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公開番号2025154592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024057686
出願日2024-03-29
発明の名称測定装置及び方法
出願人三菱製鋼株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B21B 38/04 20060101AFI20251002BHJP(本質的には材料の除去が行なわれない機械的金属加工;金属の打抜き)
要約【課題】熱間材料の断面のサイズを容易に測定することができるようにする。
【解決手段】測定方法は、熱間圧延工程のラインに設置された分塊圧延機105で圧延される鋼材200を測定するものであって、測定する対象物に所定の平面内で光を照射し、反射光を受光した平面内における対象物の一部の輪郭を検出するセンサを用い、ラインを搬送される鋼材200を横切る平面内に配置され複数のセンサで鋼材200の一部の輪郭をそれぞれ検出する工程と、各センサで測定された鋼材200の一部の輪郭を合成して鋼材200の輪郭の少なくとも一部とする工程とを含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
熱間圧延工程のラインに設置された機械で圧延される鋼材を測定する測定方法であって、
測定する対象物に所定の平面内で光を照射し、反射光を受光した前記平面内における前記対象物の一部の輪郭を検出するセンサを用い、前記ラインを搬送される鋼材を横切る平面内に配置され複数のセンサで前記鋼材の一部の輪郭をそれぞれ検出する工程と、
各センサで測定された前記鋼材の一部の輪郭を合成して前記鋼材の輪郭の少なくとも一部とする工程と
を含む測定方法。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記センサは、測定する対象物に青色レーザ光を照射する請求項1に記載の測定方法。
【請求項3】
前記鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材のサイズを測定する工程をさらに含む請求項1に記載の測定方法。
【請求項4】
前記サイズは、前記鋼材の幅及び高さを含む請求項3に記載の測定方法。
【請求項5】
当該鋼材のサイズが所定の範囲内にあるかどうかを判定する工程をさらに含む請求項3に記載の測定方法。
【請求項6】
前記鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の傷の有無を判定する工程をさらに含む請求項1に記載の測定方法。
【請求項7】
前記鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の重量を算定する工程をさらに含む請求項1に記載の測定方法。
【請求項8】
前記鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の形状が通常圧延形状のものと同一であるかどうかを検出する工程をさらに含む請求項1に記載の測定方法。
【請求項9】
前記機械は、分塊圧延機であって、
鋼材に圧下して圧延する圧延ロールと、
前記鋼材を支持して前記圧延ロールに向けて搬送するローラテーブルと、
前記ローラテーブルに支持された鋼材を前記ローラテーブルの搬送方向とは交差する
方向に移動させるマニピュレータと
を含む請求項1に記載の測定方法。
【請求項10】
前記複数のセンサは、前記ラインにおいて前記分塊圧延機の下流側に配置された請求項9に記載の測定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、分塊圧延機で圧延する鋼材のサイズ、ホットスカーフ前後の鋼材のサイズ、及び仕上圧延後の鋼材のサイズなどを測定する測定方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鋼鉄の熱間圧延工場においては、連続鋳造設備から供給されるか又は加熱炉で加熱されたスラブ、ブルーム、ビレットなどの熱間材料をロールで圧延して所定のサイズに圧延する分塊圧延機が使用されている(特許文献1を参照)。熱間材料のサイズについては、熱間材料にレーザ光を照射して励起した発光を分析し、クロップのサイズを指定する技術が提供されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭61-67501号公報
特開昭57-112925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、熱間材料は高温で赤熱しているため、断面のサイズを測定することは困難であった。例えば、特許文献2に記載の技術では、熱間材料をレーザ光で励起発光させるための大出力のレーザ光源と、熱間材料の輻射光から励起光を分離するための分光装置を必要としていた。
【0005】
この発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、熱間圧延工程において搬送される熱間材料の断面のサイズを容易に測定することができるような測定装置及び方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、この発明に係る測定方法は、熱間圧延工程のラインに設置された機械で圧延される鋼材を測定する測定方法であって、測定する対象物に所定の平面内で光を照射し、反射光を受光した平面内における対象物の一部の輪郭を検出するセンサを用い、ラインを搬送される鋼材を横切る平面内に配置され複数のセンサで鋼材の一部の輪郭をそれぞれ検出する工程と、各センサで測定された鋼材の一部の輪郭を合成して鋼材の輪郭の少なくとも一部とする工程とを含む。
【0007】
センサは、測定する対象物に青色レーザ光を照射してもよい。鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材のサイズを測定する工程をさらに含んでもよい。サイズは、鋼材の幅及び高さを含んでもよい。当該鋼材のサイズが所定の範囲内にあるかどうかを判定する工程をさらに含んでもよい。
【0008】
鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の傷の有無を判定する工程をさらに含んでもよい。鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の重量を算定する工程をさらに含んでもよい。鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材の形状が通常圧延形状のものと同一であるかどうかを検出する工程をさらに含んでもよい。
【0009】
機械は、分塊圧延機であって、鋼材に圧下して圧延する圧延ロールと、鋼材を支持して圧延ロールに向けて搬送するローラテーブルと、ローラテーブルに支持された鋼材をローラテーブルの搬送方向とは交差する方向に移動させるマニピュレータとを含んでもよい。複数のセンサは、ラインにおいて分塊圧延機の下流側に配置されてもよい。複数のセンサは、ラインにおいてホットスカーフの上流側又は下流側の少なくとも一方に配置されてもよい。複数のセンサは、ラインにおいて仕上圧延設備の下流側に配置されてもよい。
【0010】
この出願に係る測定装置は、熱間圧延工程のラインに設置された機械で圧延される鋼材を測定する測定装置であって、測定する対象物に所定の平面内で光を照射し、反射光を受光した平面内における対象物の一部の輪郭を検出するセンサであって、ラインを搬送される鋼材を横切る平面内に配置された複数のセンサと、各センサで測定された鋼材の一部の輪郭を合成して鋼材の輪郭の少なくとも一部とするデジタル信号処理装置とを含む。デジタル信号処理装置は、鋼材の輪郭の少なくとも一部に基づいて、当該鋼材のサイズを測定してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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