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公開番号2025159711
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2025059337
出願日2025-03-31
発明の名称液体加熱容器
出願人ゼジアン シャオシン スーポア ドメスティック エレクトリカル アプライアンス カンパニー リミテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類A47J 27/21 20060101AFI20251014BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】ケトル本体が傾倒され、いずれかの通路の入口が収容室内の液面より下に位置される場合でも、蒸気を正常に排出することができ、液体加熱容器の安全性が向上する液体加熱容器に関する。
【解決手段】容器本体と、容器本体に覆われる容器蓋とを備え、容器蓋は第1通路と第2通路とを有し、第1通路は第1入口と第1出口とを有し、第2通路は第2入口と第2出口とを有し、第1入口および第2入口は容器本体の内部キャビティと連通され第1出口および第2出口は外部と連通される。容器蓋は、第1通路内に設置された第1スペーサをさらに有し、第1スペーサは、高さ方向に沿って第2入口に投影した投影が第2入口の少なくとも一部と重なり、第1スペーサは、第1通路および第2通路がお互いに独立するために第1入口と第2入口とを隔てるように構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体(12)と、前記容器本体(12)に覆われる容器蓋(11)とを備え、
前記容器蓋(11)は、第1通路(114a)と第2通路(114b)とを有し、前記第1通路(114a)は第1入口(115a)と第1出口(116a)とを有し、前記第2通路(114b)は第2入口(115b)と第2出口(116b)とを有し、前記第1入口(115a)および前記第2入口(115b)は前記容器本体(12)の内部キャビティと連通され、前記第1出口(116a)および前記第2出口(116b)は外部と連通され、
前記容器蓋(11)は、第1スペーサ(19)をさらに有し、前記第1スペーサ(19)は前記第1通路(114a)内に位置され、前記第1スペーサ(19)が第1方向に沿って前記第2入口(115b)に投影した投影は、前記第2入口(115b)の少なくとも一部と重なり、前記第1スペーサ(19)は、前記第1入口(115a)と前記第2入口(115b)とを隔てるように構成される、液体加熱容器。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記第1スペーサ(19)は、互いに接続される第1頂壁(191)と第1側壁(192)とを備え、前記第1側壁(192)は前記第2入口(115b)の一部を囲み、前記第1頂壁(191)は、第1方向に沿って、前記第2入口(115b)の上方に位置される、請求項1に記載の液体加熱容器。
【請求項3】
前記容器蓋(11)は第1底壁(113e)を有し、前記容器本体(12)は第2底壁を有し、前記第2入口(115b)は前記第1底壁(113e)の第1位置に設置され、前記第1位置は、前記第1底壁(113e)と前記容器本体(12)の前記第2底壁との間の距離が最小となる位置である、請求項1に記載の液体加熱容器。
【請求項4】
前記容器蓋(11)は第2スペーサ(112a)をさらに有し、前記第2スペーサ(112a)は第1出口(116a)と第2出口(116b)とを隔てる、請求項1に記載の液体加熱容器。
【請求項5】
前記第2スペーサ(112a)は第2方向に沿って延びて、前記第1入口(115a)および前記第2入口(115b)は前記第2スペーサ(112a)が位置される直線に対して対称に配置される、請求項4に記載の液体加熱容器。
【請求項6】
前記容器蓋(11)は、第1凸リブ(113a)、第2凸リブ(113b)および第2スペーサ(112a)を有し、
前記第1凸リブ(113a)および前記第2凸リブ(113b)は、ともに前記第1方向に沿って突出し、前記第2凸リブ(113b)は、前記第1凸リブ(113a)に囲まれる空間に位置され、前記第1凸リブ(113a)、前記第2凸リブ(113b)、前記第2スペーサ(112a)および前記容器蓋(11)は、前記第1通路(114a)および前記第2通路(114b)を囲んで形成し、
前記第1出口(116a)および前記第2出口(116b)は前記第1凸リブ(113a)に設置される、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の液体加熱容器。
【請求項7】
前記第2凸リブ(113b)は、互いに接続される第1セクション(113c)と第2セクション(113d)とを備え、前記第1セクション(113c)および前記第2セクション(113d)は屈曲構造であり、前記第1セクション(113c)の一端は前記第1凸リブ(113a)に接続され、前記第1セクション(113c)の他端は前記第2セクション(113d)の一端に接続され、前記第2セクション(113d)の他端と前記第1凸リブ(113a)との間には隙間が設けられ、それによって、前記第1通路(114a)および前記第2通路(114b)は屈曲構造である、請求項6に記載の液体加熱容器。
【請求項8】
前記第1スペーサ(19)は、前記第1通路(114a)の屈曲位置に位置される、請求項7に記載の液体加熱容器。
【請求項9】
前記容器蓋(11)は、第1方向に沿って着脱可能に接続される上部蓋(111)、中間蓋(112)及び下部蓋(113)を備え、前記第1凸リブ(113a)、前記第2凸リブ(113b)、前記第2スペーサ(112a)、前記中間蓋(112)及び前記下部蓋(113)は前記第1通路(114a)及び前記第2通路(114b)を囲んで形成する、請求項6に記載の液体加熱容器。
【請求項10】
