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公開番号2025154432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057431
出願日2024-03-29
発明の名称音響システムおよび音響システム付き建築物
出願人株式会社淺沼組
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G10K 15/04 20060101AFI20251002BHJP(楽器;音響)
要約【課題】人の作業効率の低下を抑制できる音響システムおよび音響システム付き建築物を提供すること。
【解決手段】音響システム1は、第1再生時間T1を有し、第1の自然音が録音された第1音源21と、第1再生時間T1と異なる第2再生時間T2を有し、第1の自然音と異なる第2の自然音が録音された音源である第2音源22と、第1音源21および第2音源22を同時に繰り返し再生することで、第1音源21および第2音源22のそれぞれに対応する信号である第1信号および第2信号を出力可能な第1再生装置31と、第1信号および第2信号を受信し、第1信号および第2信号に対応する第1音声および第2音声を出力するスピーカ5と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1再生時間を有し、第1の自然音が録音された第1音源と、
前記第1再生時間と異なる第2再生時間を有し、前記第1の自然音と異なる第2の自然音が録音された音源である第2音源と、
前記第1音源および前記第2音源を同時に繰り返し再生することで、前記第1音源および前記第2音源のそれぞれに対応する信号である第1信号および第2信号を出力可能な再生装置と、
前記第1信号および前記第2信号を受信し、前記第1信号および前記第2信号に対応する第1音声および第2音声を出力するスピーカと、
を備える、音響システム。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記スピーカは、
前記第1音声を出力する第1スピーカと、
前記第1スピーカから独立し、前記第2音声を出力する第2スピーカと、を含む、請求項1に記載の音響システム。
【請求項3】
前記再生装置は、
前記第1音源を繰り返し再生することで、前記第1音源に対応する第1信号を出力可能な第1再生装置と、
前記第1再生装置から独立し、前記第2音源を繰り返し再生することで、前記第2音源に対応する第2信号を出力可能な第2再生装置と、
を含む、請求項1または請求項2に記載の音響システム。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の音響システムと、
部屋と、を備え、
前記スピーカは、前記部屋の内部に配置されている、音響システム付き建築物。
【請求項5】
請求項3に記載の音響システムと、
部屋と、を備え、
前記スピーカは、前記部屋の内部に配置されている、音響システム付き建築物。
【請求項6】
前記部屋は、
側壁面と、
天井面と、
床面と、を含み、
前記側壁面、前記天井面および前記床面からなる群から選択される少なくとも1つの面における30%以上の部分が、自然由来の材料で構成されている、請求項4に記載の音響システム付き建築物。
【請求項7】
前記部屋は、
側壁面と、
天井面と、
床面と、を含み、
前記側壁面、前記天井面および前記床面からなる群から選択される少なくとも1つの面における30%以上の部分が、自然由来の材料で構成されている、請求項5に記載の音響システム付き建築物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、音響システムおよび音響システム付き建築物に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
音源と、再生装置と、スピーカと、を備える音響システムが知られている(たとえば、下記特許文献1参照。)。特許文献1に記載の音響システムでは、再生装置は、音源を繰り返し再生することで、音源に対応する信号を出力する。スピーカは、信号を受信し、信号に対応する音声を出力する。スピーカから出力された音声は、人に聴かれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-006963号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
音源に自然音が録音される場合には、作業する人の疲れが癒される。これにより、人の作業効率が向上することが期待される。
【0005】
しかし、特許文献1に記載の音響システムにおいて、音源が第1音源と第2音源とを含む場合であって、第1音源の再生時間と、第2音源の再生時間とが同じである場合には、人は、繰り返し出力される第1音声および第2音声を予測できるので、繰り返し出力される第1音声および第2音声に飽き、人の作業効率が低下し易い。
【0006】
本開示は、人の作業効率の低下を抑制できる音響システムおよび音響システム付き建築物を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に従った音響システムは、第1再生時間を有し、第1の自然音が録音された第1音源と、第1再生時間と異なる第2再生時間を有し、第1の自然音と異なる第2の自然音が録音された音源である第2音源と、第1音源および第2音源を同時に繰り返し再生することで、第1音源および第2音源のそれぞれに対応する信号である第1信号および第2信号を出力可能な再生装置と、第1信号および第2信号を受信し、第1信号および第2信号に対応する第1音声および第2音声を出力するスピーカと、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の音響システムおよび音響システム付き建築物によれば、人の作業効率の低下を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の態様1の音響システムの概念図である。
図2は、音源の再生時間を時間軸で表した図である。
図3は、本開示の音響システム付き建築物の概略図である。
図4は、実施の態様2の音響システムの概念図である。
図5は、実施の態様3の音響システムの概念図である。
図6は、変形例の音響システムの概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態の概要]
本開示に従った音響システムは、第1再生時間を有し、第1の自然音が録音された第1音源と、第1再生時間と異なる第2再生時間を有し、第1の自然音と異なる第2の自然音が録音された音源である第2音源と、第1音源および第2音源を同時に繰り返し再生することで、第1音源および第2音源のそれぞれに対応する信号である第1信号および第2信号を出力可能な再生装置と、第1信号および第2信号を受信し、第1信号および第2信号に対応する第1音声および第2音声を出力するスピーカと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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