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公開番号
2025163497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066804
出願日
2024-04-17
発明の名称
衣類処理装置
出願人
東芝ライフスタイル株式会社
代理人
弁理士法人サトー
主分類
D06F
39/08 20060101AFI20251022BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】本実施形態は、経路構造の複雑化や噴射される水の勢いの低下を回避しつつ、循環経路および洗浄経路の双方を備えることができるようにした衣類処理装置を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を出し入れするための外側開口部を有する外箱と、衣類を出し入れするための内側開口部を有する衣類収容槽と、前記外側開口部と前記内側開口部を接続する接続部材と、前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射する第1噴射経路と、前記接続部材の内面に向けて水を噴射する第2噴射経路と、を備え、前記第1噴射経路と前記第2噴射経路は、少なくとも一部が前記衣類収容槽の軸方向に沿って立体交差している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
衣類を出し入れするための外側開口部を有する外箱と、
衣類を出し入れするための内側開口部を有する衣類収容槽と、
前記外側開口部と前記内側開口部を接続する接続部材と、
前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射する第1噴射経路と、
前記接続部材の内面に向けて水を噴射する第2噴射経路と、
を備え、
前記第1噴射経路と前記第2噴射経路は、少なくとも一部が前記衣類収容槽の軸方向に沿って立体交差している衣類処理装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記第1噴射経路は、前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射するノズル部として、前記第1噴射経路の下流部に設けられている下流側ノズル部と、前記下流側ノズル部よりも上流部に設けられている上流側ノズル部と、を有しており、
前記第2噴射経路は、前記下流側ノズル部と立体交差している請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記第2噴射経路は、前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射する前記第1噴射経路の先端部と立体交差している請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記第1噴射経路は、前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射する複数のノズル部を有しており、
複数の前記ノズル部のうち前記第2噴射経路と立体交差するノズル部の流路の幅は、複数の前記ノズル部のうち前記第2噴射経路と立体交差しないノズル部の流路の幅よりも広い請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項5】
前記第1噴射経路と前記第2噴射経路は、立体交差する部分が段差の無い非段差形状となっている請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項6】
前記第2噴射経路は、前記接続部材の内面に向けて水を噴射する出水口を有しており、
前記出水口は、前記衣類収容槽の左右方向における外側に向かって開口している請求項1に記載の衣類処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているドラム式洗濯機は、衣類を処理する衣類処理装置の一例である。このドラム式洗濯機は、水槽内の水を循環させる循環経路を備え、この循環経路を通して循環させた水を水槽内にシャワー状に噴射可能に構成されている。
【0003】
また、例えば特許文献2に開示されているドラム式洗濯機も、衣類を処理する衣類処理装置の一例である。このドラム式洗濯機は、外箱の開口部と水槽の開口部により、衣類を出し入れするための衣類出入口を構成している。そして、このドラム式洗濯機は、外箱の開口部と水槽の開口部をベローズにより水密に接続している。そして、このドラム式洗濯機は、ベローズの内周面に向けて水を噴射して当該ベローズを洗浄する洗浄経路を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-56113号公報
特開2013-85850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、1つの洗濯機に上述した循環経路および洗浄経路の双方を備えようとすると、一方の経路を他方の経路を避けるようにして配置しなければならず、経路構造が複雑化するという課題がある。また、例えば洗浄経路を避けるように循環経路を複数に分割することにより、循環経路および洗浄経路の双方を備えることが考えられる。しかしながら、このような循環経路を複数に分割する構成では、循環ポンプから圧送される水が複数の循環経路に分散されてしまうため、それぞれの循環経路から噴射される水の勢いが低下するという課題がある。
【0006】
そこで、本実施形態は、経路構造の複雑化や噴射される水の勢いの低下を回避しつつ、循環経路および洗浄経路の双方を備えることができるようにした衣類処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係る衣類処理装置は、衣類を出し入れするための外側開口部を有する外箱と、衣類を出し入れするための内側開口部を有する衣類収容槽と、前記外側開口部と前記内側開口部を接続する接続部材と、前記衣類処理槽の内部に向けて水を噴射する第1噴射経路と、前記接続部材の内面に向けて水を噴射する第2噴射経路と、を備え、前記第1噴射経路と前記第2噴射経路は、少なくとも一部が前記衣類収容槽の軸方向に沿って立体交差している。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る洗濯機の構成例を概略的に示す縦断側面図
本実施形態に係る水槽カバーの構成例を概略的に示す背面図
本実施形態に係る水槽カバーの構成例を概略的に示す斜視図
本実施形態に係る循環経路およびベローズ洗浄経路の構成例を概略的に示す背面図
本実施形態に係る循環経路およびベローズ洗浄経路が立体交差する部分の構成例を概略的に示す縦断側面図
本実施形態に係る出水口およびその周辺部分の構成例を概略的に示す正面図
本実施形態に係る出水口およびその周辺部分の構成例を概略的に示す横断平面図
本実施形態の変形例に係る循環経路およびベローズ洗浄経路の構成例を概略的に示す背面図(その1)
本実施形態の変形例に係る循環経路およびベローズ洗浄経路の構成例を概略的に示す背面図(その2)
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、衣類処理装置に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に例示する洗濯機1は、衣類に所定の処理、この場合、少なくとも、衣類を洗う洗い処理、衣類をすすぐすすぎ処理、衣類を脱水する脱水処理を施すことが可能な衣類処理装置の一例である。洗濯機1は、回転槽の回転中心軸が水平方向あるいは水平方向に対して傾斜する方向に延びる、いわゆる横軸型のドラム式洗濯機である。
【0010】
洗濯機1は、その外郭を構成する矩形箱状の外箱2の内部に水槽3を備えている。水槽3は、衣類が収容される衣類収容槽の一例であり、例えば図示しないサスペンションなどによって弾性的に支持されている。水槽3は、概ね円筒状をなすとともに、その周壁面および背面が閉塞されており、内部に水を溜めることが可能である。水槽3の前部には、概ね円形状の水槽カバー4が取り付けられている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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