TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025162016
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-27
出願番号
2024065092
出願日
2024-04-15
発明の名称
異常検出システム、異常検出装置、異常検出方法及びプログラム
出願人
NTTドコモビジネス株式会社
,
アクセリア株式会社
,
アドバリーシステム株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
A01K
29/00 20060101AFI20251020BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】より安価な方法で動物の異常を検出すること。
【解決手段】動物に取り付けられ、電波を送出する1台以上の電波送信デバイスと、動物が行動を行う場所、又は、動物に対して行動を行う場所に設けられ、1台以上の電波送信デバイスから送出された電波を受信し、受信した電波の電波強度を計測する1台以上の電波受信デバイスと、1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された電波強度と、電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出する異常検出部と、異常検出部によって検出された動物を特定可能な情報を提供する提供部と、を備える異常検出システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
動物に取り付けられ、電波を送出する1台以上の電波送信デバイスと、
前記動物が行動を行う場所、又は、前記動物に対して行動を行う場所に設けられ、前記1台以上の電波送信デバイスから送出された前記電波を受信し、受信した前記電波の電波強度を計測する1台以上の電波受信デバイスと、
前記1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された前記電波強度と、前記電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出する異常検出部と、
前記異常検出部によって検出された前記動物を特定可能な情報を提供する提供部と、
を備える異常検出システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記異常検出部は、
前記電波強度の値に応じて前記動物が位置するエリアを推定し、推定した前記エリアと前記時刻情報との組み合わせに基づいて前記異常条件のうちいずれかの条件を満たすか否かを判定する、
請求項1に記載の異常検出システム。
【請求項3】
前記異常検出部は、
複数の電波受信デバイスの設置間隔が所定の範囲内である場合、前記複数の電波受信デバイスそれぞれで計測された電波強度の値に応じて前記動物が位置するエリアを推定する、
請求項2に記載の異常検出システム。
【請求項4】
前記異常検出部は、
前記電波強度の値に応じて、前記動物が位置するエリアを異なる範囲で推定する、
請求項2又は3に記載の異常検出システム。
【請求項5】
前記提供部は、
前記1台以上の電波送信デバイスにおいて視認可能なアラートを発生させる第1方法、前記1台以上の電波受信デバイスにおいて視認可能なアラートを発生させる第2方法、又は、前記異常検出部によって検出された前記動物の位置を表示部の画面上に表示させる第3方法の少なくともいずれかを行うことによって、前記異常検出部によって検出された前記動物を特定可能な情報を提供する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の異常検出システム。
【請求項6】
前記提供部は、
前記第3方法を行う場合、前記特定可能な情報として、前記異常検出部によって検出された前記動物のある時間帯における移動軌跡、又は、第1の地点から第2の地点までの移動をアニメーションで表示可能な情報を前記表示部に提供する、
請求項5に記載の異常検出システム。
【請求項7】
前記1台以上の電波送信デバイスは、省電力の無線通信規格により前記1台以上の電波受信デバイスとの間で無線通信を行う、
請求項1から3のいずれか一項に記載の異常検出システム。
【請求項8】
動物が行動を行う場所、又は、動物に対して行動を行う場所に設けられ、動物に取り付けられて電波を送出する1台以上の電波送信デバイスから送出された前記電波を受信し、受信した前記電波の電波強度を計測する1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された前記電波強度と、前記電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出する異常検出部と、
前記異常検出部によって検出された前記動物を特定可能な情報を提供する提供部と、
を備える異常検出装置。
【請求項9】
1台以上の電波送信デバイスが、動物に取り付けられて電波を送出し、
1台以上の電波受信デバイスが、前記動物が行動を行う場所、又は、前記動物に対して行動を行う場所に設けられ、前記1台以上の電波送信デバイスから送出された前記電波を受信し、受信した前記電波の電波強度を計測し、
前記1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された前記電波強度と、前記電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出し、
検出した前記動物を特定可能な情報を提供する、
異常検出方法。
【請求項10】
