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公開番号2025163821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067363
出願日2024-04-18
発明の名称蓄電装置および車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/30 20210101AFI20251023BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】蓄電装置内に結露水が溜まり続けることを抑制する。
【解決手段】蓄電装置は、第1蓄電スタック110と、第1蓄電スタック110に対して間隔をあけて配置された第2蓄電スタック120と、アッパーカバー520とロアケースとを含み、第1蓄電スタック110と第2蓄電スタック120とを収容する収容ケースと、収容ケースに設けられた呼吸膜700と、を備える。蓄電装置には、第1方向に延びる空間S1が形成されている。空間S1は、第1蓄電スタック110と第2蓄電スタック120との間に位置するスタック間領域R1を少なくとも通る。呼吸膜700は、アッパーカバー520のうち空間S1の上方に設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置であって、
第1蓄電スタックと、
前記第1蓄電スタックに対して間隔をあけて配置された第2蓄電スタックと、
アッパーカバーとロアケースとを含み、前記第1蓄電スタックと前記第2蓄電スタックとを収容する収容ケースと、
前記収容ケースに設けられた呼吸膜と、を備え、
前記蓄電装置には、第1方向に延びる空間が形成され、
前記空間は、前記第1蓄電スタックと前記第2蓄電スタックとの間に位置するスタック間領域を少なくとも通り、
前記呼吸膜は、前記アッパーカバーのうち前記空間の上方に設けられた、蓄電装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記呼吸膜は、前記スタック間領域の上方に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記第1蓄電スタックには、前記第1蓄電スタックに電気的に接続された第1接続部材が接続されており、
前記第2蓄電スタックには、前記第2蓄電スタックに電気的に接続された第2接続部材が接続されており、
前記第1接続部材および前記第2接続部材は、前記スタック間領域に配置された、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記第1蓄電スタックおよび前記第2蓄電スタックの配列方向を第2方向とすると、
前記蓄電装置は、
前記第1方向に前記第1蓄電スタックと隣りあう位置に配置された第1ジャンクションボックスと、
前記第1方向に前記第2蓄電スタックと隣りあう位置に配置され、かつ、前記第2方向に前記第1ジャンクションボックスと隣りあう位置に配置された第2ジャンクションボックスと、をさらに備え、
前記第1ジャンクションボックスは、前記第1蓄電スタックに電気的に接続されており、
前記第2ジャンクションボックスは、前記第2蓄電スタックに電気的に接続されており、
前記空間は、前記第1ジャンクションボックスと前記第2ジャンクションボックスとの間に位置するボックス間領域を通り、
前記呼吸膜は、前記ボックス間領域の上方に設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれかに記載された蓄電装置を備えた車両であって、
前記呼吸膜は、前記車両のセンタートンネルの下方に配置された、車両。
【請求項6】
前記センタートンネルの少なくとも一方の端部には蓋が設けられた、請求項5に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置および当該蓄電装置を備えた車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、国際公開第2020/134054号(特許文献1)には、一方向に延びる空間の両サイドに複数の蓄電セルが並ぶ蓄電装置(電池パック)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/134054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、蓄電装置には、蓄電セルを冷却するための冷却器が設けられている。高温の蓄電セルが冷却されると、結露水が発生する。蓄電装置内に結露水が溜まり続けると、互いに隣り合う蓄電セルが短絡する等の不具合が生じる。そのため、蓄電装置内に結露水が溜まり続けることを抑制することが求められている。
【0005】
本開示は、蓄電装置内に結露水が溜まり続けることを抑制することを一つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に従う蓄電装置は、第1蓄電スタックと、第1蓄電スタックに対して間隔をあけて配置された第2蓄電スタックと、アッパーカバーとロアケースとを含み、第1蓄電スタックと第2蓄電スタックとを収容する収容ケースと、収容ケースに設けられた呼吸膜と、を備える。蓄電装置には、第1方向に延びる空間が形成されている。当該空間は、第1蓄電スタックと第2蓄電スタックとの間に位置するスタック間領域を少なくとも通る。呼吸膜は、アッパーカバーのうち当該空間の上方に設けられている。
【0007】
好ましくは、呼吸膜は、スタック間領域の上方に設けられている。
【0008】
好ましくは、第1蓄電スタックには、第1蓄電スタックに電気的に接続された第1接続部材が接続されている。第2蓄電スタックには、第2蓄電スタックに電気的に接続された第2接続部材が接続されている。第1接続部材および第2接続部材は、スタック間領域に配置されている。
【0009】
好ましくは、第1蓄電スタックおよび第2蓄電スタックの配列方向を第2方向とすると、蓄電装置は、第1方向に第1蓄電スタックと隣りあう位置に配置された第1ジャンクションボックスと、第1方向に第2蓄電スタックと隣りあう位置に配置され、かつ、第2方向に第1ジャンクションボックスと隣りあう位置に配置された第2ジャンクションボックスと、をさらに備える。第1ジャンクションボックスは、第1蓄電スタックに電気的に接続されている。第2ジャンクションボックスは、第2蓄電スタックに電気的に接続されている。上述の空間は、第1ジャンクションボックスと第2ジャンクションボックスとの間に位置するボックス間領域を通る。呼吸膜は、ボックス間領域の上方に設けられている。
【0010】
本開示の他の局面に従う車両は、上記蓄電装置を備える。呼吸膜は、車両のセンタートンネルの下方に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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