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公開番号
2025163116
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-28
出願番号
2025127583,2024504589
出願日
2025-07-30,2022-07-29
発明の名称
モバイル機器、ネットワークノード、モバイル機器における方法及びネットワークノードにおける方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
24/04 20090101AFI20251021BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】非地上ネットワーク(NTN)セルの断続的な利用可能性により、一部のユーザ機器(UE)がかなりの時間にわたってカバレッジから外れる場合の問題を解決/軽減する方法及び装置を提供する。
【解決手段】NTNを介して通信するためのUEよる方法は、UEが非地上ネットワークのカバレッジ内かカバレッジ外かを決定する手段と、決定に基づいてネットワークノードに非地上ネットワークのカバレッジ損失による非地上ネットワークの利用不可期間を設定するための支援情報を送信する手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モバイル機器であって、
当該モバイル機器が非地上ネットワークのカバレッジ内かカバレッジ外かを決定する手段と、
ネットワークノードに、前記決定に基づいて前記非地上ネットワークのカバレッジ損失による当該非地上ネットワークの利用不可期間を設定するための支援情報を送信する手段と、
を備える、モバイル機器。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記支援情報は前記非地上ネットワークのカバレッジに対応する期間を示す情報を含む、
請求項1に記載のモバイル機器。
【請求項3】
前記支援情報は非アクセス構成(Non-Access Stratum: NAS)メッセージで送信される、
請求項1または2に記載のモバイル機器。
【請求項4】
前記ネットワークノードから、前記非地上ネットワークに特有のタイマ値を示す情報を受信する手段と、
前記タイマ値を使ってデータ通信を制御する手段と、
を備える、請求項1または2に記載のモバイル機器。
【請求項5】
前記タイマ値の満了に応じてメッセージを送信する手段を備える、
請求項4に記載のモバイル機器。
【請求項6】
ネットワークノードであって、
モバイル機器から、前記モバイル機器が非地上ネットワークのカバレッジ内かカバレッジ外かの決定に基づいて前記非地上ネットワークのカバレッジ損失による当該非地上ネットワークの利用不可期間を設定するための支援情報を受信する手段と、
当該支援情報に基づいて前記非地上ネットワークの利用不可期間を設定する手段と、
を備える、ネットワークノード。
【請求項7】
モバイル機器における方法であって、
当該モバイル機器が非地上ネットワークのカバレッジ内かカバレッジ外かを決定することと、
ネットワークノードに、前記決定に基づいて前記非地上ネットワークのカバレッジ損失による当該非地上ネットワークの利用不可期間を設定するための支援情報を送信することと、
を含む、モバイル機器における方法。
【請求項8】
ネットワークノードにおける方法であって、
モバイル機器から、前記モバイル機器が非地上ネットワークのカバレッジ内かカバレッジ外かの決定に基づいて前記非地上ネットワークのカバレッジ損失による当該非地上ネットワークの利用不可期間を設定するための支援情報を受信することと、
当該支援情報に基づいて前記非地上ネットワークの利用不可期間を設定することと、
を含む、ネットワークノードにおける方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project; 3GPP)標準またはその同等物もしくは派生に従って動作する無線通信システムおよびそのデバイスに関する。本開示は、いわゆるロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution; LTE)システム(「4G」)、または、航空機または宇宙搭載のネットワークノードを含む非地上部分を使用する「次世代」(「5G」)システム」におけるモノのインターネット(Internet of Things; IoT)デバイスの省電力強化に関する改善に特に関連するが、これに限定されるものではない。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP標準では、NodeB(またはLTEの「eNB」、5Gの「gNB」)は、通信デバイスがコアネットワークに接続する際に経由する基地局であり、他の通信デバイスまたはリモートサーバと通信する。通信装置は、例えば、携帯電話、スマートフォン、スマートウォッチ、携帯情報端末、ラップトップ/タブレットコンピュータ、ウェブブラウザ、電子書籍リーダーなどの移動通信装置であってもよい。エンドユーザー通信デバイス(End-user communication devices)は一般にユーザ機器(User Equipment; UE)と呼ばれ、人間によって操作されるか、自動デバイスで構成される。
このようなモバイル(または一般的には固定)デバイスは通常、ユーザによって操作される(したがって、これらは集合的にユーザ機器、「UE」と呼ばれることが多い)が、ネットワークに接続するためにIoTデバイスや同様のマシンタイプコミュニケーション(Machine Type Communication; MTC)デバイスに接続することも可能である。簡単にするために、本出願では、そのような基地局を指すのに基地局という用語を使用し、そのような通信デバイスを指すのにモバイルデバイスまたはUEという用語を使用する。
【0003】
