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公開番号
2025147216
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-06
出願番号
2025132163,2022004289
出願日
2025-08-07,2022-01-14
発明の名称
人体用害虫忌避剤乳化組成物
出願人
フマキラー株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
A01N
47/16 20060101AFI20250926BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】忌避有効成分の舞い散りがなく、手足や腕のみならず、顔や首筋にもムラなく均一に塗布でき、塗布後の肌のツッパリ感や刺激感が少なく、忌避有効成分の滞留性に優れ、かつ、経日安定性が良い人体用害虫忌避剤乳化組成物を提供する。
【解決手段】人体用害虫忌避剤乳化組成物は、忌避有効成分と、グリセリン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる少なくとも1種又は2種のノニオン界面活性剤と、水とを含んでいる(ただし、エアゾール剤を除く)。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
忌避有効成分(a)と、グリセリン脂肪酸エステルおよびポリオキシエチレン脂肪酸エステルからなる群から選ばれる少なくとも1種または2種以上のノニオン界面活性剤(b)と、水とを含む人体用害虫忌避剤乳化組成物(ただし、エアゾール剤を除く)。
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
前記忌避有効成分(a)が、イカリジンおよびディートからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の人体用害虫忌避剤乳化組成物。
【請求項3】
前記ノニオン界面活性剤(b)の総量の濃度範囲が8~24質量%である、人体用害虫忌避剤乳化組成物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人体用害虫忌避剤乳化組成物に関するものであり、詳しくは忌避有効成分の舞い散りがなく、手足のみならず、顔や首筋にもムラなく均一に塗布でき、使用時の肌のツッパリ感や刺激感が少なく、忌避有効成分の滞留性に優れ、かつ、経日安定性が良い人体用害虫忌避剤乳化組成物に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、肌に使用する、蚊をはじめとした害虫用の忌避剤(害虫忌避剤)は、有効成分(忌避有効成分)として、主にディートが汎用されている。しかしディートは揮発性が高く、肌に使用した際の滞留性が低いことから、上記のような忌避剤は持続性が低いという問題があり、持続性に優れた忌避剤についての検討が行われている。例えば特許文献1では、ディートとラウリン酸ヘキシルを用いる方法が提案されており、特許文献2では、乳化剤組成物とディートを配合する方法が提案されている。
【0003】
また、エアゾールやミストなどの液状で肌にスプレーして使用する忌避剤には、忌避有効成分の溶解性や分散性、さらには製剤の安定化を高めるため、エタノールや多価アルコールが高濃度で配合されることが多い。例えばイカリジンやディートは水には難溶であるが、エタノールには可溶であるため、エタノールを配合することで製剤の安定性が向上する。
【0004】
しかし、エタノールを含む忌避剤は、肌に適用したときに忌避有効成分が肌に滞留しにくい問題がある。また、エタノールを含むことで、使用者によっては刺激感や肌の乾燥感およびツッパリ感を感じることがある。
【0005】
多価アルコールを含む忌避剤は、安定化効果を得るために、高濃度の多価アルコールを配合することが必要で、肌に塗布したときにべたつき感やぬるつき感があり、使い勝手が悪いと感じることもある。また、エタノールを含む場合と同様、使用者が刺激を感じることがある。特許文献3では、多価アルコールの添加量を最小限にしたエタノールを含まない忌避剤が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-012414号公報
特開平11-1404号公報
特開2019-26603号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の忌避剤は、エアゾールやミスト状のものが多く、消費者が使用時に舞い散った忌避有効成分を吸引することにより刺激を感じることがあった。また使用時の液だれなどの使い勝手の悪さを感じることもあり、製品使用上の注意表示に顔(眼や口の周囲)や首筋に使用しない様に記載している場合もある。さらに使用時に、忌避剤独特の肌のツッパリ感などの使用感の悪さを感じることもあった。
【0008】
加えて、忌避有効成分を均一に乳化・分散させるためには、高級アルコールや多価アルコールを高濃度に添加する必要があり、その結果忌避剤を肌に使用した際にべたつき感やぬるつき感が発生し、使用感が悪く感じることもある。
【0009】
上記のことから、忌避効果に優れ、持続性を訴求可能な高濃度忌避有効成分を含有する製剤は、界面活性剤、高級アルコールおよび多価アルコールを高濃度に添加するため、使用時にべたつき感やぬるつき感、並びに塗布後の肌のツッパリ感が生じてしまい、その結果、使用感および使い勝手がよく、しかも、高濃度に忌避成分を含有する忌避剤を得ることが困難であった。
【0010】
本開示は、かかる点に鑑みたものであり、その目的とするところは、舞い散りがなく、手足のみならず、顔や首筋にもムラなく均一に塗布でき、塗布時のべたつき感やぬるつき感、塗布後の肌のツッパリ感が少なく、忌避有効成分の滞留性に優れ、長期保存下でも分離などを生じず、しかも、良好な安定性を有する人体用害虫忌避剤乳化組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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