前記第1凸リブ(113a)および前記第2凸リブ(113b)は、前記下部蓋(113)に設置され、前記中間蓋(112)は第3凸リブ(112b)を有し、前記第3凸リブ(112b)および前記中間蓋(112)は、第1凹部(112c)および第2凹部(112d)を囲んで形成し、前記第1凸リブ(113a)は、前記第1凹部(112c)に嵌合され、前記第2凸リブ(113b)は、前記第2凹部(112d)に嵌合される、請求項9に記載の液体加熱容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、家庭用電化製品の技術分野に関し、特に、液体加熱容器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
液体加熱容器は通常、容器蓋、容器本体、および加熱部を含み、加熱過程において、容器本体内の液体は蒸気を発生させるため、この蒸気を排出して、容器本体内外の気圧を均衡させる必要がある。容器蓋は、入口、通路、および出口を備え、蒸気は入口から通路に入り、通路を通過した後、出口から排出される。しかし、容器本体が片側に傾けられる場合、容器本体内の液面が傾斜し、入口が液面より下に位置されるおそれがある。その結果、容器本体内の蒸気が通路から排出されなくなり、液体加熱容器の使用安全性を影響する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は、従来技術において液体加熱容器を傾けて注ぐ際に容器蓋内の通路を正常に使用できないという課題を解決するのに役立つ液体加熱容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願の実施形態は、液体加熱容器を提供し、液体加熱容器は容器本体と、容器蓋とを備え、容器蓋は容器本体に覆われる。容器蓋は、第1通路と第2通路とを有し、第1通路は第1入口と第1出口とを有し、第2通路は第2入口と第2出口とを有し、第1入口および第2入口は容器本体の内部キャビティと連通され、第1出口および第2出口は外部と連通される。容器蓋は、第1スペーサをさらに有し、第1スペーサは第1通路内に設置され、第1スペーサが第1方向に沿って第2入口に投影した投影は、第2入口の少なくとも一部と重なり、第1スペーサは、第1入口と第2入口とを隔てるように構成される。
【0005】
本実施形態において、容器蓋に第1通路と第2通路が設置されるため、液体加熱容器の加熱プロセス中に、容器本体内の液体が加熱されて沸騰することで発生する蒸気は、容器本体の内部キャビティと連通される第1入口と第2入口を介して、それぞれ第1通路と第2通路に入り、第1通路と第2通路を流れた後、外部と連通される第1出口と第2出口を介して排出され、それによって、容器本体の内部キャビティに蒸気の滞留による過剰な圧力上昇を防止し、液体加熱容器の安全性が向上する。容器蓋内に第1通路と第2通路を設置することで、蒸気の排出速度をさらに向上させることができる。同時に、本実施形態において、第1スペーサが第1入口と第2入口を隔てるために第1通路に設置され、それによって、第1通路と第2通路がお互いに独立する。ケトル本体が傾倒され、いずれかの通路の入口が収容室内の液面より下に位置される場合でも、他の通路が正常に使用でき、それによって、蒸気を正常に排出することができ、液体加熱容器の安全性が向上する。また、第1スペーサが第1方向に沿って第2入口に投影した投影は、第2入口の少なくとも一部と重なり、それによって、第2入口の少なくとも一部が第1方向に沿った第1通路の投影と重なり、第1入口と第2入口の配置が容易となる。
【0006】
具体的な実施形態において、前記第1スペーサは、互いに接続される第1頂壁と第1側壁とを備え、前記第1側壁は前記第2入口の一部を囲み、前記第1頂壁は、第1方向に沿って、前記第2入口の上方に位置される。
【0007】
本実施形態において、第1頂壁は第2入口の上方に位置され、すなわち、第1頂壁と第2入口との間には第1方向に沿って隙間があり、第1側壁は第2入口の一部を囲み、すなわち、第1側壁は第1開口部を有し、第2通路は第1開口部を介して容器本体の内部キャビティに接続することができる。第1スペーサが第1入口と第2入口とを隔てることを前提として、第2通路は第1開口部を介して容器本体の内部キャビティに接続することができ、それによって、蒸気が第2通路から排出されることができる。同時に、液体が第2入口を通じて第2通路に流入する際に、液体は第1スペーサの第1頂壁および第1側壁に衝突し、液体の一部が容器本体の内部キャビティに回流することで、第2通路に流入する液体の量が抑制され、液体の漏洩が低減される。
【0008】
具体的な実施形態において、前記容器蓋は第1底壁を有し、前記容器本体は第2底壁を有し、前記第2入口は前記第1底壁の第1位置に設置され、前記第1位置は、前記第1底壁と前記容器本体の前記第2底壁との間の距離が最小となる位置である。
【0009】
本実施形態において、第1方向に沿って、第2入口は第1底壁の最も低い位置に配置されるため、第2入口を通じて通路に流入した少量の液体は、第1底壁の案内によって再び第2入口にある位置に回流することができ、それによって、第2通路内で液体が溜まることを防止し、液体加熱容器の漏れ防止効果をさらに向上させることができる。さらに、蒸気が第2通路を流れる際、蒸気が冷却されて凝縮水が生成されるため、第2入口は第1方向に沿って第1底壁の第1位置に設置され、それによって、凝縮水が再び第2入口に回流しやすくなり、そして、凝縮水が第2入口を通じて容器本体の内部キャビティに回流することで、凝縮水が通路内に溜まるのを防止することができる。また、第2入口が第1底壁の最も低い位置に設置されることで、第1スペーサにおける第1通路の第1方向に沿った寸法を大きくすることができ、その結果、当該位置における第1通路の流路断面積が増大し、蒸気の流通性が向上する。
【0010】
具体的な実施形態において、前記容器蓋は第2スペーサをさらに有し、前記第2スペーサは第1出口と第2出口とを隔てる。
(【0011】以降は省略されています)

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