発明の名称
ロック解除ツールおよびケーブルアセンブリを引き抜くための方法
出願人
タイコ エレクトロニクス (シャンハイ) カンパニー リミテッド
,
シバス エレクトロニクス (シアメン) カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人大場国際特許事務所
主分類
H01R
43/20 20060101AFI20251030BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ロック解除ツール、およびケーブルアセンブリを引き抜くための方法を開示する。
【解決手段】ロック解除ツールは、第1の半円筒部11aおよび第1の装着部、ならびに第1の半円筒部11aと第1の装着部との間に接続された第1の接続部13aを備える、第1のツール半部10aと、第2の半円筒部11bおよび第2の装着部、ならびに第2の半円筒部11bと第2の装着部との間に接続された第2の接続部13bを備える、第2のツール半部10bとを備える。第1の装着部および第2の装着部は、互いに回転可能に接続され、第1の半円筒部11aおよび第2の半円筒部11bは、第1のツール半部10aおよび第2のツール半部10bが閉じられたときに、完全円筒形端部として結合し、円筒形端部は、ケーブルアセンブリのケーブルに取り付けられるように構成されるとともに、コネクタハウジングの装着孔に挿入される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ロック解除ツールであって、
前記ロック解除ツールは、
- 第1のツール半部(10a)であって、前記第1のツール半部(10a)の両端部にそれぞれ配置された第1の半円筒部(11a)および第1の装着部(12a)、ならびに前記第1の半円筒部(11a)と前記第1の装着部(12a)との間に接続された第1の接続部(13a)を備える、第1のツール半部(10a)と、
- 第2のツール半部(10b)であって、前記第2のツール半部(10b)の両端部にそれぞれ配置された第2の半円筒部(11b)および第2の装着部(12b)、ならびに前記第2の半円筒部(11b)と前記第2の装着部(12b)との間に接続された第2の接続部(13b)を備える、第2のツール半部(10b)と
を備え、
前記第1の装着部(12a)および前記第2の装着部(12b)は、前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)を回転可能に開閉することが可能であるように、互いに回転可能に接続され、前記第1の半円筒部(11a)および前記第2の半円筒部(11b)は、前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)が閉じられたときに、完全円筒形端部(11)として結合し、
前記円筒形端部(11)は、ケーブルアセンブリ(2)のケーブル(21)に取り付けられるように構成されるとともに、コネクタハウジング(3)の装着孔(31)に挿入されて、前記ケーブルアセンブリ(2)の端子(22)と係合した複数のロックばね(32)を前記端子(22)から分離したロック解除位置へと同時に押し込むように構成され、したがって、前記ケーブルアセンブリ(2)を前記ロック解除ツール(1)と共に引き抜くことが可能である、
ロック解除ツール。
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【請求項2】
前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)が閉じられると、前記第1の半円筒(11a)の側縁部および前記第2の半円筒(11b)の側縁部が互いに接触し、したがって、前記第1の半円筒(11a)および前記第2の半円筒(11b)は、前記完全円筒形端部(11)として結合する、
請求項1に記載のロック解除ツール。
【請求項3】
前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)が閉じられると、前記第1の半円筒(11a)の側縁部および前記第2の半円筒(11b)の側縁部は、間に所定の間隙を空けて接触せず、前記円筒形端部(11)の周方向における前記所定の間隙の幅は、前記周方向における前記ロックばね(32)の幅よりも小さい、
請求項1に記載のロック解除ツール。
【請求項4】
前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)が閉じられると、前記第1の接続部(13a)および前記第2の接続部(13b)は、開口側を有する半円筒形体(13)として結合し、したがって、前記半円筒形体(13)および前記半円筒形体(13)に収容された前記ケーブル(21)を片手で同時に掴むことにより、前記ロック解除ツール(1)および前記ケーブルアセンブリ(2)を片手で共に引き抜くことが可能である、
請求項1に記載のロック解除ツール。
【請求項5】
前記第1の接続部(13a)および前記第2の接続部(13b)は各々、1/4円筒形であり、前記第1の接続部(13a)および前記第2の接続部(13b)が前記半円筒形体(13)として結合することが可能となる、
請求項4に記載のロック解除ツール。
【請求項6】
前記第1の装着部(12a)は、前記第1の接続部(13a)の端部に接続された第1のエンドプレート(121a)と、前記第1のエンドプレート(121a)に接続された第1の水平プレート(122a)とを備え、
前記第2の装着部(12b)は、前記第2の接続部(13b)の端部に接続された第2のエンドプレート(121b)と、前記第2のエンドプレート(121b)に接続された第2の水平プレート(122b)とを備え、
前記第1の水平プレート(122a)および前記第2の水平プレート(122b)は、離隔して互いに対向し、互いに回転可能に接続され、したがって、前記第1のツール半部(10a)および前記第2のツール半部(10b)を回転により開閉することが可能である、
請求項1に記載のロック解除ツール。
【請求項7】
前記第1の水平プレート(122a)を通過し前記第2の水平プレート(122b)にねじ込まれる第1のボルト(14)であって、前記第1のツール半部(10a)が前記第1のボルト(14)の周りで前記第2のツール半部(10b)に対して回転することが可能となる、第1のボルト(14)
をさらに備える、請求項6に記載のロック解除ツール。
【請求項8】
前記第1のボルト(14)の平滑ロッド部と回転可能に嵌合するのに適した旋回孔(124a)が、前記第1の水平プレート(122a)に形成され、前記第1のボルト(14)のねじ部とのねじ接続に適した第1のねじ孔(124b)が、前記第2の水平プレート(122b)に形成されている、