3GPP標準の最新開発は、MTC、IoT/産業用IoT(Industrial IoT; IIoT)通信、車両通信と自動運転車、高解像度ビデオストリーミング、スマートシティサービスおよび/または同様のものなどのさまざまなアプリケーションとサービスをサポートすると予想される進化する通信技術をカバーしている。
【0004】
MTCデバイスの拡張サポートを提供するために、3GPPはリリース12で「eMTC」(enhanced MTC; 拡張MTC)UEカテゴリを導入し、第1の低複雑性UEカテゴリ0(Cat-0)を規定した。Cat-0は、1Mbpsの低減されたピークデータレート、単一アンテナ、および半二重周波数分割二重(Half Duplex Frequency Division Duplex; HD FDD)動作をサポートする。
3GPPリリース13では、いわゆる「Cat-M1」UEのサポートが導入された。これにより、送受信帯域幅が1.08MHzに減少し、23dBmに加えて20dBmパワークラスのより低いUE電力クラスが導入されたため、さらなるコスト削減が可能になる。Cat-M1 UEは狭帯域(Narrowband; NB)で動作し、カバレッジ拡張(Coverage Enhanced; CE)動作もサポートする場合がある。LTEリリース14および15では、新しいUEカテゴリCat-M2が5MHzの送受信帯域幅で指定された。
【0005】
リリース13では、3GPPは合計ベースバンド帯域幅が180kHzの狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)UEでの動作を開始した。NB-IoTは、(UEが特定の信号およびチャネルが送信されると想定する場合における)アンカーキャリアおよび(そのような信号およびチャネルが送信されると想定されない場合における)非アンカーキャリアでの動作をサポートする。eMTCと同様に、NB-IoTは増加させた取得時間及び時間の繰り返しを利用して、システムカバレッジを拡張する。ただし、MTCとは異なり、NB-IoTは接続モードでの測定レポートとハンドオーバーをサポートしていない。
【0006】
3GPPは、衛星と地上の統合ネットワークインフラストラクチャの仕様化にも取り組んでいる。たとえば、3GPPテクニカルレポート(Technical Report; TR)36.763 V17.0.0は、リリース17での非地上ネットワーク向けの狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)/拡張マシンタイプコミュニケーション(eMTC)サポートに関する調査である。非地上ネットワーク(Non-Terrestrial Networks; NTN)という用語は、送信に航空機または宇宙飛行体を使用するネットワーク、またはネットワークのセグメントを指す。衛星とは、静止地球軌道(Geostationary Earth Orbit; GEO)または低地球軌道(Low Earth Orbits; LEO)、中地球軌道(Medium Earth Orbits; MEO)、高楕円軌道(Highly Elliptical Orbits; HEO)などの非静止地球軌道(Non-Geostationary Earth Orbit; NGEO)にある宇宙飛行体を指す。航空機とは、無人航空機システム(Unmanned Aircraft Systems; UAS)を含む高高度プラットフォーム(High Altitude Platform; HAP)を指す。これには、繋留されたUAS、航空機より軽いUAS、および航空より重いUASが含まれる。これらはすべて、通常8~50kmの高度で準静止して動作する。
【0007】
3GPP TR38.811 V15.4.0は、このような非地上ネットワークをサポートする新しい無線に関する研究である。この調査には、特に、NTN展開シナリオと関連システムパラメータ(アーキテクチャ、高度(Altitude)、軌道(Orbit)など)、および非地上ネットワーク用の3GPPチャネルモデルの適応(伝播条件、モビリティなど)の説明が含まれる。3GPP TR38.821 V16.1.0には、NTNに関する詳細が記載されている。
【0008】
NTNアクセスには、通常、(特に)次の要素が含まれる。
-NTN端末:3GPP UE、または衛星が3GPP UEに直接サービスを提供しない場合、衛星システムに固有の端末を指す場合がある。
-ユーザ機器と宇宙/航空プラットフォーム間の無線リンクを指すサービスリンク(地上ベースの無線アクセスネットワーク(Radio Access Network; RAN)との無線リンクに追加される場合がある)。
-宇宙または空中プラットフォーム。
-衛星または航空アクセスネットワークをコアネットワークに接続するゲートウェイ(「NTNゲートウェイ」)。ゲートウェイは、基地局と同じ場所に設置される可能性が高いことが理解されるであろう。
-ゲートウェイと宇宙/航空プラットフォーム間の無線リンクを指すフィーダリンク。
【0009】
衛星または航空機は、所定のエリア上に複数のビームを生成して、それぞれのNTNセルを提供する場合がある。ビームは、地球の表面上に通常は楕円形のフットプリントを持つ。
【0010】
3GPPは、次の3種類のNTNビームまたはセルをサポートする予定である。
-常に同じ地理的領域をカバーするビームを特徴とする地球固定セル(例:GEO衛星やHigh Altitude Platform Station; HAPS)。
-有限期間中は1つの地理的エリアをカバーし、別の期間では異なる地理的エリアをカバーするビームによって特徴付けられる準地球固定セル(例:ステアリング可能なビームを生成するNGEO衛星)。
-ある瞬間には1つの地理的エリアをカバーし、別の瞬間には別の地理的エリアをカバーするビームによって特徴付けられる地球移動セル(例:固定ビームまたはステアリング不能ビームを生成するNGEO衛星)。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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