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公開番号
2025161089
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024063993
出願日
2024-04-11
発明の名称
車両用見切りシール部材
出願人
豊田合成株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60J
10/77 20160101AFI20251017BHJP(車両一般)
要約
【課題】大型化を抑制しつつ、車外音の進入を抑制すること。
【解決手段】見切りシール部材10の基底部20は、側壁部21と、並び方向Lにおける側壁部21のピラー80側の一端から外方に延出された延出壁部22とを有する。見切りリップ30は、延出壁部22の外側の端からウィンドウガラス91の縁部に向かって延出されている。第1シールリップ40は、側壁部21から外側に延出され、外側であるほど並び方向Lにおいて延出壁部22に近づくように延びる第1先端部42を有する。第2シールリップ50は、側壁部21のうち第1シールリップ40よりも延出壁部22に近い部分から外側に延出され、外側であるほど並び方向Lにおいて延出壁部22に近づくように延びる第2先端部52を有する。第2先端部52の先端には、第2シールリップ50の厚み方向においてウィンドウガラス91に向かって突出する凸部55が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のサッシュレスドアに昇降可能に設けられるウィンドウガラスとピラーとの間の見切り隙間をシールする見切りリップを備え、前記ピラーに取り付けられる車両用見切りシール部材であって、
前記ウィンドウガラスを介した前記車両の内外方向の内方及び外方をそれぞれ内方及び外方とするとき、
基底部と、
いずれも前記ウィンドウガラスの内面に当接される第1シールリップ及び第2シールリップと、を備え、
前記基底部は、前記ウィンドウガラスと前記ピラーとの並び方向に延在するとともに前記内外方向において前記見切り隙間と重なり合う側壁部と、前記並び方向における前記側壁部の前記ピラー側の一端から外方に延出された延出壁部と、を有し、
前記見切りリップは、前記延出壁部の外側の端から前記ウィンドウガラスの縁部に向かって延出されており、
前記第1シールリップは、前記側壁部から外側に延出され、外側であるほど前記並び方向において前記延出壁部に近づくように延びる第1先端部を有しており、
前記第2シールリップは、前記側壁部のうち前記第1シールリップよりも前記延出壁部に近い部分から外側に延出され、外側であるほど前記並び方向において前記延出壁部に近づくように延びる第2先端部を有しており、
前記第2先端部の先端には、前記第2シールリップの厚み方向において前記ウィンドウガラスに向かって突出する凸部が設けられている、
車両用見切りシール部材。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記第1シールリップには、前記第2シールリップに対向する側面に、前記第1シールリップの厚みが部分的に薄くされた第1薄肉部が設けられており、
前記第2シールリップには、前記延出壁部に対向する側面に、前記第2シールリップの厚みが部分的に薄くされた第2薄肉部が設けられており、
前記第2薄肉部が、前記内外方向において前記第1薄肉部よりも内方に位置している、
請求項1に記載の車両用見切りシール部材。
【請求項3】
前記第2シールリップは、前記第2薄肉部よりも基端側の第2基端部を有し、
前記第2基端部の厚みは、基端側ほど大きくされている、
請求項2に記載の車両用見切りシール部材。
【請求項4】
前記第1シールリップは、前記第1薄肉部よりも基端側の第1基端部と、前記第1薄肉部よりも先端側の前記第1先端部と、を有し、
前記第1基端部は、外側であるほど前記並び方向において前記延出壁部から離れるように前記側壁部から延出されている、
請求項2または請求項3に記載の車両用見切りシール部材。
【請求項5】
前記見切りリップの基端部の内面には、基端側薄肉部が設けられており、
前記見切りリップの内面のうち前記基端側薄肉部よりも先端側には、先端側薄肉部が設けられており、
前記先端側薄肉部の厚みは、前記基端側薄肉部の厚みよりも薄くされている、
請求項1に記載の車両用見切りシール部材。
【請求項6】
前記見切りリップのうち前記基端側薄肉部と前記先端側薄肉部との間の部分の厚みが、他の部分よりも大きくされている、
請求項5に記載の車両用見切りシール部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用見切りシール部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のサッシュレスドアに昇降可能に設けられるウィンドウガラスとピラーとの間の見切り隙間をシールする見切りリップを備え、ピラーに取り付けられる車両用見切りシール部材がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の見切りシール部材は、基底部と、見切りリップと、シールリップとを備えている。
基底部は、ウィンドウガラスとピラーとの並び方向に延在するとともに、ウィンドウガラスを介した車両の内外方向において見切り隙間と重なり合う側壁部と、並び方向における側壁部のピラー側の一端から外方に延出された延出壁部とを有している。
【0004】
見切りリップは、延出壁部の外側の端からウィンドウガラスの縁部に向かって延出されている。
シールリップは、側壁部から外側に延出され、外側であるほど並び方向において延出壁部に近づくように延びる先端部を有している。
【0005】
こうした見切りリップによれば、シールリップの先端部がウィンドウガラスの内面に当接されることで、車外音が上記見切り隙間を介して車室内に進入することが抑制される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
中国実用新案第217227269号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
こうした見切りシール部材においては、大型化を抑制しつつ、車外音の進入を抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための車両用見切りシール部材の各態様を記載する。
[態様1]
車両のサッシュレスドアに昇降可能に設けられるウィンドウガラスとピラーとの間の見切り隙間をシールする見切りリップを備え、前記ピラーに取り付けられる車両用見切りシール部材であって、
前記ウィンドウガラスを介した前記車両の内外方向の内方及び外方をそれぞれ内方及び外方とするとき、
基底部と、
いずれも前記ウィンドウガラスの内面に当接される第1シールリップ及び第2シールリップと、を備え、
前記基底部は、前記ウィンドウガラスと前記ピラーとの並び方向に延在するとともに前記内外方向において前記見切り隙間と重なり合う側壁部と、前記並び方向における前記側壁部の前記ピラー側の一端から外方に延出された延出壁部と、を有し、
前記見切りリップは、前記延出壁部の外側の端から前記ウィンドウガラスの縁部に向かって延出されており、
前記第1シールリップは、前記側壁部から外側に延出され、外側であるほど前記並び方向において前記延出壁部に近づくように延びる第1先端部を有しており、
前記第2シールリップは、前記側壁部のうち前記第1シールリップよりも前記延出壁部に近い部分から外側に延出され、外側であるほど前記並び方向において前記延出壁部に近づくように延びる第2先端部を有しており、
前記第2先端部の先端には、前記第2シールリップの厚み方向において前記ウィンドウガラスに向かって突出する凸部が設けられている、
車両用見切りシール部材。
【0009】
同構成によれば、第1シールリップ及び第2シールリップがそれぞれウィンドウガラスの内面に当接されるため、シールリップを1つだけ備える従来の見切りシール部材に比べて、車外音が見切り隙間を介して車室内に進入することを抑制できる。
【0010】
ところで、第1シールリップ及び第2シールリップを備えることにより、並び方向における見切りシール部材の体格が大きくなるおそれがある。
これに対して、並び方向において第1シールリップと第2シールリップとの間の間隔を小さくすることが考えられる。しかしながら、この場合、第1シールリップがウィンドウガラスの内面に当接して倒れ込んだ際に第2シールリップと干渉することで、第1シールリップまたは第2シールリップがウィンドウガラスに好適に当接しなくなるおそれがある。その結果、第1シールリップ及び第2シールリップによるシール性が損なわれるという新たな問題が生じる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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