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公開番号2025164937
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025144482,2024559266
出願日2025-09-01,2023-10-10
発明の名称情報処理装置
出願人AlphaTheta株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類G10H 1/00 20060101AFI20251023BHJP(楽器;音響)
要約【課題】操作ログ情報を活用できる情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、楽曲に対する複数の音響制御操作を記録した複数の音響制御情報を取得する制御情報取得部と、取得された複数の音響制御情報のそれぞれを修正可能な修正部と、楽曲を再生する再生部と、再生された楽曲に対して、修正された複数の音響制御情報に基づく複数の音響制御操作を再現する再現部と、複数の音響制御情報のそれぞれの内容を示す操作再現画面の画像を生成する画像生成部と、を備え、操作再現画面の画像は、複数の操作子を有する音響制御装置を模した装置画像を含み、画像生成部は、装置画像の複数の操作子に対して、修正部によって修正された複数の音響制御情報に基づいて再現部によって再現された複数の音響制御操作の内容を描画する。
【選択図】図18
特許請求の範囲【請求項1】
楽曲に対する複数の音響制御操作を記録した複数の音響制御情報を取得する制御情報取得部と、
取得された前記複数の音響制御情報のそれぞれを修正可能な修正部と、
前記楽曲を再生する再生部と、
再生された前記楽曲に対して、修正された前記複数の音響制御情報に基づく前記複数の音響制御操作を再現する再現部と、
前記複数の音響制御情報のそれぞれの内容を示す操作再現画面の画像を生成する画像生成部と、を備え、
前記操作再現画面の画像は、複数の操作子を有する音響制御装置を模した装置画像を含み、
前記画像生成部は、前記装置画像の前記複数の操作子に対して、前記修正部によって修正された前記複数の音響制御情報に基づいて前記再現部によって再現された前記複数の音響制御操作の内容を描画する、ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記修正部は、前記複数の音響制御情報のうち、選択された修正対象の音響制御情報を修正する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御操作のそれぞれは、互いに異なる複数の操作子に対する操作である、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御情報のうちの1つは、前記楽曲の音量レベルを調節するチャンネルフェーダーに対する操作を示すチャンネルフェーダー操作情報であり、
前記修正部は、前記チャンネルフェーダー操作情報を修正する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御情報のうちの1つは、前記楽曲を再生可能な第1チャンネルと第2チャンネルとの音量バランスを調節するクロスフェーダーに対する操作を示すクロスフェーダー操作情報であり、
前記修正部は、前記クロスフェーダー操作情報を修正する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御情報のうちの1つは、前記楽曲の再生方向及び再生速度のそれぞれを調節するジョグダイヤルに対する操作を示すジョグダイヤル操作情報であり、
前記修正部は、前記ジョグダイヤル操作情報を修正する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御情報のうちの1つは、再生された前記楽曲に付与されるエフェクトを設定する操作子に対する操作を示すエフェクト設定情報であり、
前記修正部は、前記エフェクトの種別、前記エフェクトのオン期間、前記エフェクトの適用割合、及び、前記エフェクトの対象チャンネルのうち、少なくともいずれかを含む前記エフェクト設定情報を修正する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
前記複数の音響制御情報を、他の機器で利用可能な形式に変換する変換部を備える、ことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端末装置と、複数台の外部装置と、を備え、楽曲の再生履歴、及び、外部装置に搭載された操作部品の使用履歴を表示する通信システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の通信システムでは、端末装置は、各外部装置に対するIDの付与、及び、各種命令を行う。外部装置としては、DJプレーヤー及びDJミキサーが挙げられる。DJプレーヤーには、ジョグダイヤルが設けられ、DJミキサーには、チャンネルフェーダーが設けられている。この他、DJプレーヤー及びDJミキサーには、ツマミ、ボタン及び切替スイッチ等の操作子が設けられている。
【0003】
端末装置の操作パネルには、機能選択画面が表示される。機能選択画面には、「再生履歴」ボタン及び「使用履歴」ボタンを含む機能ボタンが表示される。
