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公開番号2025169514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074240
出願日2024-05-01
発明の名称車載装置
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G11B 33/02 20060101AFI20251107BHJP(情報記憶)
要約【課題】記録媒体の排出操作を簡便に行うことができる車載装置を提供する。
【解決手段】ディスク挿排口23が前面に設けられた本体部20と、タッチパネル表示部31を有し、本体部20の前面側に、該本体部20に対して傾倒自在に配置されたディスプレイ部30と、を備え、タッチパネル表示部31の所定領域31Aをユーザの手指が触れているか否かを判定するタッチ判定部44と、本体部20に対するディスプレイ部30の角度が所定角度以上に傾倒したか否かを判定する傾倒判定部46と、タッチパネル表示部31の所定領域31Aにユーザの手指が触れつつ、本体部20に対するディスプレイ部30の角度が所定角度以上に傾倒されていることが判定された場合に、本体部20の内部のディスクを外部に排出させるディスク挿排制御部48と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体の挿排口が前面に設けられた本体部と、タッチパネル表示部を有し、前記本体部の前面側に、該本体部に対して傾倒自在に配置されたディスプレイ部と、を備えた車載装置であって、
前記タッチパネル表示部の所定領域をユーザの手指が触れているか否かを判定するタッチ判定部と、
前記本体部に対する前記ディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒したか否かを判定する傾倒判定部と、
少なくとも前記本体部に対する前記ディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒した状態で前記所定領域に前記ユーザの手指が触れていることが判定された場合に、前記本体部の内部の前記記録媒体を、前記挿排口を通じて外部に排出させる排出制御部と、
を備える車載装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記ディスプレイ部は、ジャイロセンサを備え、
前記傾倒判定部は、少なくとも前記ジャイロセンサの検知結果に基づき、前記本体部に対する前記ディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒したか否かを判定する請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記ディスプレイ部の高さ方向の一端側に該ディスプレイ部を前記本体部に対して傾倒自在に支持する回動軸を備え、
前記所定領域は、前記回動軸から離れた前記高さ方向の他端側における前記タッチパネル表示部の周縁部に設けられている請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記排出制御部は、前記タッチパネル表示部の所定領域にユーザの手指が触れつつ、前記本体部に対する前記ディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒された場合に、前記本体部の内部の前記記録媒体を外部に排出させる請求項1または2に記載の車載装置。
【請求項5】
前記挿排口に前記記録媒体が残った状態で、前記本体部に対する前記ディスプレイ部の角度が所定角度よりも小さくなるように変位させると報知する報知制御部を備える請求項1または2に記載の車載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車載装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などのディスク(記録媒体)の挿排口が前面に設けられた本体部と、本体部の前面側に、該本体部に対して傾倒自在に配置されたディスプレイ部と、を備えた車載装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-8144号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の車載装置では、ディスプレイ部の画面サイズが本体部よりも大きく形成されており、このディスプレイ部は、ディスクの挿排口の前方に位置している。従来の構成では、ディスクを排出する際には、ディスプレイ部を手前に手動で傾けて挿排口の前方を開放し、本体部の前面に設けられたディスクイジェクトボタンを操作するといった2段階の工程が必要であった。このため、ディスクの排出操作を簡便に実行するという点で改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、記録媒体の排出操作を簡便に行うことができる車載装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる車載装置は、記録媒体の挿排口が前面に設けられた本体部と、タッチパネル表示部を有し、本体部の前面側に、該本体部に対して傾倒自在に配置されたディスプレイ部と、を備え、タッチパネル表示部の所定領域をユーザの手指が触れているか否かを判定するタッチ判定部と、本体部に対するディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒したか否かを判定する傾倒判定部と、少なくとも本体部に対するディスプレイ部の角度が所定角度以上に傾倒した状態で所定領域にユーザの手指が触れていることが判定された場合に、本体部の内部の記録媒体を、挿排口を通じて外部に排出させる排出制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明にかかる車載装置は、記録媒体の排出操作を簡便に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る車載装置の外観斜視図である。
図2は、本実施形態に係る車載装置の側面図である。
図3は、本実施形態に係る車載装置の機能ブロック図である。
図4は、本実施形態に係る車載装置のディスクの排出動作の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
【0010】
図1は、本実施形態に係る車載装置の外観斜視図である。図2は、本実施形態に係る車載装置の側面図である。図3は、本実施形態に係る車載装置の機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態の車載装置10は、例えば、車両のダッシュボードに設置されるナビゲーションシステムやオーディオシステムである。車載装置10は、本体部20と、ディスプレイ部30と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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