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公開番号2025156531
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025130765,2024100288
出願日2025-08-05,2021-06-04
発明の名称車両用表示装置、車両用表示システム、車両用表示方法及びプログラム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60K 35/233 20240101AFI20251002BHJP(車両一般)
要約【課題】障害物が多い場合であってもドライバに対して障害物を適切に認識させることができる車両用表示装置、車両用表示システム、車両用表示方法及びプログラムを得る。
【解決手段】車両用表示装置は、車両周辺の複数の障害物に関する情報を取得する障害物情報取得部と、車室内の表示領域に、前記障害物へ注意を促すマークを重畳表示させるマーク表示部と、を有し、前記マーク表示部は、複数の前記障害物のうち、最も車両に近い前記障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の前記障害物へ注意を促す群マークを重畳表示させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両周辺の複数の障害物に関する情報を取得する障害物情報取得部と、
車室内の表示領域に、前記障害物へ注意を促すマークを重畳表示させるマーク表示部と、
を有し、
前記マーク表示部は、複数の前記障害物のうち、最も車両に近い前記障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の前記障害物へ注意を促す群マークを重畳表示させる、車両用表示装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記マーク表示部は、車両へ向かって歩行又は走行している前記障害物に対しては、個別に注意を促す個別マークを重畳表示させる、請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の車両用表示装置と、
車室内に設けられ、前記マーク表示部によって前記マークが表示される前記表示領域を備えた表示部と、
を有する車両用表示システム。
【請求項4】
コンピュータにより、車両周辺の複数の障害物に関する情報を取得し、
複数の前記障害物のうち、最も車両に近い前記障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の前記障害物へ注意を促す群マークを車室内の表示領域に重畳表示させる、車両用表示方法。
【請求項5】
車両周辺の複数の障害物に関する情報を取得し、
複数の前記障害物のうち、最も車両に近い前記障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の前記障害物へ注意を促す群マークを車室内の表示領域に重畳表示させる、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示装置、車両用表示システム、車両用表示方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘッドアップディスプレイ装置によって虚像をドライバの視界に重畳して表示する技術が開示されている。この特許文献1では、ドライバから見た障害物の視認性が高い場合には、枠状の表示像を表示させ、障害物の視認性が低い場合には、障害物を模した表示像を障害物の位置に表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-248721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、障害物が多い場合に全ての障害物に対して表示像(マーク)を表示させると、かえってドライバから障害物が見えにくくなる虞がある。
【0005】
本発明は、障害物が多い場合であってもドライバに対して障害物を適切に認識させることができる車両用表示装置、車両用表示システム、車両用表示方法及びプログラムを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両用表示装置は、車両周辺の複数の障害物に関する情報を取得する障害物情報取得部と、車室内の表示領域に、前記障害物へ注意を促すマークを重畳表示させるマーク表示部と、を有し、前記マーク表示部は、複数の前記障害物のうち、最も車両に近い前記障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の前記障害物へ注意を促す群マークを重畳表示させる。
【0007】
請求項1に係る車両用表示装置では、障害物情報取得部によって車両周辺の複数の障害物に関する情報が取得される。また、マーク表示部は、車室内の表示領域に障害物へ注意を促すマークを重畳表示させる。ここで、マーク表示部は、複数の障害物のうち、最も車両に近い障害物を基準として、当該障害物から路面に沿って車両前後方向に延在するように複数の障害物へ注意を促す群マークを重畳表示させる。これにより、乗員が複数の障害物を一見して把握できる。なお、ここでいう「重畳表示させる」とは、ウインドシールドガラス越しに見える障害物に対して重畳表示を行う構成に限定されず、車室内のディスプレイなどに表示された障害物の画像に重畳表示を行う構成を広く含む概念である。
【0008】
請求項2に係る車両用表示装置は、請求項1において、前記マーク表示部は、車両へ向かって歩行又は走行している前記障害物に対しては、個別に注意を促す個別マークを重畳表示させる。
【0009】
請求項2に係る車両用表示装置では、車両との距離が近い障害物に対して個別マークを表示させることで、障害物の数が多い場合であっても、より注意が必要な障害物をドライバへ認識させることができる。
【0010】
請求項3に係る車両用表示システムは、請求項1又は2に記載の車両用表示装置と、車室内に設けられ、前記マーク表示部によって前記マークが表示される前記表示領域を備えた表示部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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