特許ウォッチ

公開番号2025178852
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-12-09
出願番号2024085700
出願日2024-05-27
発明の名称洗濯機
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類D06F 39/14 20060101AFI20251202BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】新たな蓋ロック機構を備えた洗濯機を提供する。
【解決手段】筐体に対して設けられた蓋部材のロック状態およびロック解除状態を切替可能な洗濯機であって、蓋部材のロック状態およびロック解除状態の切替を行う蓋ロック機構を、蓋部材内に有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
筐体に対して設けられた蓋部材のロック状態およびロック解除状態を切替可能な洗濯機であって、
前記蓋部材のロック状態およびロック解除状態の切替を行う蓋ロック機構を、前記蓋部材内に有することを特徴とする洗濯機。
続きを表示（約 630 文字）【請求項２】
請求項１に記載の洗濯機であって、
前記蓋ロック機構は、
前記筐体が有する被係合部と係合可能な係合爪を有し、回転移動によって前記係合爪を揺動させ、前記係合爪のラッチ状態とラッチ解除状態とを切り替える軸部材と、
前記係合爪がラッチ状態である場合に、前記軸部材に対する相対位置を切り替える移動によって前記軸部材の回転移動を規制可能である規制部と、
前記軸部材に対する相対位置を切り替えるように前記規制部を移動させる駆動源とを備え、
前記軸部材は、ロック状態において前記規制部と当接することで前記軸部材の回転規制を受ける当接部を有し、
前記当接部が前記規制部によって規制される位置が、前記係合爪が前記被係合部に係合する位置よりも前記軸部材の回転軸に近いことを特徴とする洗濯機。
【請求項３】
請求項２に記載の洗濯機であって、
前記規制部は、前記軸部材に対する相対位置の切替が前記軸部材の回転軸に平行な回転軸周りの回転移動によって生じるものであることを特徴とする洗濯機。
【請求項４】
請求項２に記載の洗濯機であって、
前記規制部は、手動操作によって前記軸部材の回転移動の規制を解除するためのレバーを有することを特徴とする洗濯機。
【請求項５】
請求項１に記載の洗濯機であって、
前記蓋部材に操作パネルを有することを特徴とする洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、洗濯機の蓋やドアをロックする蓋ロック機構を備える洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
洗濯機には、洗濯物投入口を覆う蓋（またはドア）が開閉可能に備えられる。また、洗濯機の蓋には、洗濯や脱水中に蓋が開閉されることがないよう、蓋をロックする蓋ロック機構が備えられる。
【０００３】
従来の洗濯機の蓋ロック機構では、通常、蓋側に係合爪を設け、この係合爪を洗濯機の筐体側で移動規制することで蓋ロック状態とされる（例えば、特許文献１）。この場合、蓋ロック時に係合爪を移動規制するための駆動機構や制御回路等の通電部品も筐体側に設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
国際公開第２０１９／２３４９８５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
洗濯機の仕様によっては、筐体側に蓋ロック用の通電部品を設けることが好ましくない場合もあり、そのような場合にも適用可能な新たな蓋ロック機構が求められる。
【０００６】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、新たな蓋ロック機構を備えた洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記の課題を解決するために、本開示の洗濯機は、筐体に対して設けられた蓋部材のロック状態およびロック解除状態を切替可能な洗濯機であって、前記蓋部材のロック状態およびロック解除状態の切替を行う蓋ロック機構を、前記蓋部材内に有することを特徴としている。
【発明の効果】
【０００８】
本開示の洗濯機は、蓋ロック機構を蓋部材内に設けた新たな構成を提供できるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の蓋ロック機構の適用例である洗濯機の斜視図である。
蓋を開いた状態における洗濯機の上部斜視図である。
ラッチ状態の蓋ロック機構を示す斜視図である。
ラッチ解除状態の蓋ロック機構を示す斜視図である。
ロック状態の蓋ロック機構を示す斜視図である。
蓋ロック機構の平面図である。
蓋ロック機構がラッチ状態の場合における蓋前方の部分断面図である。
蓋ロック機構がラッチ解除状態の場合における蓋前方の部分断面図である。
蓋ロック機構がロック状態の場合における蓋前方の部分断面図である。
蓋ロック機構のロック状態において、ユーザが取っ手を操作した場合における部分断面図である。
蓋ロック機構がラッチ状態の場合における蓋前方の部分断面図である。
蓋ロック機構がロック状態の場合における蓋前方の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
〔第１実施形態〕
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図１は、本開示の蓋ロック機構の適用例である洗濯機１の斜視図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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