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公開番号2025161244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024064267
出願日2024-04-11
発明の名称電動工具
出願人アイリスオーヤマ株式会社
代理人個人,個人
主分類H01M 10/46 20060101AFI20251017BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】専用の充電器が近くに存在しなくてもバッテリーパックの充電を行なうことが可能な電動工具を提供する。
【解決手段】電動工具は、電動工具本体と、バッテリーパックとを備える。電動工具本体は、先端工具を着脱可能である。バッテリーパックは、電動工具本体に対して着脱可能であり、電動工具本体へ供給される電力を蓄えるように構成されている。バッテリーパックは、第1充電器を接続可能な第1接続部と、バッテリーパックの充電専用の第2充電器を接続可能な第2接続部とを含む。第1接続部は、USB(Universal Serial Bus) Type-C規格に準拠したレセプタクルによって構成されている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
先端工具を直接的又は間接的に着脱可能な電動工具本体と、
前記電動工具本体に対して着脱可能であり、前記電動工具本体へ供給される電力を蓄えるように構成されたバッテリーパックとを備え、
前記バッテリーパックが、第1充電器を接続可能な第1接続部と、前記バッテリーパックの充電専用の第2充電器を接続可能な第2接続部とを含み、
前記第1接続部が、USB(Universal Serial Bus) Type-C規格に準拠したレセプタクルによって構成されている、電動工具。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記バッテリーパックが、前記バッテリーパックの充電中に発光するように構成されたインジケータをさらに含む、請求項1に記載の電動工具。
【請求項3】
前記バッテリーパックが、前記バッテリーパックの充電を制御するように構成された制御部をさらに含み、
前記第1接続部に前記第1充電器が接続され、かつ、前記第2接続部に前記第2充電器が接続された状態では、前記制御部が、前記第1充電器及び前記第2充電器のうち供給電力が大きい方の充電器によって前記充電が行なわれるように制御を行なう、請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
【請求項4】
前記バッテリーパックが、互いに直列に接続された2つの過充電防止回路を含む、請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
【請求項5】
前記電動工具本体が、前記先端工具を直接的又は間接的に取り付け可能な取付部を含み、
前記先端工具を直接的又は間接的に前記取付部へ取り付ける方向と、USB Type-C規格に準拠したケーブルのプラグを前記第1接続部へ接続する方向とが互いに反対である、請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
【請求項6】
前記バッテリーパックが、前記第1接続部を覆うように構成された蓋部をさらに含む、請求項5に記載の電動工具。
【請求項7】
前記第1接続部に前記第1充電器が接続された場合に、前記バッテリーパックが満充電状態でないときは、前記バッテリーパックが前記電動工具本体に取り付けられているか否かに拘わらず、前記バッテリーパックの充電が行なわれる、請求項1又は請求項2に記載の電動工具。
【請求項8】
前記バッテリーパックが、前記電動工具本体への電力供給を制御するように構成された制御部と、充電池とをさらに含み、
前記第1接続部に前記第1充電器が接続されている場合に、前記電動工具本体が駆動するときは、前記制御部が、前記第1充電器から供給される電力が前記電動工具本体へ供給されるように制御を行なう、請求項1に記載の電動工具。
【請求項9】
前記電動工具本体が必要とする電力が前記第1充電器から供給される電力よりも大きい場合には、前記制御部が、前記第1充電器から供給される電力、及び、前記充電池から供給される電力の両方が前記電動工具本体へ供給されるように制御を行なう、請求項8に記載の電動工具。
【請求項10】
前記バッテリーパックが、インジケータをさらに含み、
前記インジケータが、前記第1充電器から供給される電力のみが前記電動工具本体へ供給されている場合と、前記第1充電器から供給される電力、及び、前記充電池から供給される電力の両方が前記電動工具本体へ供給されている場合とで、異なる色の光を発するように構成されている、請求項9に記載の電動工具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動工具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特表2022-532701号公報(特許文献1)は、手持ち型電動工具を開示する。この手持ち型電動工具は、駆動モータと、バッテリーパックとを含んでいる。この手持ち型電動工具においては、バッテリーパックから電力供給を受けることによって駆動モータが駆動する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-532701号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示されているようなバッテリーパックの充電は、例えば、バッテリーパックが電動工具から取り外され、バッテリーパックが専用の充電器に接続されることによって行なわれる。すなわち、バッテリーパックの充電には、専用の充電器が必須である。しかしながら、専用の充電器が近くに存在しない場合に、バッテリーパックの充電が必要になる可能性もある。
【0005】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、専用の充電器が近くに存在しなくてもバッテリーパックの充電を行なうことが可能な電動工具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に従う電動工具は、電動工具本体と、バッテリーパックとを備える。電動工具本体は、先端工具を直接的又は間接的に着脱可能である。バッテリーパックは、電動工具本体に対して着脱可能であり、電動工具本体へ供給される電力を蓄えるように構成されている。バッテリーパックは、第1充電器を接続可能な第1接続部と、バッテリーパックの充電専用の第2充電器を接続可能な第2接続部とを含む。第1接続部は、USB(Universal Serial Bus) Type-C規格に準拠したレセプタクルによって構成されている。
【0007】
この電動工具によれば、第2充電器を用いなくても、USB Type-C規格に準拠した充電器(第1充電器)を用いることによってバッテリーパックの充電を行なうことができる。
【0008】
上記電動工具において、バッテリーパックは、バッテリーパックの充電中に発光するように構成されたインジケータをさらに含んでいてもよい。
【0009】
この電動工具によれば、第1充電器にインジケータが設けられていなくても、充電中か否かをユーザに認識させることができる。
【0010】
上記電動工具において、バッテリーパックは、バッテリーパックの充電を制御するように構成された制御部をさらに含んでいてもよく、第1接続部に第1充電器が接続され、かつ、第2接続部に第2充電器が接続された状態では、制御部が、第1充電器及び第2充電器のうち供給電力が大きい方の充電器によって充電が行なわれるように制御を行なってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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