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公開番号
2025166164
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2025134976,2024005273
出願日
2025-08-14,2019-01-25
発明の名称
紙葉類搬送装置
出願人
株式会社エース電研
代理人
個人
主分類
B65H
29/52 20060101AFI20251028BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】
搬送管を通じて紙葉類を空気流によって搬送する搬送路の途中に設けたねじり部において、紙葉類の姿勢(紙面の向き)を、搬送方向に長手の縦姿勢のまま、中心軸回りに90度回転させることのできる紙葉類搬送装置を提供する。
【解決手段】
搬送される紙葉類は、搬送方向と平行な向きの2つの搬送平行辺とこれらに直交する向きの2つの搬送直交辺を備える矩形状であり、搬送方向に沿った中心軸回りに、上流より搬送された紙葉類の紙面を回転させて、搬送直交辺の向きを変えるねじり搬送路が形成されたねじり搬送管51を備え、該ねじり搬送路は、上流から下流に向かう一定距離に対して一定角度で連続的に変化させ、紙葉類が搬送方向に長手の縦姿勢のまま通過できるようにされている。
【選択図】
図9
特許請求の範囲
【請求項1】
上流から下流に向けて空気流が流れる搬送路が形成された搬送管にて、紙面が搬送方向と平行に配された紙葉類を、上流から下流へ搬送する紙葉類搬送装置であって、
前記紙葉類は、前記搬送方向と平行な向きに配される2つの搬送平行辺と前記搬送方向と直交する向きに配される2つの搬送直交辺を備える矩形状とし、
前記搬送方向に沿った中心軸回りに、上流より搬送された前記紙葉類の紙面を回転させて、前記紙葉類の前記搬送直交辺の向きを変えるねじり搬送路が形成されたねじり搬送管を備え、
前記ねじり搬送管のねじり搬送路は、上流から下流に向かう一定距離に対して一定角度で連続的に変化させ、前記紙葉類が搬送方向に長手の縦姿勢のまま通過できるようにした
ことを特徴とする紙葉類搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、
上流から下流に向けて空気流が流れる搬送管にて紙葉類を搬送する紙葉類搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
紙幣の投入を受けて遊技者に遊技球(パチンコ球など)を貸し出す遊技球貸機とパチンコ機などの遊技機とを一組にしたものを複数組併設収容した遊技機島の内部には、各遊技球貸機に投入された紙幣を遊技機島の端部に設けた金庫まで搬送する搬送装置が遊技機島の長手方向に沿って設けてある。
【0003】
また、下記特許文献1および特許文献2には、遊技場内に分散する各遊技機島の金庫に蓄えられている紙幣を、閉店後など店員が各遊技機島を回って回収して店舗の事務所にある主金庫に運んで保管する作業を軽減するために、遊技場内の各遊技機島の金庫から紙幣を回収して事務所の主金庫まで自動搬送する搬送システムが開示されている。
【0004】
このような搬送システムにおいては、搬送路を異なるフロアに跨って設置したり天井裏を通したりするなど各遊技場の事情に応じた多様な設置態様が求められるので、搬送路として、直線部のほか、進路を左右に変えるための湾曲部や、進路を水平方向から上下方向(あるいは上下方向から水平方向)に変えるための湾曲部を備えることが望ましい。
【0005】
しかし、紙幣は、紙面を内側に向けて曲げること(紙面に直交する方向が径方向となる湾曲)は容易であるが、これと直交する方向の変形(紙面を含む平面内での湾曲)はしない。そのため、前者の方向に紙幣が湾曲しながら通る湾曲部のみを用意し、たとえば、横姿勢で紙幣を搬送する場合、進路を水平から上下に変える箇所では横姿勢のままその湾曲部を通過させ、進路を左右に変える箇所では、湾曲部の前後に紙幣の姿勢を横姿勢と縦姿勢の間で入れ替えるねじり管を配置して対応していた。
【0006】
すなわち、湾曲部の上流側のねじり管で紙幣を横姿勢から縦姿勢に変えた後、湾曲部で進路を左右に変更し、その湾曲部の下流のねじり管で紙幣の姿勢を縦姿勢から元の横姿勢に戻すといったことが行われていた。
【0007】
また、特許文献1、2によれば、各遊技機島の金庫から紙幣を回収して事務所の主金庫まで搬送する主搬送路は天井裏や天井近くに設置されるため、遊技機島の金庫からその上方にある主搬送路まで紙幣を縦に搬送する副搬送路を設け、該副搬送路の終端に該副搬送路によって搬送されてきた紙幣を主搬送路に送り込む取込装置を設置していた。副搬送路は、管状であり、その中を下方から上方に向かう空気流を空気流発生装置によって発生させ、該空気流の作用で移動する搬送補助体で紙幣を下方から押し上げて搬送するようになっている。搬送完了後は空気流を停止させることで搬送補助体を下方の待機位置へ自然落下させていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2018-2378号公報
特開2014-198617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
湾曲部として、紙幣が紙面を内側に曲げながら通るタイプの湾曲部のみを用意し、他の方向のカーブに対して該湾曲管の前後にねじり管を設けて対応する方法では、複雑な構造のねじり管を必要とするため部品コストが嵩んでしまう。また、ねじり管の部分では紙幣が詰まりやすい。特許文献1、2では、湾曲部の前後にねじり管を集中配置することで、点検や詰まり解消の作業の容易化を図っているが、紙幣の詰まりが根本的に解消されるものではない。さらに搬送管内壁への紙幣の張り付きを低減するには紙幣を縦姿勢で搬送することが望まれる。
【0010】
また、副搬送路から取込装置を介して主搬送路に紙幣を送り込む部分で、Z字状に折れ曲がった紙幣(Z札)、先端が切れた紙幣(切れ札)、カールした紙幣(カール札)等が詰まり易かった。また、特許文献1に開示の取込装置は、取り込んだ紙幣を搬送ベルトと挟持ローラで挟持して主搬送路へ送り出す搬送部を備えているが、Z札が折り込まれた状態のまま挟持されると、主搬送路への出口手前にある排出ローラへの巻き込み等が発生し、紙幣の端部が破けたり傷ついたり、紙幣が詰まったりする等の問題が起きてしまう。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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