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公開番号2025161449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064634
出願日2024-04-12
発明の名称動物忌避用定量噴射型エアゾール製品及び動物忌避方法
出願人フマキラー株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類A01N 31/16 20060101AFI20251017BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】溶剤によるべたつきが殆どなく、狭い隙間に噴射した際に噴射剤が高い濃度で残留することもなく、かつ高い動物忌避効果を示す動物用定量噴射型エアゾール製品を提供する。
【解決手段】動物忌避成分と、溶剤と、噴射剤とが定量噴射バルブを備えたエアゾール容器2に収容されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動物忌避成分と、溶剤と、噴射剤とが定量噴射バルブを備えたエアゾール容器に収容されている、動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
液ガス比が70/30~1/99の範囲である、請求項1に記載の動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
【請求項3】
噴射口から50cm離れた所での平均粒子径(D50)が5μm以上である、請求項1に記載の動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
【請求項4】
動物忌避成分がフェノール類である、請求項1に記載の動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
【請求項5】
前記フェノール類は、グアイヤコール、3-メトキシフェノール、4-エチルグアイヤコール、フェノール、クレオソール、о-クレゾール、m-クレゾール、p-クレゾールから選ばれる1つ以上である、請求項4に記載の動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
【請求項6】
定量噴射バルブによる1回あたりの噴射量が0.1ml以上とされている、請求項1に記載の動物忌避用定量噴射型エアゾール製品。
【請求項7】
動物忌避成分と、溶剤と、噴射剤とを、定量噴射バルブを備えたエアゾール容器に収容し、
前記エアゾール容器の噴射ボタンを1回操作することにより、前記噴射剤によって前記エアゾール容器から前記動物忌避成分と前記溶剤とを一定量だけ噴射し、噴射を停止させる、動物忌避方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、動物を忌避するための動物忌避用エアゾール製品及び動物忌避方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えばネズミが家屋やビル等に侵入し、様々な被害をもたらしていることが知られている。例えば、ネズミが屋内で糞や尿を排泄した場合、それが屋内に放置されてしまうことになるので、汚く、異臭の発生原因となり得る。また、ネズミが細菌を媒介し、その細菌が原因となって感染症等の発生を招くことがある。また、ネズミの体にはダニ・ノミが寄生していることがあり、そのダニ・ノミが人やペットに対して吸血等の健康面での被害を与えることがある。
【0003】
また、ネズミは鋭い歯を持っており、その鋭い歯で電気コードや通信ケーブルを噛み切ることにより、停電や火災、通信障害等が生じる可能性がある。さらに、ネズミが食品や家具、電化製品等を齧るので、経済的な損害が発生することもある。
【0004】
上述したように、ネズミは、物へ被害を与えるだけでなく、健康面への被害を与えることもあるので、その原因となるネズミの屋内への侵入を阻止するため、ネズミ用の忌避剤が開発されている。特許文献1では、ハッカ油と樟脳油を添加した防鼠、防虫用のエアゾールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平08-026924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、特許文献1では、噴射する溶剤量が多いので、処理面がべたつく可能性がある。また、天井裏あるいは二重床下での使用を想定しているが、狭い隙間に噴射した場合、噴射剤が中に溜まり、噴射剤が高い濃度で残留するおそれがある。
【0007】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、溶剤によるべたつきが殆どなく、狭い隙間に噴射した際に噴射剤が高い濃度で残留することもなく、かつ高い動物忌避効果を示す動物用定量噴射型エアゾール製品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の一態様では、動物を忌避するための動物忌避用定量噴射型エアゾール製品を前提とすることができる。動物忌避用定量噴射型エアゾール製品は、動物忌避成分と、溶剤と、噴射剤とが定量噴射バルブを備えたエアゾール容器に収容されたものである。
【0009】
エアゾール容器内の液ガス比を70/30~1/99の範囲で設定することができ、50/50~1/99の範囲が好ましい。また、エアゾール容器の噴射口から50cm離れた所での平均粒子径(D50)を5μm以上とすることができ、20μm以上が好ましく、35μm以上がより好ましい。
【0010】
動物忌避成分がフェノール類であってもよい。前記フェノール類は、グアイヤコール、3-メトキシフェノール、4-エチルグアイヤコール、フェノール、クレオソール、о-クレゾール、m-クレゾール、p-クレゾールから選ばれる1つ以上とすることができる。また、定量噴射型エアゾールであるため、噴射する溶剤量を少なくすることができる。したがって、べたつきが殆どなく、狭い隙間に噴射した際に噴射剤が高い濃度で残留することがない。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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