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公開番号
2025162477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065817
出願日
2024-04-15
発明の名称
変圧器
出願人
株式会社日立産機システム
代理人
青稜弁理士法人
主分類
H01F
27/245 20060101AFI20251020BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ユニコアを用いた変圧器の生産性を向上する。
【解決手段】
変圧器において、ユニコアを有し、前記ユニコアの最内周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、前記最内周ブロックの外側の突合せ部は、ユニコアの脚部で2か所である変圧器。
【選択図】 図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
変圧器において、ユニコアを有し、前記ユニコアの最内周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、前記最内周ブロックの外側の突合せ部は、ユニコアの脚部で2か所である変圧器。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
変圧器において、ユニコアを有し、前記ユニコアの最外周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、前記最外周ブロックの内側の突合せ部は、ユニコアの脚部で2か所である変圧器。
【請求項3】
請求項1記載の変圧器において、前記ユニコアの最外周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所である変圧器。
【請求項4】
請求項2記載の変圧器において、前記ユニコアの最内周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所である変圧器。
【請求項5】
請求項3あるいは請求項4記載の変圧器において、前記最内周ブロックの突合せ部と、前記最外周ブロックの突合せ部は、一方が前記ヨーク部の上側に、他方が前記ヨーク部の下側に配置された変圧器。
【請求項6】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の変圧器において、前記変圧器は2つの内鉄心および1つの外鉄心を有する三相変圧器である変圧器。
【請求項7】
請求項5記載の変圧器において、前記変圧器は2つの内鉄心および1つの外鉄心を有する三相変圧器である変圧器。
【請求項8】
請求項6記載の変圧器において、前記2つの内鉄心および1つの外鉄心は、それぞれ、前記最内周ブロックの突合せ部と前記最外周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、それ以外のブロックは脚部で2か所である変圧器。
【請求項9】
請求項7記載の変圧器において、前記2つの内鉄心および1つの外鉄心は、それぞれ、前記最内周ブロックの突合せ部と前記最外周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、それ以外のブロックは脚部で2か所である変圧器。
【請求項10】
変圧器用のユニコアにおいて、前記ユニコアの最内周ブロックの突合せ部がヨーク部1か所であり、前記最内周ブロックの外側のブロックの突合せ部は脚部2か所であるユニコア。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は変圧器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
交流電力の電圧を変える変圧器は鉄心、コイル、これらを保持し変圧器を剛体とするための金具等により構成される。このうち鉄心は巻鉄心と積鉄心に大別される。巻鉄心は通常、厚さが0.20~0.35mmの薄い電磁鋼板を直線部とR部からなる形状に巻き重ねて、ある一定の積厚とし、積厚が分かる方向から見た場合に中空の略矩形、すなわち「ロ」の時の角部が丸まった形として構成している。
【0003】
このR部には歪が生じ損失悪化を招くため、通常の巻鉄心は歪取焼鈍処理を行う。これに対してユニコアと称する構造は、R部の代わりに、直線状の折り曲げで角部を構成する。このため、通常の巻鉄心のR部に位置する箇所が90℃で一回曲げ、45℃で二回曲げ、30℃で三回曲げ等、曲げ加工により歪を局所的として損失の悪化を最小限に止め焼鈍処理を不要とする。これにより、焼鈍処理に掛かる炉の電力消費を抑え、環境負荷低減が見込める巻鉄心構造の一つである。
【0004】
このような構造のユニコアは、機械により電磁鋼板一枚毎に複数回の曲げ加工と1回の切断を行い、作業者の手で成形された電磁鋼板一枚毎に積み重ねて製作する。そのため、たとえ焼鈍不要であっても、高速で切断後に巻きまわして所定の積厚となったあとに内側に矩形の治具を入れ込み焼鈍して形作る通常の巻鉄心の製造工程と比べて、鉄心製造リードタイムが長い。またユニコアは、焼鈍しない場合に同一鋼種の電磁鋼板で構成した通常の巻鉄心と比較した場合は損失も大きくなる。以上のことからユニコアは日本ではほとんど普及していない。
【0005】
ユニコアを開示する公知例として、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-70241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ユニコアも焼鈍を必要としないため、焼鈍が必要な通常の巻鉄心と比べて更なる低損失化を実現しうる可能性を秘めている。
【0008】
このユニコアの接合箇所は1か所もしくは2か所が一般的である。特許文献1では、図4に接合個所が1か所、図5に接合個所2か所の場合を開示する。
【0009】
接合箇所が1か所のユニコアは、2か所接合のユニコアに比べて鉄心特性が良好である。しかし、接合箇所を開放して鉄心の一部すなわち電磁鋼板複数枚をコイルに入れ込む作業において、曲げ加工部のバックテンションがあることから作業性が悪く、曲げ加工部がまっすぐになる方向に力が働くため鉄心特性が通常の巻鉄心と比べて悪くなる。
【0010】
一方、接合箇所が2か所のユニコアは、1か所接合のユニコアに比べて組立生産性が良好である。しかし、ユニコアの突合せ部の状況は鉄心特性に大きく影響するため、確実に接合がされていることが重要であるが、突合せ部は変圧器のコイルに隠れる位置となり、確認が出来ない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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