動物が行動を行う場所、又は、動物に対して行動を行う場所に設けられ、動物に取り付けられて電波を送出する1台以上の電波送信デバイスから送出された前記電波を受信し、受信した前記電波の電波強度を計測する1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された前記電波強度と、前記電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出する異常検出ステップと、
前記異常検出ステップにおいて検出された前記動物を特定可能な情報を提供する提供ステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、異常検出システム、異常検出装置、異常検出方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、行動推定の対象となる動物である推定対象動物の行動を推定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載技術では、推定対象動物が撮影された画像データから、推定対象動物の外観から視認できる特徴点と、推定対象動物の外観から視認できない特徴点を検出し、検出した複数種類の特徴点の位置に基づいて推定対象動物の行動を推定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-141876号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動物の行動を把握することは、動物の病気を未然に防ぐために非常に重要である。例えば、病気にかかっている動物、又は、病気にかかりそうな動物等は異常な行動を示すことが考えられる。そのため、動物の行動を把握するために上述した手法を用いることが考えられるが、一般的にカメラで撮影された画像データを用いることが多い。そのため、推定対象動物が多く、推定対象動物が移動する場所が広い場合には、全てを網羅するために多くのカメラを設置する必要がある。そのため、システムのコストが増大してしまうという問題があった。
【0005】
上記事情に鑑み、本発明は、より安価な方法で動物の異常を検出することができる技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、動物に取り付けられ、電波を送出する1台以上の電波送信デバイスと、前記動物が行動を行う場所、又は、前記動物に対して行動を行う場所に設けられ、前記1台以上の電波送信デバイスから送出された前記電波を受信し、受信した前記電波の電波強度を計測する1台以上の電波受信デバイスと、前記1台以上の電波受信デバイスそれぞれで計測された前記電波強度と、前記電波が受信された時刻を表す時刻情報とに基づいて、異常とみなす複数の条件が定義された異常条件のうちいずれかの条件が満たされた場合に、いずれかの条件を満たした動物を検出する異常検出部と、前記異常検出部によって検出された前記動物を特定可能な情報を提供する提供部と、を備える異常検出システムである。
【0007】
本発明の一態様は、上記の情報提供システムであって、前記異常検出部は、前記電波強度の値に応じて前記動物が位置するエリアを推定し、推定した前記エリアと前記時刻情報との組み合わせに基づいて前記異常条件のうちいずれかの条件を満たすか否かを判定する。
【0008】
本発明の一態様は、上記の情報提供システムであって、前記異常検出部は、複数の電波受信デバイスの設置間隔が所定の範囲内である場合、前記複数の電波受信デバイスそれぞれで計測された電波強度の値に応じて前記動物が位置するエリアを推定する。
【0009】
本発明の一態様は、上記の情報提供システムであって、前記異常検出部は、前記電波強度の値に応じて、前記動物が位置するエリアを異なる範囲で推定する。
【0010】
本発明の一態様は、上記の情報提供システムであって、前記提供部は、前記1台以上の電波送信デバイスにおいて視認可能なアラートを発生させる第1方法、前記1台以上の電波受信デバイスにおいて視認可能なアラートを発生させる第2方法、又は、前記異常検出部によって検出された前記動物の位置を表示部の画面上に表示させる第3方法の少なくともいずれかを行うことによって、前記異常検出部によって検出された前記動物を特定可能な情報を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
草刈り鋏
19日前
個人
蠅捕獲器
15日前
個人
刈込鋏保持具
1か月前
個人
蜜蜂保護装置
6日前
個人
草刈機用回転刃
15日前
個人
種子の製造方法
12日前
株式会社丹勝
緑化工法
1か月前
個人
昆虫捕集器
12日前
井関農機株式会社
作業車両
27日前
井関農機株式会社
作業車両
27日前
個人
四足動物用装着具
20日前
株式会社ナベル
表示システム
1日前
個人
餌付き針の餌取り防止具
1日前
大栄工業株式会社
捕獲器
27日前
みのる産業株式会社
除草機
1日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
株式会社オーツボ
海苔箱船
19日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
15日前
みのる産業株式会社
除草機
1日前
松山株式会社
農作業機
1か月前
松山株式会社
草刈作業機
6日前
トヨタ自動車株式会社
育苗装置
1か月前
スガノ農機株式会社
圃場作業装置
1か月前
みのる産業株式会社
茎葉処理装置
21日前
株式会社小川農具製作所
穴明け装置
28日前
株式会社三生
足括り罠
8日前
株式会社デンソー
農業用装置
29日前
株式会社スズテック
播種装置
19日前
井関農機株式会社
コンバイン
1か月前
グローブライド株式会社
釣竿
27日前
グローブライド株式会社
釣竿
28日前
グローブライド株式会社
釣用のルアー
29日前
アイミット株式会社
爪とぎ器具
12日前
グローブライド株式会社
魚釣用リール
26日前
株式会社クボタ
移植機
20日前
続きを見る
他の特許を見る