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公開番号2025164852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2025137191,2024087036
出願日2025-08-20,2020-09-14
発明の名称車両用赤外線センサ内蔵灯具
出願人株式会社小糸製作所
代理人弁理士法人信栄事務所
主分類B60Q 1/02 20060101AFI20251023BHJP(車両一般)
要約【課題】車両の大型化・重量化を招きにくい、赤外線センサを有する車両用赤外線センサ
内蔵灯具を提供する。
【解決手段】可視光を出射する可視光光源2021を有する可視光ユニット2020と、可視光を前方へ出射させる第一レンズ部2045a(投影レンズ)と、反射型の赤外線カットフィルタ2034と、赤外線を検出する赤外線センサ35と、を有する。赤外線カットフィルタ2034が、可視光光源2021と第一レンズ部2045aの間に配置され、赤外線センサ2035が、赤外線カットフィルタ34で折り返される第一レンズ部2045aの仮想焦点付近に配置されている。可視光光源2021から出射された可視光は、赤外線カットフィルタ2034を透過して第一レンズ部2045aに入射する。灯具前方から第一レンズ部2045aを介して赤外線カットフィルタ2034へ入射した赤外線は、赤外線センサ2035へ向けて反射される。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
可視光を出射する可視光光源を有する可視光ユニットと、
可視光を前方へ出射させる投影レンズと、
反射型の赤外線カットフィルタと、
赤外線を検出する赤外線センサと、を有し、
前記赤外線カットフィルタが、前記可視光光源と前記投影レンズの間に配置され、
前記赤外線センサが、前記赤外線カットフィルタで折り返される前記投影レンズの仮想焦点付近に配置され、
前記可視光光源から出射された可視光は前記赤外線カットフィルタを透過して前記投影レンズに入射し、灯具前方から前記投影レンズを介して前記赤外線カットフィルタへ入射した赤外線は前記赤外線センサへ向けて反射されるように構成されている、車両用赤外線センサ内蔵灯具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記可視光光源から出射される可視光によって任意の配光パターンを形成するように前記可視光ユニットを制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記赤外線センサの出力に応じて前記可視光の配光パターンを変更する、請求項1に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。
【請求項3】
正面視で前記投影レンズと重ならない位置に赤外線を出射する赤外線光源が設けられた赤外線ユニットを有し、
前記赤外線センサは、前記赤外線光源から出射された赤外線の反射光を検出する、請求項1に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。
【請求項4】
前記赤外線光源から出射される赤外線によって任意の赤外線配光パターンを形成するように前記赤外線ユニットを制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記赤外線センサの出力に応じて前記赤外線の配光パターンを変更する、請求項3に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。
【請求項5】
前記赤外線ユニットは、外周面に複数の反射面を備え、回転位相に応じて灯具前方の異なる位置へ赤外線を反射させる回転リフレクタを有し、
前記赤外線ユニットは制御部によって制御され、
前記制御部は、前記赤外線光源の点灯タイミングと、前記回転リフレクタの回転位相とを制御することにより、灯具前方の任意の位置に向けて赤外線を出射するように構成されており、
前記赤外線センサは、赤外線の反射光の強度に応じた信号を出力する赤外線フォトダイオードであり、
前記制御部は、前記赤外線センサから取得した灯具前方の任意の位置に向けて出射された赤外線の反射光の強度に応じた信号に基づき、灯具前方の物体の有無および前記物体の位置情報を出力するように構成されている、請求項3に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。
【請求項6】
前記投影レンズは、前記可視光光源から出射された可視光を灯具前方へ出射させる第一レンズ部と、前記赤外線光源から出射された赤外線を灯具前方へ出射させる第二レンズ部を一体に有し、
前記可視光光源から出射された可視光が前記第二レンズ部へ直接入射することを防止し、前記赤外線光源から出射された赤外線が前記第一レンズ部へ直接入射することを防止する、遮光壁が設けられている、請求項3に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。
【請求項7】
前記制御部の出力が車両へ伝達される、請求項5に記載の車両用赤外線センサ内蔵灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車などの車両に用いられる車両用赤外線センサ内蔵灯具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1などにより暗視装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特開2014-127924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ある車両が赤外線により得られる画像を鮮明にしようとして赤外線を照射したりあるいは照射する赤外線の強度を高めることが行われる。ところが対向車や前走車などの他車両が自車両の前方に位置している場合、この他車両に赤外線を照射してしまうと強い強度で反射されてしまい、自車両の赤外線カメラの画像にハレーションが生じてしまう。このようにハレーションが生じてしまう場合には、赤外線カメラの感度を減じることにより、ハレーションの生じない画像を得ることができる。しかしながら、この場合に得られた赤外線カメラからの画像には、歩行者など反射強度の低い物体が撮影されていないことがある。
本発明は、赤外線カメラの画像にハレーションが生じることを抑制しつつ赤外線の反射強度の低い物体も検出可能な車両用赤外線灯具システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一側面に係る車両用赤外線灯具システムは、
赤外線カメラが搭載された車両に搭載される車両用赤外線灯具システムであって、
赤外線を出射する赤外線光源と、
前記赤外線光源から出射される赤外線を灯具前方へ出射させる光学部材と、
対向車または先行車他車両の位置情報を取得する他車両位置取得部と、
前記他車両位置取得部が取得した前記対向車または前記先行車の位置情報に基づき、前記対向車または前記先行車の少なくとも一部に赤外線の照射強度が他の領域の照射強度より低い減光領域が形成されるように、前記赤外線光源の点灯状態を制御する制御部と、備える。
【0006】
本発明によれば、赤外線カメラの画像にハレーションが生じることを抑制しつつ赤外線の反射強度の低い物体も検出可能な車両用赤外線灯具システムを提供することができる。
【0007】
本発明の一側面に係る車両用赤外線センサシステムは、
赤外線カメラと、赤外線センサとが搭載された車両に用いられる車両用赤外線センサシステムであって、
赤外線光源と、
前記赤外線光源から出射した赤外線を灯具前方へ出射させる光学部材と、
前記赤外線光源の点灯状態を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記赤外線光源を、前記赤外線カメラで撮像するのに適した第一モードと、前記赤外線センサでセンシングするのに適した第二モードとで駆動可能であり、
前記制御部は、前記赤外線センサの出力に応じて、前記第一モードによる駆動時に、赤外線の照射強度が他の領域よりも低い減光領域を設定する。
【0008】
本発明によれば、赤外線カメラと赤外線センサに適した光を共通の光源により出射可能な車両用赤外線センサシステムを提供することができる。
【0009】
本発明の一側面に係る車両用赤外線センサ内蔵灯具は、
可視光を出射する可視光光源を有する可視光ユニットと、
可視光を前方へ出射させる投影レンズと、
反射型の赤外線カットフィルタと、
赤外線を検出する赤外線センサと、を有し、
前記赤外線カットフィルタが、前記可視光光源と前記投影レンズの間に配置され、
前記赤外線センサが、前記赤外線カットフィルタで折り返される前記投影レンズの仮想焦点付近に配置され、
前記可視光光源から出射された可視光は前記赤外線カットフィルタを透過して前記投影レンズに入射し、灯具前方から前記投影レンズを介して前記赤外線カットフィルタへ入射した赤外線は前記赤外線センサへ向けて反射されるように構成されている。
【0010】
本発明によれば、車両の大型化・重量化を招きにくい、赤外線センサを有する車両用赤外線センサ内蔵灯具を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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