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公開番号
2025167419
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071987
出願日
2024-04-25
発明の名称
斜面保護構造、及び、斜面保護構造施工方法
出願人
個人
,
個人
,
個人
代理人
個人
主分類
E02D
17/20 20060101AFI20251030BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 被施工斜面に対してこれを覆う薄手で裂け易い防草シートを用いることなく、斜面において土砂が流出することを防止し、かつ、その斜面における防草を行うことができる斜面保護構造およびその斜面保護構造を施工するための斜面保護構造施工方法を提供すること。
【解決手段】 竹チップ敷設体は、被施工斜面の地面に所定厚みで竹チップを敷設することにより形成されるものであり、被施工斜面に土壌安定枠を設置固定し、この土壌安定枠に設けられる複数の開口セルに竹チップをそれぞれ充填することによって、この竹チップが被施工斜面に敷設状態で保持固定される。よって、薄手で裂け易い防草シートを用いることなく、斜面において土砂が流出することを防止でき、その斜面における防草と不要な植物の発芽及び根付きを防止できる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
斜面に対する土砂流出防止及び防草を行うための斜面保護構造において、
被施工斜面に敷設された状態で固定され当該被施工斜面の地面上に立設される隔壁部材と、その隔壁部材により区画された複数の開口セルとを有する土壌安定枠と、
その土壌安定枠における前記複数の開口セル内にそれぞれ充填された竹チップの積層体が複数集合することによって形成され、被施工斜面に敷設される竹チップ敷設体とを備えていることを特徴とする斜面保護構造。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
請求項1記載の斜面保護構造を施工するための斜面保護構造施工方法において、
前記被施工斜面に前記土壌安定枠を敷設して、その被施工斜面に地面に前記複数の開口セルを配置する枠設置工程と、
その枠設置工程により設置された前記複数の開口セルに対して竹チップを充填し、被施工斜面に竹チップの積層体の複数集合させて、前記竹チップ敷設体を被施工斜面に敷設する竹チップ敷設工程とを備えていることを特徴とする斜面保護構造施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、斜面において土砂が流出することを防止し、かつ、斜面における防草を行うための斜面保護構造およびその斜面保護構造を施工するための斜面保護構造施工方法に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、自然斜面や人工斜面における地面からの土砂の流出を防止するための対策として施される土砂流出防止工法や、自然斜面や人工斜面における地面について防草対策として施される防草工法や、これらの土砂流出防止工法や防草工法によって施工(生産)された土砂流出防止構造や防草構造については、種々の工法及び構造が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1の法面施工方法は、施工対象となる法面において雨水等の流入水や湧水によってその斜面から土壌が流出することを防止するとともに、予定外の雑草や樹木の発芽を防止して保守点検等の管理作業を極力なくすことのできるものとして提案されている。
【0004】
ここで、この法面施工方法によれば、防草シートと表面排水シートとを積層接着させたシート体を用いるものであって、このシート体のうち、その表面排水シートが法面表面にある土壌の凹凸に沿って密着した状態となり、かつ、その防草シートによって法面の土壌が覆われた状態となって、かかるシート体が法面の表土となる土壌に敷設される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-66159号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、上記した特許文献1記載の法面施工法及びこれにより製造された法面構造では、無機質な樹脂製の防草シートが法面の表面にそのまま露呈した状態となってしまうため、その被施工斜面である法面の外観が無機質となってしまい、かかる法面の景観が損なわれてしまうという問題点がある。
【0007】
また、この防草シートについては、それが遮光性及び透水性を発揮して植物の種子を土壌に根付かせないという目的を達成するという範囲において、その厚みが適宜選択されているが、その耐久性等について特段の性能が付与されているものではなく、ごく一般的な耐久性のものであると考えられる。
【0008】
このため、かかる防草シートが大気中に暴露されたまま放置されると、当然に太陽光(特に紫外線、赤外線などの)照射、雨水、融雪水などの影響を受けて劣化が進行し易くなり、その多くが概ね数年から十年前後で破損し又は破損し易くなってしまうという問題点がある。
【0009】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、被施工斜面に対してこれを覆う薄手で裂け易い防草シートを用いることなく、斜面において土砂が流出することを防止するとともに、その斜面に対する防草対策を施すことができる斜面保護構造およびその斜面保護構造を施工するための斜面保護構造施工方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この目的を達成するために、第1発明の斜面保護構造は、斜面に対する土砂流出防止及び防草を行うための構造であって、被施工斜面に敷設された状態で固定され当該被施工斜面の地面上に立設される隔壁部材と、その隔壁部材により区画された複数の開口セルとを有する土壌安定枠と、その土壌安定枠における前記複数の開口セル内にそれぞれ充填された竹チップの積層体が複数集合することによって形成され、被施工斜面に敷設される竹チップ敷設体とを備えている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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