特許ウォッチ

公開番号2025131180
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028750
出願日2024-02-28
発明の名称洗濯機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 39/02 20060101AFI20250902BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】簡素な構造で液剤の残量に関する情報を提示する洗濯機を提供する。
【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給される液剤が貯留される液剤タンクと、液剤タンクに貯留される液剤に対して浮力を有する浮き部と、浮き部の昇降に応じて回転する可動部と、浮き部と可動部を物理的に接続するアームと、可動部を視認可能にする窓と、を備え、可動部は、窓に対して相対的に回転する。
【選択図】図6B
特許請求の範囲【請求項１】
洗濯槽と、
前記洗濯槽に供給される液剤が貯留される液剤タンクと、
前記液剤タンクに貯留される液剤に対して浮力を有する浮き部と、
前記浮き部の昇降に応じて回転する可動部と、
前記浮き部と前記可動部を物理的に接続するアームと、
前記可動部を視認可能にする窓と、を備え、
前記可動部は、前記窓に対して相対的に回転する、洗濯機。
続きを表示（約 810 文字）【請求項２】
前記可動部は、前記液剤タンクの上部に位置する回転軸周りで回転可能であって、
前記窓は、前記液剤タンクの上部に設けられている、請求項１に記載の洗濯機。
【請求項３】
前記可動部は、所定の回転角度において表示を有する、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項４】
前記可動部は、前記回転軸周りに、第１周面と、前記第１周面に隣接した第２周面とを有し、
前記可動部の回転量が所定量以下であると、前記第１周面が前記窓と重なり、前記可動部の回転量が所定量を超えると、前記第２周面が前記窓と重なる、請求項２に記載の洗濯機。
【請求項５】
前記第１周面と前記第２周面とは、異なる色を有する、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項６】
前記第１周面と前記第２周面のそれぞれは、前記回転軸に対して、前記回転軸が延びる軸方向と交差する径方向に間隔を有する、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項７】
前記可動部は、前記第１周面を形成する第１壁部と、前記第１壁部に隣接し、前記第２周面を形成する第２壁部とを有し、
前記回転軸が延びる軸方向と交差する径方向から見たときに、前記第１壁部の端部は、隣接する前記第２壁部の端部と重なる、請求項４に記載の洗濯機。
【請求項８】
前記軸方向から見たときに、前記第１壁部の端部は、第１段差を形成し、
前記軸方向から見たときに、前記第２壁部の端部は、前記第１段差と面する第２段差を形成する、請求項７に記載の洗濯機。
【請求項９】
前記第１壁部と前記第２壁部とは、別部材で形成される、請求項７に記載の洗濯機。
【請求項１０】
前記第２壁部と前記回転軸は、ローラ部材で形成される、請求項９に記載の洗濯機。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
例えば、特許文献１には、洗濯槽と、液剤タンクと、液剤タンク内の液剤を洗濯槽内へ供給するポンプユニットと、液剤タンク内の液剤の残量を検知する残量検知手段とを有する洗濯機が開示されている。
【０００３】
特許文献１に記載された洗濯機における残量検知手段は、液剤に浮遊するフロートと、フロートを検出するリニアホール素子とを有する。フロートは、液剤タンクの蓋に回動可能に設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１９－３７７２１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１では、残量検知手段がリニアホール素子を有するため、残量検知手段の構造が高価になりやすい。そこで、残量検知手段の簡素化が求められている。
【０００６】
本開示の目的は、上記課題を解決することにあり、自動投入機能を有する洗濯機において、簡素な構造で液剤の残量に関する情報を提示することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給される液剤が貯留される液剤タンクと、液剤タンクに貯留される液剤に対して浮力を有する浮き部と、浮き部の昇降に応じて回転する可動部と、浮き部と可動部を物理的に接続するアームと、可動部を視認可能にする窓と、を備え、可動部は、窓に対して相対的に回転する。
【０００８】
本開示の一態様の洗浄装置は、収容槽と、収容槽に供給される液剤が貯留される液剤タンクと、液剤タンクに貯留される液剤に対して浮力を有する浮き部と、浮き部の昇降に応じて回転する可動部と、浮き部と可動部を物理的に接続するアームと、可動部を視認可能にする窓と、を備え、可動部は、窓に対して相対的に回転する。
【０００９】
本開示の一態様の液剤タンクは、液剤を貯留する液剤タンクであって、貯留される液剤に対して浮力を有する浮き部と、浮き部の昇降に応じて回転する可動部と、浮き部と可動部を物理的に接続するアームと、可動部を視認可能にする窓と、を備え、可動部は、窓に対して相対的に回転する。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、自動投入機能を有する洗濯機において、簡単な構造で液剤の残量に関する情報を提示する洗濯機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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