TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025161064
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-24
出願番号2024063953
出願日2024-04-11
発明の名称給油管理装置、及び給油システム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B67D 7/32 20100101AFI20251017BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】セルフガソリンスタンドに配置する人員を削減しうる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】給油管理装置(10)は、受付部、要求部、取得部、判断部、及び給油指示部を備える。受付部は、給油機に対する給油操作を受け付ける。要求部は、給油操作を受け付けたとき、給油機に対応する撮影映像を取得するための映像情報を含む、給油操作に対する給油許可の要求を複数の通信端末(40)に送信する。取得部は、複数の通信端末から給油許可の要求に対する応答を取得する。判断部は、受信した複数の通信端末の応答に基づいて、給油を許可するか否か判断する。給油指示部は、判断部が給油を許可する判断を行った場合、給油機に給油許可を指示する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
給油機に対する給油操作を受け付ける受付部と、
前記給油操作を受け付けたとき、前記給油機に対応する撮影映像を取得するための映像情報を含む、前記給油操作に対する給油許可の要求を複数の通信端末に送信する要求部と、
前記複数の通信端末から前記給油許可の要求に対する応答を取得する取得部と、
受信した前記複数の通信端末の前記応答に基づいて、給油を許可するか否か判断する判断部と、
前記判断部が給油を許可する判断を行った場合、前記給油機に給油許可を指示する給油指示部と
を備える給油管理装置。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記複数の通信端末のうち所定数以上の前記通信端末から給油許可を示す前記応答が得られた場合に給油を許可する判断を行う、請求項1に記載の給油管理装置。
【請求項3】
前記判断部は、前記複数の通信端末からの応答のうち最も早く取得した応答に基づいて前記給油を許可するか否か判断する、請求項1に記載の給油管理装置。
【請求項4】
前記複数の通信端末は予め優先度が設定され、
前記判断部は、所定レベル以上の前記優先度が設定された前記通信端末からの前記応答に基づいて前記給油を許可するか否かを判断する、請求項1に記載の給油管理装置。
【請求項5】
前記応答は、給油許可及び緊急対応のいずれかを示し、
前記判断部は、前記複数の通信端末からの前記応答に前記緊急対応を示す前記応答が含まれている場合、前記給油を許可しない判断を行い、前記給油機の設置場所に設けられた外部端末へ緊急対応を指示する、請求項1から4のいずれか一項に記載の給油管理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の前記給油管理装置と、
前記給油管理装置と通信可能な複数の通信端末と
を備える給油システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、給油管理装置、及び給油システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
セルフガソリンスタンドでは、来店客が燃料を購入するための操作を給油機に対して行った際、セルフガソリンスタンドの店舗スタッフが、給油の安全性に問題がないことをカメラ映像で確認してから来店客が給油できるように給油機を操作している。このようなセルフガソリンスタンドにおける給油制御に関する技術として、下記特許文献1には、給油許可の制御を行う給油所システムが開示されている。この給油所システムは、給油機を制御する給油許可制御装置から、セルフガソリンスタンドの店舗に設置された卓上給油許可端末と可搬式給油許可端末とに給油を要求するビーコンを送る。店舗の作業員は、卓上給油許可端末及び可搬式給油許可端末のいずれかを用いて給油許可信号を給油許可制御装置に送る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7307897号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
給油を許可するか否かの判断を店舗内のスタッフで行う場合、来店客が多い店舗ほど給油許可の判断を行う複数のスタッフを店舗に配置することが望ましいが、店舗に配置するスタッフが増えるほど人員コストが増える。また、24時間対応のセルフガソリンスタンドの場合、夜中や早朝に給油許可の判断を行う店舗勤務のスタッフを確保することが難しい。
【0005】
本開示は、セルフガソリンスタンドに配置する人員を削減しうる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る給油管理装置は、受付部、要求部、取得部、判断部、及び給油指示部を備える。受付部は、給油機に対する給油操作を受け付ける。要求部は、給油操作を受け付けたとき、給油機に対応する撮影映像を取得するための映像情報を含む、給油操作に対する給油許可の要求を複数の通信端末に送信する。取得部は、複数の通信端末から給油許可の要求に対する応答を取得する。判断部は、受信した複数の通信端末の応答に基づいて、給油を許可するか否か判断する。給油指示部は、判断部が給油を許可する判断を行った場合、給油機に給油許可を指示する。
【0007】
本開示に係る給油システムは、上記給油管理装置と、給油管理装置と通信可能な複数の通信端末とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、セルフガソリンスタンドに配置する人員を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る給油システムの概略構成を示す図である。
図2は、図1に示す映像管理装置の概略構成を示すブロック図である。
図3は、図1に示す給油制御装置の概略構成を示すブロック図である。
図4は、図1に示す給油許可装置の概略構成を示すブロック図である。
図5は、カメラ設置情報の一例を示す図である。
図6は、給油許可要求画面の一例を示す模式図である。
図7は、給油システムの動作を示す動作フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、実施形態に係る給油管理装置、及び給油システムについて説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

シャープ株式会社
送風機
9日前
シャープ株式会社
通信端末
1か月前
シャープ株式会社
端末装置
1か月前
シャープ株式会社
通信装置
11日前
シャープ株式会社
加熱機器
23日前
シャープ株式会社
筐体構造
23日前
シャープ株式会社
表示装置
24日前
シャープ株式会社
走行装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
9日前
シャープ株式会社
表示装置
9日前
シャープ株式会社
端末装置
25日前
シャープ株式会社
アンテナ装置
24日前
シャープ株式会社
画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
18日前
シャープ株式会社
画像形成装置
4日前
シャープ株式会社
画像形成装置
25日前
シャープ株式会社
画像形成装置
18日前
シャープ株式会社
イオン発生装置
1か月前
シャープ株式会社
緩衝材及び梱包体
25日前
シャープ株式会社
端末装置および通信方法
10日前
シャープ株式会社
端末装置および通信方法
1か月前
シャープ株式会社
端末装置および測定方法
20日前
シャープ株式会社
情報処理装置及び設定方法
23日前
シャープ株式会社
決済システム及び決済方法
26日前
シャープ株式会社
動画像符号化装置、復号装置
23日前
シャープ株式会社
動画像符号化装置、復号装置
26日前
シャープ株式会社
定着装置および画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
給紙装置および画像形成装置
1か月前
シャープ株式会社
端末装置、および、基地局装置
1か月前
シャープ株式会社
端末装置、および、基地局装置
25日前
シャープ株式会社
画像処理装置及び表示制御方法
9日前
シャープ株式会社
給油管理装置、及び給油システム
23日前
シャープ株式会社
端末装置、方法、および、集積回路
25日前
シャープ株式会社
塵芥回収装置及び塵芥回収システム
9日前
シャープ株式会社
シート搬送装置および画像形成装置
10日前
シャープ株式会社
端末装置、基地局装置および通信方法
12日前
続きを見る