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公開番号
2025164996
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-04
出願番号
2024068823
出願日
2024-04-22
発明の名称
情報処理システム及び制御方法
出願人
パラマウントベッド株式会社
代理人
弁理士法人NIP&SBPJ国際特許事務所
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20251027BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者のケア等の分野に好適な情報処理システム及び制御方法等の提供。
【解決手段】 情報処理システムは、看護師によって使用される第1端末装置と、患者のベッドの近傍に配置される第2端末装置を含み、第1端末装置は、複数の患者の情報を一覧表示する第1画面を表示し、第1画面において、看護師が複数の患者のうちの二人以上の患者の巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、当該二人以上の患者の確認履歴を一括更新する第1更新処理を行い、第2端末装置は、第2端末装置に対応する患者の情報を表示する第2画面を表示し、第2画面において、看護師が巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、第2端末装置に対応する患者の確認履歴を他の患者の確認履歴と独立して更新する第2更新処理を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患者のケアを行う看護師によって使用される第1端末装置と、
前記患者のベッドの近傍に配置される第2端末装置と、
を含み、
前記第1端末装置は、
複数の患者の情報を一覧表示する第1画面を表示し、
前記第1画面において、前記看護師が前記複数の患者のうちの二人以上の患者の巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記二人以上の患者の確認履歴を一括更新する第1更新処理を行い、
前記第2端末装置は、
前記複数の患者のうちの、前記第2端末装置に対応する前記患者の情報を表示する第2画面を表示し、
前記第2画面において、前記看護師が巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記第2端末装置に対応する前記患者の確認履歴を他の患者の確認履歴と独立して更新する第2更新処理を行う、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記第1端末装置は、
前記複数の患者のそれぞれについて、前記確認履歴の更新タイミングからの経過時間を表す情報を取得し、
前記経過時間が第1閾値以上であると判定された前記患者の情報を識別可能な態様で表示する処理を行う情報処理システム。
【請求項3】
請求項2において、
前記第1端末装置は、
前記複数の患者のそれぞれについて、前記第2端末装置を用いた前記巡視の優先度を表す情報を取得し、
前記複数の患者のうち、前記経過時間が前記第1閾値以上であると判定され、且つ、前記優先度が第2閾値以下であると判定された前記患者の情報を識別可能な態様で表示する処理を行う情報処理システム。
【請求項4】
請求項3において、
前記第1端末装置は、
前記優先度が第2閾値より大きいと判定された前記患者の情報を表示する第3画面を表示する処理を行う情報処理システム。
【請求項5】
請求項3において、
前記第1端末装置は、
前記複数の患者のそれぞれに対応づけられた、前記患者の睡眠状態を表す睡眠情報、前記患者の生体活動の状態を表す生体情報、前記患者に関する異常の通知処理の発生状況を表す通知状態情報、前記患者が使用する用具に関する用具情報を取得し、
前記睡眠情報、前記生体情報、前記通知状態情報、前記用具情報の少なくとも1つに基づいて、前記複数の患者の一部を選択した結果を含む第4画面を表示し、
前記第4画面において、前記看護師による操作を受け付けることによって、前記優先度を決定する情報処理システム。
【請求項6】
請求項3において、
前記第1端末装置は、
前記複数の患者のそれぞれに対応づけられた、前記患者の睡眠状態を表す睡眠情報、前記患者の生体活動の状態を表す生体情報、前記患者に関する異常の通知処理の発生状況を表す通知状態情報、前記患者が使用する用具に関する用具情報を取得し、
前記睡眠情報、前記生体情報、前記通知状態情報、前記用具情報の少なくとも1つと、前記看護師による前記優先度の高い患者の入力操作の結果と、を対応づけたデータを訓練データとする学習処理を行うことによって取得される学習済みモデルであって、前記睡眠情報、前記生体情報、前記通知状態情報、前記用具情報の少なくとも1つが入力データとして入力された場合に、前記優先度を表す情報を出力する前記学習済みモデルに基づいて、前記優先度を決定する情報処理システム。
【請求項7】
請求項6において、
前記第1端末装置は、
前記睡眠情報、前記生体情報、前記通知状態情報、前記用具情報の少なくとも1つと、診療科を特定する情報と、前記看護師の属性情報が入力データとして入力された場合に、前記優先度を表す情報を出力する前記学習済みモデルに基づいて、前記優先度を決定する情報処理システム。
【請求項8】
請求項4において、
前記第1端末装置は、
前記複数の患者のそれぞれに対応づけられた、前記患者の睡眠状態を表す睡眠情報、前記患者の生体活動の状態を表す生体情報、前記患者に関する異常の通知処理の発生状況を表す通知状態情報、前記患者が使用する用具に関する用具情報を取得し、
前記第3画面において、前記患者の前記睡眠情報、前記生体情報、前記通知状態情報、前記用具情報を表示する処理を行う情報処理システム。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項において、
前記第2端末装置は、
前記第2端末装置に対応する前記患者の最新の前記確認履歴が、前記第1端末装置の前記第1更新処理によって登録された場合と、前記第2端末装置の前記第2更新処理によって登録された場合とで、前記第2端末装置に対応する前記患者の情報のうち、表示対象となる情報を異ならせる処理を行う情報処理システム。
【請求項10】
請求項9において、
前記第2端末装置は、
