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公開番号
2025152512
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054421
出願日
2024-03-28
発明の名称
人体用害虫忌避剤
出願人
フマキラー株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
A01N
25/04 20060101AFI20251002BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】経時安定性に優れ、かつ使用時に振って使用する必要のない人体用害虫忌避剤を提供する。
【解決手段】人体に使用可能な人体用害虫忌避剤は、忌避有効成分(a)とジアシルグルタミン酸リシン塩(b)と、水とを含んでいる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
忌避有効成分(a)と、ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)と、水とを含む人体用害虫忌避剤。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記忌避有効成分(a)が、イカリジン、ディート、IR3535、p-メンタン-3,8-ジオールからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項3】
前記忌避有効成分(a)の濃度範囲が3質量%以上30質量%以下である、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項4】
前記ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)が、ジラウロイルグルタミン酸リシン塩である、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項5】
前記ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)の濃度範囲が0.0009質量%以上0.5質量%以下である、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項6】
増粘剤(c)をさらに含む、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項7】
前記増粘剤(c)の濃度範囲が0.01質量%以上5.0質量%以下である、請求項6に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項8】
多価アルコール(d)をさらに含む、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤。
【請求項9】
前記多価アルコール(d)の濃度範囲が15質量%以下である、請求項8に記載の人体用害虫忌避剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人体に使用可能な人体用害虫忌避剤に関するものであり、詳しくは界面活性剤の配合量が低減されているにも関わらず、経時安定性にすぐれ、かつ使用時に振って使用する必要のない人体用害虫忌避剤に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の肌に使用する、蚊をはじめとした害虫用の忌避剤としては、エタノールを含有するとともに液状のままで使用される製品が多く販売されている。液状のままで使用される製品は使用時に液だれを起こすことが多く、肌に均一塗布しにくいという問題がある。また、忌避剤に含有されているエタノールの量が多いので、そのエタノールによって刺激感や肌の乾燥感およびツッパリ感を感じる場合がある。そのため、エタノールを配合することなく疎水性の忌避有効成分を水に乳化・分散させる方法の技術開発が行われている。例えば特許文献1では、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油および脂肪酸ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油からなる群から選ばれる少なくとも1種のノニオン界面活性剤を用いることにより、忌避有効成分を乳化・分散させる方法が提案されている。また特許文献2および特許文献3では、三相乳化法により忌避有効成分を乳化・分散させる方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-026603号公報
特開2017-185474号公報
特開2022-072114号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、特許文献1では、ノニオン界面活性剤が含有されているが、ノニオン界面活性剤を含有していることにより人が刺激を感じる場合が考えられる。また特許文献2では、従来の界面活性剤を必要としないので人が刺激を感じくいという利点があるものの、自発的に閉鎖小胞体を形成する両親媒性物質により形成された閉鎖小胞体または水酸基を有する重縮合ポリマーの粒子の調製が必要であり、それらを調製するために特殊な工程が必要である。また特許文献3では、コアセルベーション(乳化不安定化による油水分離ではなく、個々の乳化粒子の比重差による見掛上の液層の違い)により、使用前は2層に分離しており、使用時に容器を振って混ぜる必要があった。
【0005】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、経時安定性に優れ、かつ使用時に振って使用する必要のない人体用害虫忌避剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の一態様では、人体に使用可能な人体用害虫忌避剤を前提とすることができる。人体用害虫忌避剤は、例えば、忌避有効成分(a)と、ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)と、水とを含んでいる。
【0007】
前記忌避有効成分(a)が、例えば、イカリジン、ディート、IR3535、p-メンタン-3,8-ジオールからなる群から選ばれる少なくとも1種であってもよい。
【0008】
前記忌避有効成分(a)の濃度範囲を3質量%以上30質量%以下とすることができる。
【0009】
前記ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)が、例えばジラウロイルグルタミン酸リシン塩であってもよい。
【0010】
前記ジアシルグルタミン酸リシン塩(b)の濃度範囲を0.0009質量%以上0.5質量%以下とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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