「再生履歴」ボタンは、各DJプレーヤーから、各DJプレーヤーにて再生された楽曲の再生履歴を取得するボタンである。「再生履歴」ボタンが選択されると、再生履歴表示画面が表示される。再生履歴表示画面には、履歴情報及びID情報が表示される。履歴情報は、再生履歴を時系列に従って表示する。再生履歴としては、再生開始された日時、楽曲タイトル、アーティスト名、レーベル及び再生時間等が挙げられる。
【0004】
「使用履歴」ボタンは、DJミキサーに搭載された各操作部品の使用履歴を取得するボタンである。使用履歴としては、使用時間(操作時間又は電源投入時間)の累計、使用回数、操作ログ情報等が挙げられる。「使用履歴」ボタンが選択されると、残寿命表示画面が表示される。残寿命表示画面には、ミキサー画像及びID情報が表示される。ミキサー画像には、チャンネルフェーダーを示すフェーダー画像と、タッチパネルを示すパネル画像とが含まれ、フェーダー画像及びパネル画像には、残寿命に応じた色分けマーカーが重畳表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-99025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の通信システムでは、操作ログ情報の記録が可能であるものの、操作ログ情報は、DJミキサーの寿命の判定に利用されるのみであり、操作ログ情報を十分に活用できていないという問題がある。
このため、記録された操作ログ情報の他の利用方法が要望されてきた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、楽曲に対する複数の音響制御操作を記録した複数の音響制御情報を取得する制御情報取得部と、取得された前記複数の音響制御情報のそれぞれを修正可能な修正部と、前記楽曲を再生する再生部と、再生された前記楽曲に対して、修正された前記複数の音響制御情報に基づく前記複数の音響制御操作を再現する再現部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る操作再現システムの構成を説明する図。
一実施形態に係る操作再現システムの機能の概要を説明する図。
一実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図。
一実施形態に係る制御部の機能的な構成を示すブロック図。
一実施形態に係る操作再現情報に含まれる操作ログ情報の一部を示す図。
一実施形態に係る操作画面の一例を示す図。
一実施形態に係る操作表示画像の一例を示す図。
一実施形態に係る操作表示画像の第1操作状態表示部を示す図。
一実施形態に係る操作表示画像の第2操作状態表示部を示す図。
一実施形態に係る操作表示画像のクロスフェーダー状態表示部を示す図。
一実施形態に係る操作表示画像のエフェクト状態表示部を示す図。
一実施形態に係る第1フェーダー状態表示部の表示内容を示す図。
一実施形態に係る第1イコライザー状態表示部の表示内容を示す図。
一実施形態に係るエフェクト状態表示部の表示内容を示す図。
一実施形態に係るジョグ操作修正画像を示す図。
一実施形態に係るテンプレート画像を示す図。
一実施形態に係るミックス内容画像の一例を示す図。
一実施形態に係る操作再現画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[操作再現システムの構成]
図1は、本実施形態に係る操作再現システム1Aの構成を説明する図である。
本実施形態に係る操作再現システム1Aは、図1に示すように、操作装置2と、操作装置2に対する入力操作に応じた操作情報が入力する情報処理装置3と、情報処理装置3と接続される表示装置4と、を備える。
情報処理装置3は、インターネット等のネットワークNに接続可能に構成され、ネットワークNに接続されたサーバーSV1,SV2と通信可能である。サーバーSV1,SV2は、コンピューターに限らず、ファイルサーバーとして利用可能なストレージを含む。また、サーバーSV2は、楽曲配信サービスのサーバーを例示できる。
なお、本明細書では、DJ操作は、音響制御操作に相当し、例えば、楽曲の再生位置の制御操作、音色の加工操作、及び、楽曲の音量操作等の操作を含む。再生位置の制御操作としては、例えば操作装置が有する操作子に対するスクラッチ、変速再生、リバース再生、ループ再生、及び、再生位置の移動等が挙げられる。音色の加工操作としては、例えばイコライザー(EQ)操作及びエフェクト(Fx)操作が挙げられる。楽曲の音量操作としては、例えばチャンネルフェーダー及びクロスフェーダー等のフェーダー操作が挙げられる。
【0010】
[操作再現システムの概要]
図2は、操作再現システム1Aの機能の概要を説明する図である。
操作再現システム1Aでは、図2に示すように、情報処理装置3が、操作装置2に対するユーザーUSのDJ操作に応じて操作装置2から入力する操作情報及び楽曲識別情報に基づいて、DJ操作の内容を操作再現情報として記録する。情報処理装置3は、記録した操作再現情報を編集可能である他、図1に示したサーバーSV1に操作再現情報をアップロード可能である。
操作再現情報は、操作装置2が有する操作子に対するユーザーUSのDJ操作の内容を示す操作ログ情報と、DJ操作の対象である対象楽曲を特定するための楽曲識別情報と、を含む。楽曲識別情報によって特定される楽曲は、操作再現情報の記録時の操作対象の楽曲である。以下、楽曲識別情報によって特定される楽曲を対象楽曲という。
(【0011】以降は省略されています)

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