特許ウォッチ

公開番号2025178738
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085523
出願日2024-05-27
発明の名称画像形成システム、制御方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/46 20060101AFI20251202BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像形成装置の利便性を高める。
【解決手段】画像形成システムは、通過センサ(通過センサg11、g12、g2等)の検知結果に基づいて、発光報知部(発光報知部201a1～201a3等)による発光と表示装置104による解消作業手順画面の表示とを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
画像形成装置の状態を検知する検知部と、
前記画像形成装置に対して外部から見える位置に設けられた発光部と、
表示部と、
前記検知部による前記状態の検知の結果に基づいて、前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、を制御する第１の制御手段と、
を有し、
前記発光部による発光には、前記状態に応じた態様での発光が含まれ、
前記表示部による表示には、前記状態に応じた対処を示す情報の表示が含まれることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記第１の制御手段は、前記検知部による前記状態の検知の結果に基づいて、当該検知部に対応づけられている前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、を制御することを特徴とする請求項１に記載の画像形成システム。
【請求項３】
前記検知部に対応する前記発光部を設定する設定手段を有することを特徴とする請求項２に記載の画像形成システム。
【請求項４】
前記検知部および前記発光部は、それぞれ複数あり、
前記発光部は、少なくとも１つの前記検知部に対応づけられることを特徴とする請求項２または３に記載の画像形成システム。
【請求項５】
前記発光部による発光が行われる時間と、前記表示部による表示が行われる時間と、の少なくとも一部は重複することを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の画像形成システム。
【請求項６】
前記第１の制御手段は、前記検知部により検知された前記状態が非正常である場合に、前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、を制御することを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の画像形成システム。
【請求項７】
前記検知部により検知された前記状態が非正常であるか否かを判定する判定手段を有することを特徴とする請求項６に記載の画像形成システム。
【請求項８】
前記画像形成装置の状態は、印刷ジョブに基づいて画像が形成されるシートの搬送路においてシートを搬送できない状態を含むことを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の画像形成システム。
【請求項９】
前記画像形成装置は、それぞれが、シートの供給から排出までの一連の処理のうちの一部の処理を、搬送中のシートに対して行う複数のモジュールを有し、
前記検知部は、前記複数のモジュールのうちの１以上のモジュールの状態を検知することを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の画像形成システム。
【請求項１０】
前記第１の制御手段は、前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、が行われた後、前記対処が行われると、当該発光および当該表示を終了させ、当該発光部とは別の前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、を行うことを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載の画像形成システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、画像形成システム、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 2,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、５つのセグメントからなるパトランプがスタッカ部の上部に設けられた画像形成装置が開示されている。また、特許文献１には、画像形成装置に異常が発生した場合に、１次情報として異常が発生したことと、２次情報として発生した異常の内容と、をパトランプにより報知することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－７４９３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、例えば、特許文献１に記載の技術では、画像形成装置の異常の発生を１つのパトランプで報知する。この場合、例えば、１つのパトランプの複数のセグメントにおける点灯のさせ方によって、画像形成装置の異常の内容を伝えるだけでは、その内容を素早くユーザに理解させることは容易ではない。また、例えば、画像形成装置の異常が発生した位置をパトランプの点灯と結び付けることは容易ではない。また、例えば、パトランプの点灯のさせ方をユーザに学習させる必要がある。したがって、例えば、以上の観点から、画像形成装置の利便性を高めることが望まれる。
【０００５】
本開示は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の利便性を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の画像形成システムは、画像形成装置の状態を検知する検知部と、前記画像形成装置に対して外部から見える位置に設けられた発光部と、表示部と、前記検知部による前記状態の検知の結果に基づいて、前記発光部による発光と、前記表示部による表示と、を制御する第１の制御手段と、を有し、前記発光部による発光には、前記状態に応じた態様での発光が含まれ、前記表示部による表示には、前記状態に応じた対処を示す情報の表示が含まれることを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、画像形成装置の利便性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
画像形成システムを示す図である。
ＤＦＥの構成を示す図である。
画像形成装置の構成を示す図である。
給送部の外観構成を示す図である。
画像形成部の外観構成を示す図である。
第１の定着部、第２の定着部、冷却部、および反転部の外観構成を示す図である。
排出部の外観構成を示す図である。
画像形成装置全体の内部構成を示す図である。
印刷モジュールの処理を示すフローチャートである。
管理テーブルを示す図である。
印刷モジュールから通知を受信した時の画像形成装置の内部処理を示すフローチャートである。
エラー位置識別子管理テーブルを示す図である。
画像形成装置から通知を受信した時の処理を示すフローチャートである。
エラー位置識別子リストの更新の内部通知を受信した時の処理の第１の例を示すフローチャートである。
エラーシナリオの開始時処理を説明する図である。
解消作業手順画面の第１の例を示す図である。
ＤＦＥから指示を受信した時の処理を示すフローチャートである。
ＣＰＵから指示を受信した時の画像形成装置の内部処理を示すフローチャートである。
発光報知部の点灯状態と表示部の表示内容とを説明する図である。
画像形成装置から通知を受信した時の処理を示すフローチャートである。
エラー位置識別子リストの更新通知を受信した時の処理の第２の例を示すフローチャートである。
解消作業手順画面の第２の例を示す図である。
解消作業手順画面に対する操作を受け付けた時の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
（第１の実施形態）
まず、第１の実施形態を説明する。
【００１０】
図１は、本実施形態に係る画像形成システムの一例を示すブロック図である。本実施形態では、画像形成装置１０１がインクジェット方式のプリンタである場合を例示する。尚、画像形成装置１０１は、例えば、電子写真方式のプリンタ等、インクジェット方式以外の方式のプリンタでもよい。また、画像形成装置１０１は、スキャナ等の読み取り装置を有する複合機タイプのプリンタでもよい。また、本実施形態では、情報処理装置１０２がＰＣ（Personal Computer）である場合を例示する。尚、情報処理装置１０２は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の携帯情報端末でもよい。また、本実施形態では、画像形成装置１０１と情報処理装置１０２とが、ネットワーク１００を介して相互に通信可能に接続されている場合を例示する。しかしながら、画像形成装置１０１と情報処理装置１０２との通信は、ネットワーク１００を介した通信に限定されない。また、画像形成装置１０１と情報処理装置１０２との通信は、有線通信であってもよいし、無線通信であってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許