前記第2端末装置に対応する前記患者の前記巡視における確認項目を表示する処理を行い、
最新の前記確認履歴が前記第1更新処理によって登録された場合、前記第2更新処理によって登録された場合に比べて、表示する前記確認項目の項目数を少なくする処理を行う情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム及び制御方法等に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ベッドの近傍に設けられる端末を含むシステムにおいて、患者の情報を提示する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-18379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
患者のケア等の分野に好適な情報処理システム及び制御方法等を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、患者のケアを行う看護師によって使用される第1端末装置と、前記患者のベッドの近傍に配置される第2端末装置と、を含み、前記第1端末装置は、複数の患者の情報を一覧表示する第1画面を表示し、前記第1画面において、前記看護師が前記複数の患者のうちの二人以上の患者の巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記二人以上の患者の確認履歴を一括更新する第1更新処理を行い、前記第2端末装置は、前記複数の患者のうちの、前記第2端末装置に対応する前記患者の情報を表示する第2画面を表示し、前記第2画面において、前記看護師が巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記第2端末装置に対応する前記患者の確認履歴を他の患者の確認履歴と独立して更新する第2更新処理を行う、情報処理システムに関係する。
【0006】
本開示の他の態様は、患者のケアを行う看護師によって使用される第1端末装置と、前記患者のベッドの近傍に配置される第2端末装置と、を含む情報処理システムの制御方法であって、前記第1端末装置において、複数の患者の情報を一覧表示する第1画面を表示し、前記第1画面において、前記看護師が前記複数の患者のうちの二人以上の患者の巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記二人以上の患者の確認履歴を一括更新する第1更新処理を行い、前記第2端末装置において、前記複数の患者のうちの、前記第2端末装置に対応する前記患者の情報を表示する第2画面を表示し、前記第2画面において、前記看護師が巡視を行ったことを表す確認操作を受け付けた場合に、前記第2端末装置に対応する前記患者の確認履歴を他の患者の確認履歴と独立して更新する第2更新処理を行う、制御方法に関係する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
情報処理システムの構成例を説明する図である。
第1端末装置の例であるステーション端末装置の構成例を説明する図である。
第2端末装置の例であるベッドサイド端末装置の構成例を説明する図である。
第1端末装置を用いた確認履歴の第1更新処理を説明するシーケンス図である。
第1端末装置に表示される第1画面(一覧表示画面)の例である。
第1端末装置において対象患者を識別可能に表示する表示態様の例である。
第1端末装置において対象患者を識別可能に表示する表示態様の例である。
一括巡視の結果を登録する画面の例である。
第2端末装置を用いた確認履歴の第2更新処理を説明するシーケンス図である。
第2端末装置に表示される第2画面(ログイン画面)の例である。
第2端末装置の画面遷移を説明する図である。
第2端末装置に表示される画面(生体情報表示画面)の例である。
第1端末装置を用いた確認履歴の第1更新処理を説明する他のシーケンス図である。
第1端末装置を用いた確認履歴の第1更新処理を説明する他のシーケンス図である。
分類項目をユーザに選択させるための分類項目選択画面の例である。
分類項目の例を説明する図である。
第1端末装置に表示される第4画面(対象者選択画面)の例である。
第1端末装置に表示される第3画面(対象者表示画面)の例である。
第3画面において詳細ボタンが選択された場合に表示される画面例である。
第3画面において詳細ボタンが選択された場合に表示される画面例である。
第3画面において詳細ボタンが選択された場合に表示される画面例である。
第3画面において詳細ボタンが選択された場合に表示される画面例である。
機械学習を用いる場合のモデルの入力データと出力データを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態について図面を参照しつつ説明する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.システム構成例
本実施形態に係る情報処理システム1は、種々の端末装置(図1~図3を用いて後述するベッドサイド端末装置10、ステーション端末装置50、携帯端末装置60等)を含み、当該端末装置において病院等における患者の情報を提示するシステムである。情報処理システム1を用いることによって、看護師等のスタッフは、種々の端末装置を用いて患者の状態を確認することが可能になる。
【0010】
例えば患者の状態を定期的に確認する作業(以下、巡視と表記)を行う場合、患者の病室に入って直接確認を行う、病室の外から窓越しに確認を行う等、種々の態様での実施が可能である。情報処理システム1を利用する場合、看護師が種々の端末装置を用いて患者の生体情報等を確認することによって巡視を行ってもよい。ただし病院では複数の看護師が協力して巡視を含む種々の業務を行うことが想定される。従って、情報処理システム1の端末装置を用いて巡視を行う場合、ある看護師による巡視結果が他の看護師に適切に共有されるように、情報処理システム1が構成されることが望ましい。本実施形態の情報処理システム1は、種々の端末装置を用いた巡視の実行を適切にサポートする処理を行うものである。以下、情報処理システム1の構成について具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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