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公開番号
2025160526
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-23
出願番号
2022150360
出願日
2022-09-21
発明の名称
集電体及びニッケル亜鉛電池
出願人
住友電気工業株式会社
,
富山住友電工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
4/70 20060101AFI20251016BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】容量密度を増加させることが可能な集電体を提供する。
【解決手段】集電体は、金属材料製である。集電体は、集電体の厚さ方向における端面である第1主面及び第2主面を備えている。第1主面は、第1主面側から第2主面側に向かって窪んでいる複数の第1凹部を有する。複数の第1凹部は、平面視において、間隔を空けて配置されている。平面視において、複数の第1凹部の各々の底面の面積は、複数の第1凹部の各々の見かけの面積の30パーセント以上70パーセント以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
金属材料製の集電体であって、
前記集電体の厚さ方向における端面である第1主面及び第2主面を備え、
前記第1主面は、前記第1主面側から前記第2主面側に向かって窪んでいる複数の第1凹部を有し、
前記複数の第1凹部は、平面視において、間隔を空けて配置されており、
平面視において、前記複数の第1凹部の各々の底面の面積は、前記複数の第1凹部の各々の見かけの面積の30パーセント以上70パーセント以下である、集電体。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第2主面は、前記第2主面側から前記第1主面側に向かって窪んでいる複数の第2凹部を有し、
前記複数の第2凹部の各々は、平面視において、前記複数の第1凹部の各々と隣り合うように配置されており、
平面視において、前記複数の第2凹部の各々の底面の面積は、前記複数の第2凹部の各々の見かけの面積の30パーセント以上70パーセント以下である、請求項1に記載の集電体。
【請求項3】
前記複数の第1凹部の各々の平面形状は、多角形である、請求項1に記載の集電体。
【請求項4】
前記複数の第2凹部の各々の平面形状は、多角形である、請求項2に記載の集電体。
【請求項5】
前記多角形の角部は、丸まっている、請求項3又は請求項4に記載の集電体。
【請求項6】
前記多角形は、4つ以上の角部を有している、請求項3又は請求項4に記載の集電体。
【請求項7】
前記多角形は、長方形又は正方形である、請求項3又は請求項4に記載の集電体。
【請求項8】
前記多角形は、正六角形である、請求項3又は請求項4に記載の集電体。
【請求項9】
前記金属材料中のスズの含有率は、97.00質量パーセント以上である、請求項1又は請求項2に記載の集電体。
【請求項10】
前記集電体の厚さは、10μm以上である、請求項1又は請求項2に記載の集電体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、集電体及びニッケル亜鉛電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば国際公開第2021/161900号(特許文献1)には、ニッケル亜鉛電池が記載されている。特許文献1に記載のニッケル亜鉛電池は、樹脂板(スペーサ)と、集電体と、セパレータとを有している。
【0003】
スペーサは、スペーサの厚さ方向における端面である第1主面及び第2主面を有している。スペーサには、複数の開口部が形成されている。開口部は、スペーサを厚さ方向に沿って貫通している。集電体は、第1主面上に配置されている。セパレータは、第2主面上に配置されている。開口部、集電板及びセパレータで画されている空間内では、電解液が充填されており、集電体上に活物質部が配置されている。活物質部は、活物質としての亜鉛を含んでいる。集電体及び活物質部は、ニッケル亜鉛電池の負極を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2021/161900号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のニッケル亜鉛電池では、第1主面(第2主面)に沿う方向における亜鉛の移動がスペーサにより規制されている。そのため、特許文献1に記載のニッケル亜鉛電池では、充放電の繰り返しに伴って亜鉛が負極の中央部に偏析してしまう現象(シェイプチェンジ)が抑制されている。また、特許文献1のニッケル亜鉛電池では、シェイプチェンジに伴って亜鉛のデンドライト(針状結晶)が成長し、当該デンドライトがセパレータを突き破ってしまうことも抑制されている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載のニッケル亜鉛電池では、スペーサが集電体とセパレータとの間に介在されている分だけ、電極群が厚くなり、電池の容量密度が小さくなってしまう。
【0007】
本開示は、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたものである。より具体的には、本開示は、電池の容量密度を増加させることが可能な集電体を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の集電体は、金属材料製である。集電体は、集電体の厚さ方向における端面である第1主面及び第2主面を備えている。第1主面は、第1主面側から第2主面側に向かって窪んでいる複数の第1凹部を有する。複数の第1凹部は、平面視において、間隔を空けて配置されている。平面視において、複数の第1凹部の各々の底面の面積は、複数の第1凹部の各々の見かけの面積の30パーセント以上70パーセント以下である。
【発明の効果】
【0009】
本開示の集電体によると、容量密度を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、集電体10の平面図である。
図2は、集電体10の底面図である。
図3は、図1中のIII-IIIにおける断面図である。
図4は、集電体10を用いたニッケル亜鉛電池100の断面図である。
図5は、集電体10の製造工程図である。
図6は、サンプル1からサンプル3、サンプル6及びサンプル7における充放電のサイクル数と放電容量との関係を示すグラフである。
図7は、集電体10Aを用いたニッケル亜鉛電池100の断面図である。
図8は、集電体10Bの平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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