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公開番号
2025160931
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2022201548
出願日
2022-12-16
発明の名称
予測画像生成装置、動画像復号装置、動画像符号化装置、及び予測画像生成方法
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/11 20140101AFI20251017BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】イントラ予測のためのDIMD方法の精度を改善する予測画像生成装置及び生成方法並びに動画像復号装置及び符号化装置を提供する。
【解決手段】動画像復号装置において、イントラ予測画像生成部のDIMD予測部は、勾配を導出するために使用されるフィルタのサイズを、対象ブロックのサイズに従って変更する。フィルタは、2×2及び3×3の2つのサイズに分割される。対象ブロックは、小さい対象ブロックと大きい対象ブロックの2種類に分割される。長さ及び幅が16以下である対象ブロックは、小さい対象ブロックとして定義され、他のサイズを有する対象ブロックは、大きい対象ブロックとして定義される。DIMDの精度は、小さい対象ブロックに対する勾配を算出するために2×2フィルタを使用し、大きい対象ブロックに対する勾配を算出するために3×3フィルタを使用することによって改善される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
dimd_modeを復号するように構成された復号回路と、前記dimd_modeに従って、対象ブロックの隣接画像を選択するように構成された参照サンプル導出回路と、前記選択された隣接画像の画素及びブロックのサイズにより選択されたフィルタから勾配を導出するように構成された勾配導出回路と、勾配からイントラ予測モードを導出するように構成された角度モード選択回路と、を有する、画像復号装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記勾配導出回路は、対象ブロックの幅及び高さに従って、使用されるフィルタのサイズを変更する、請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項3】
前記勾配導出回路は、小さい対象ブロックに対して、より小さいフィルタを決定する、請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項4】
前記勾配導出回路は、前記導出されたdimd_modeに従って、使用されるフィルタのサイズを変更する、請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項5】
前記勾配導出回路は、上部隣接ブロックと左側隣接ブロックの両方が使用されることをdimd_modeが示す場合に、前記より小さいフィルタを決定する、請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項6】
dimd_modeに従って、対象ブロックの隣接画像を選択するように構成された参照サンプル導出回路と、前記選択された隣接画像の画素及び前記dimd_modeにより選択されたフィルタから勾配を導出するための勾配導出回路と、勾配からイントラ予測モードを導出するように構成された角度モード選択回路と、を有する、画像符号化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、予測画像生成装置、動画像復号装置、動画像符号化装置、及び予測画像生成方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
動画像を符号化することによって符号化データを生成する動画像符号化装置、及び符号化データを復号することによって復号画像を生成する動画像復号装置が、動画像の効率的な伝送又は記録に使用される。
【0003】
例えば、特定の動画像符号化方式は、H.264/AVC、高効率動画像符号化(HEVC:High-Efficiency Video Coding)方式、及び多用途動画像符号化(VVC:Versatile Video Coding)方式などを含む。
【0004】
このような動画像符号化方式では、動画像を構成する画像(ピクチャ)は、画像を分割することによって取得されるスライス、スライスを分割することによって取得される符号化ツリーユニット(CTU:coding tree unit)、符号化ツリーユニットを分割することによって取得される符号化の単位(符号化ユニット(CU;coding unit)と呼ばれる)、及び符号化ユニットを分割することによって取得される変換ユニット(TU:transform unit)を含む階層構造で管理され、かつ、CUごとに符号化/復号される。
【0005】
このような動画像符号化方式では、通常、入力画像(ソース画像)を符号化/復号することによって取得される局所的な復号画像に基づいて、予測画像が生成され、入力画像から予測画像を減算することによって取得される予測誤差成分(「差分画像」又は「残差画像」と呼ばれることもある)が符号化される。予測画像の生成方法として、画面間予測(インター予測)及び画面内予測(イントラ予測)が挙げられる。
【0006】
近年の動画像符号化及び復号技術において、非特許文献1によって、復号部が隣接領域の画素を使用してイントラ角度予測モードを導出することによって、予測画像を導出する、Decoder-side Intra Mode Derivation(DIMD)予測方法が提案されている。更に、非特許文献2は、予測のために異なる参照領域を使用するDIMD方法の改良を提案している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
非特許文献1:M.Abdoli,T.Guionnet,E.Moraら、「Non-CE3:Decoder-side Intra Mode Derivation with Prediction Fusion Using Planar」、JVET-O0449,Gothenburg,2019年7月。
非特許文献2:Z.Fan、Y.YASUGI、T.IKAI、「Non-EE2:Adaptive reference region DIMD」、JVET-AB0065,Mainz,DE,20-28 October 2022
【発明の概要】
【0008】
技術的課題
非特許文献2では、異なる隣接領域の画素値の勾配を使用して復号部側でイントラモードを導出しているが、隣接ブロックの予測角度が対象ブロックの予測角度と一致しない場合があるという問題がある。
【0009】
本発明は、復号部側のイントラモード導出において、対象ブロックの幅及び高さに応じて勾配を算出するために使用されるフィルタを切り替えることによって、精度を向上させることを目的とする。
課題を解決するための手段
【0010】
適応参照領域DIMD(非特許文献2)法は、それぞれ、DIMD_TL、DIMD_T、及びDIMD_Lと名付けられる以下の3つのパターンを用いて、参照領域の選択を可能にする。1:左上隣接領域、上部隣接領域、及び左側隣接領域を使用する。2:左上隣接領域、上部隣接領域、及び右上隣接領域を使用する。3:左上隣接領域、左側隣接領域、及び左下隣接領域を使用する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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