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公開番号2025166788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2025040029
出願日2025-03-13
発明の名称仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 3/04815 20220101AFI20251029BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間内のコミュニケーションを適切に行うこと。
【解決手段】仮想空間制御システム1が備える情報処理装置50は、第一ユーザが使用している第一情報端末装置10が備える第一表示画面に対する第一ユーザの視線方向を検出し、他のユーザである第二ユーザに対応した第二アバターの第一表示画面における表示状態を検出し、第一ユーザと第二ユーザとが、第一ユーザに対応する第一アバターと第二アバターを用いて仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、第一ユーザの視線方向が第一表示画面に表示されている第二アバターの顔または目に向いており、かつ、第一表示画面に表示されている第二アバターが第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、第一ユーザと第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムであって、
前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、
第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、
他のユーザである第二ユーザに対応した第二アバターの前記第一表示画面における表示状態を検出し、
前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
仮想空間制御システム。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記第二ユーザが使用する第二情報端末装置が備える第二表示画面に表示されている前記第一アバターの表示状態を検出し、
前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いているとともに、前記第一表示画面に表示されている前記第一アバターが前記第二アバターの方向を向いているように表示され、かつ、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
請求項1に記載の仮想空間制御システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記第一アバターと前記第二アバターとの前記仮想空間における距離が所定距離以上ある状態において、前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
請求項1に記載の仮想空間制御システム。
【請求項4】
複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムであって、
前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、
第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、
第二ユーザが使用している第二情報端末装置が備える第二表示画面に対する前記第二ユーザの視線方向を検出し、
前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二ユーザに対応する第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
仮想空間制御システム。
【請求項5】
前記情報処理装置は、
前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの表示状態、および、前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの表示状態を検出し、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態で、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示され、または、前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターが前記第二ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
請求項4に記載の仮想空間制御システム。
【請求項6】
前記情報処理装置は、
前記第一アバターと前記第二アバターとの前記仮想空間における距離が所定距離以上ある状態において、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
請求項4に記載の仮想空間制御システム。
【請求項7】
前記情報処理装置は、
前記第一ユーザと前記第二ユーザとに限定した情報共有によるコミュニケーションを可能とする、
請求項1または4に記載の仮想空間制御システム。
【請求項8】
複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、
第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、
他のユーザである第二ユーザに対応した第二アバターの前記第一表示画面における表示状態を検出し、
前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とすることを、
仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法。
【請求項9】
複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、
第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、
第二ユーザが使用している第二情報端末装置が備える第二表示画面に対する前記第二ユーザの視線方向を検出し、
前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二ユーザに対応する第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする、
仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想空間制御システムおよび仮想空間制御方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
仮想空間でのコミュニケーションが普及しており、仮想空間内でアバターを介したコミュニケーションなども行われている。各々のユーザがアバターを利用して、仮想オフィス(バーチャルオフィス)内で業務等を行う、仮想空間に構成した仮想オフィスに関する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。各アバターは、仮想空間上の距離が近い場合、または、仮想オフィスにおいて同一空間内に位置する場合、相互に声などの音声が聞こえる状態となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-177677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
仮想空間において、他のアバターのユーザとコミュニケーションを行いたい場合、自己のアバターを他のユーザのアバターの位置まで移動させる必要がある。例えば、ユーザが、仮想空間において自己のアバターを歩かせるような操作をおこなって移動させる場合、コミュニケーションを行いたい他のユーザのアバターとの距離が遠い場合、移動に時間がかかる。また、ユーザが、仮想空間において自己のアバターの位置を、コミュニケーションを行いたい他のユーザのアバターの位置または近傍に直接移動させた場合、他のユーザからみると、突然コミュニケーション可能な状態となるため、コミュニケーションの準備ができていない状態でコミュニケーションが開始されてしまう場合もある。
【0005】
本開示は、仮想空間内のコミュニケーションを適切に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る仮想空間制御システムは、複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムであって、前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、他のユーザである第二ユーザに対応した第二アバターの前記第一表示画面における表示状態を検出し、前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする。
【0007】
本開示に係る仮想空間制御システムは、複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムであって、前記仮想空間制御システムが備える情報処理装置は、第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、第二ユーザが使用している第二情報端末装置が備える第二表示画面に対する前記第二ユーザの視線方向を検出し、前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二ユーザに対応する第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする。
【0008】
本開示に係る仮想空間制御方法は、複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、他のユーザである第二ユーザに対応した第二アバターの前記第一表示画面における表示状態を検出し、前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターが前記第一ユーザの方向を向いているように表示されている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする。
【0009】
本開示に係る仮想空間制御方法は、複数の情報端末装置に仮想空間を表示させ、前記仮想空間に前記情報端末装置のユーザに対応するアバターを表示させる仮想空間制御システムが実行する仮想空間制御方法であって、第一ユーザが使用している第一情報端末装置が備える第一表示画面に対する前記第一ユーザの視線方向を検出し、第二ユーザが使用している第二情報端末装置が備える第二表示画面に対する前記第二ユーザの視線方向を検出し、前記第一ユーザと前記第二ユーザとが、前記第一ユーザに対応する第一アバターと前記第二ユーザに対応する第二アバターを用いて前記仮想空間内でコミュニケーションを行っていない状態において、前記第一ユーザの視線方向が、前記第一表示画面に表示されている前記第二アバターの顔または目に向いており、かつ、前記第二ユーザの視線方向が前記第二表示画面に表示されている前記第一アバターの顔または目に向いている状態が所定時間継続した場合、前記第一ユーザと前記第二ユーザとのコミュニケーションを可能とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、仮想空間内のコミュニケーションを適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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