請求項7に記載のロック解除ツール。
【請求項9】
前記第1のボルト(14)の端部とのねじ接続のために、前記第2の水平プレート(122b)の、前記第1の水平プレート(122a)から離れる方を向く外面に設けられる第1のナット(17)
をさらに備え、
前記第1のボルト(14)の頭部は、前記第2の水平プレート(122b)の、前記第1の水平プレート(122a)から離れる方を向く外面に押し付けられ、前記第1のボルト(14)の前記端部は、前記第2の水平プレート(122b)の前記外面から露出し、前記第1のナット(17)にねじ込まれる、
請求項8に記載のロック解除ツール。
【請求項10】
細長制限孔(125a)が、前記第1の水平プレート(122a)に形成され、第2のねじ孔(125b)が、前記第2の水平プレート(122b)に形成され、
前記ロック解除ツール(1)は、前記制限孔(125a)を通過し前記第2のねじ孔(125b)にねじ込まれる第2のボルト(15)をさらに備え、
前記第2のボルト(15)は、前記制限孔(125a)の2つの端部の間で移動することが可能であり、前記第1のツール半部(10a)が所定の角度範囲内で前記第2のツール半部(10b)に対して回転することが可能となる、
請求項8に記載のロック解除ツール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、中国国家知識産権局において2024年4月25日に出願された中国特許出願第CN202410511231.2号の利益を主張し、その全開示が本明細書に参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)
【0002】
本発明は、ロック解除ツール、およびロック解除ツールによりケーブルアセンブリをコネクタハウジングから引き抜くための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
先行技術において、コネクタは通常、コネクタハウジングおよびケーブルアセンブリを含む。ケーブルアセンブリは、ケーブルと、ケーブルの端部に固定される端子とを含む。ケーブルアセンブリの端子は、コネクタハウジングの装着孔に挿入される。ケーブルアセンブリの端子と係合してケーブルアセンブリの端子をコネクタハウジングにロックする複数のロックばねが、コネクタハウジングに設けられる。ケーブルアセンブリをコネクタハウジングから引き抜く必要がある場合、ロック解除ツールを用いて、コネクタハウジング内の複数のロックばねを、それらがケーブルアセンブリの端子から外れるロック解除位置へと同時に押し込む必要がある。先行技術において、ロック解除ツールは通常、互いに留め付けられて完全円筒形構成要素を形成することが可能な2つの半円筒形構成要素を含む。しかしながら、ロック解除ツールは、操作するのに両手を同時に必要とし、これは使用に不便である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の難点のうちの少なくとも1つの側面を克服または軽減するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、ロック解除ツールが提供される。ロック解除ツールは、第1のツール半部であって、第1のツール半部の両端部にそれぞれ配置された第1の半円筒部および第1の装着部、ならびに第1の半円筒部と第1の装着部との間に接続された第1の接続部を備える、第1のツール半部と、第2のツール半部であって、第2のツール半部の両端部にそれぞれ配置された第2の半円筒部および第2の装着部、ならびに第2の半円筒部と第2の装着部との間に接続された第2の接続部を備える、第2のツール半部とを備える。第1の装着部および第2の装着部は、第1のツール半部および第2のツール半部を回転可能(回転自在)に開閉することが可能であるように、互いに回転可能に接続され、第1の半円筒部および第2の半円筒部は、第1のツール半部および第2のツール半部が閉じられたときに、完全円筒形端部として結合し、円筒形端部は、ケーブルアセンブリのケーブルに取り付けられるように構成されるとともに、コネクタハウジングの装着孔に挿入されて、ケーブルアセンブリの端子と係合した複数のロックばねを端子から分離したロック解除位置へと同時に押し込むように構成され、したがって、ケーブルアセンブリをロック解除ツールと共に引き抜くことが可能である。
【0006】
本発明の例示的実施形態によれば、第1のツール半部および第2のツール半部が閉じられると、第1の半円筒の側縁部および第2の半円筒の側縁部が互いに接触し、したがって、第1の半円筒および第2の半円筒は、完全円筒形端部として結合する。
【0007】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1のツール半部および第2のツール半部が閉じられると、第1の半円筒の側縁部および第2の半円筒の側縁部は、間に所定の間隙を空けて接触せず、円筒形端部の周方向における所定の間隙の幅は、周方向におけるロックばねの幅よりも小さい。
【0008】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1のツール半部および第2のツール半部が閉じられると、第1の接続部および第2の接続部は、開口側を有する半円筒形体として結合し、したがって、半円筒形体および半円筒形体に収容されたケーブルを片手で同時に掴む(clamp(クランプする))ことにより、ロック解除ツールおよびケーブルアセンブリを片手で共に引き抜くことが可能である。
【0009】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の接続部および第2の接続部は各々、1/4円筒形であり、第1の接続部および第2の接続部が半円筒形体として結合することが可能となる。
【0010】
本発明の別の例示的実施形態によれば、第1の装着部は、第1の接続部の端部に接続された第1のエンドプレートと、第1のエンドプレートに接続された第1の水平プレートとを備え、第2の装着部は、第2の接続部の端部に接続された第2のエンドプレートと、第2のエンドプレートに接続された第2の水平プレートとを備え、第1の水平プレートおよび第2の水平プレートは、離隔して互いに対向し、互いに回転可能に接続され、したがって、第1のツール半部および第2のツール半部を回転により開閉することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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