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公開番号
2025152852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024054999
出願日
2024-03-28
発明の名称
熱劣化判定方法、熱履歴推定方法、熱劣化判定装置、熱履歴推定装置
出願人
NOK株式会社
代理人
弁理士法人NYTパートナーズ
主分類
G01N
5/04 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約
【課題】精度良くゴム組成物の熱劣化を評価することができる熱劣化判定方法を提供する。
【解決手段】熱劣化判定方法は、ゴム組成物の熱劣化の判定をする熱劣化判定方法である。熱劣化判定方法は、ゴム組成物の熱劣化が所定の程度の熱劣化を超えるかを判定する熱劣化判定処理を備える。熱劣化判定処理は、ゴム組成物における炭素前駆体の重量比と、設定された閾値とを比較して、ゴム組成物の熱劣化が、所定の程度の熱劣化を超えるか否かを判定する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ゴム組成物の熱劣化の判定をする熱劣化判定方法であって、
前記ゴム組成物の熱劣化が所定の程度の熱劣化を超えるかを判定する熱劣化判定処理を備え、
前記熱劣化判定処理は、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比と、設定された閾値とを比較して、前記ゴム組成物の熱劣化が、前記所定の程度の熱劣化を超えるか否かを判定する、
熱劣化判定方法。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記閾値は、1つ又は複数の、所定の熱劣化条件で使用されたゴム組成物である参照ゴム組成物における炭素前駆体の重量比に基づく値であり、
前記熱劣化判定処理は、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比が、前記閾値よりも大きい場合、前記ゴム組成物の熱劣化は、前記所定の程度の熱劣化を超えると判定する、
熱劣化判定方法。
【請求項3】
前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を特定する炭化率検出処理を備え、
前記炭化率検出処理は、前記ゴム組成物の成分の重量比と、使用されていない前記ゴム組成物である基準ゴム組成物の前記成分の重量比とを比較して特定する、
請求項1に記載の熱劣化判定方法。
【請求項4】
前記ゴム組成物及び前記基準ゴム組成物の前記成分は、ポリマーである、
請求項3に記載の熱劣化判定方法。
【請求項5】
前記基準ゴム組成物におけるポリマーの重量比から前記ゴム組成物におけるポリマーの重量比を減算して、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を算出する、
請求項4に記載の熱劣化判定方法。
【請求項6】
前記ゴム組成物及び前記基準ゴム組成物の前記成分は、炭素成分である、
請求項3に記載の熱劣化判定方法。
【請求項7】
前記ゴム組成物における炭素成分の重量比から前記基準ゴム組成物における炭素成分の重量比を減算して、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を算出する、
請求項6に記載の熱劣化判定方法。
【請求項8】
熱重量分析によって、前記ポリマーの重量比を測定する、
請求項5に記載の熱劣化判定方法。
【請求項9】
熱重量分析によって、前記炭素成分の重量比を測定する、
請求項7に記載の熱劣化判定方法。
【請求項10】
前記参照ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を予め設定する、
請求項1に記載の熱劣化判定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱劣化判定方法、熱履歴推定方法、熱劣化判定装置、熱履歴推定装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、ゴム組成物について、その劣化の評価がなされている。例えば、FT-IRを用いて、ゴム組成物の化学構造の変化を調べたり、ゴム組成物の硬度の変化を測定することにより、ゴム組成物の熱劣化の評価がなされている(例えば、非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
川島 哲哉、小川 俊夫 著、「NBRの熱劣化による破壊」、「日本ゴム協会誌 2002年75巻6号」、一般社団法人 日本ゴム協会、p.257~262
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の評価方法ではゴム組成物の熱劣化を定量化することが難しく、また定量化されてもその評価幅が広く、ゴム組成物の熱劣化を精度良く評価することが難しかった。このため、精度良くゴム組成物の熱劣化を評価できる方法や装置が求められている。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、精度良くゴム組成物の熱劣化を評価することができる熱劣化判定方法、熱履歴推定方法、熱劣化判定装置、及び熱履歴推定装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る熱劣化判定方法は、ゴム組成物の熱劣化の判定をする熱劣化判定方法であって、前記ゴム組成物の熱劣化が所定の程度の熱劣化を超えるかを判定する熱劣化判定処理を備え、前記熱劣化判定処理は、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比と、設定された閾値とを比較して、前記ゴム組成物の熱劣化が、前記所定の程度の熱劣化を超えるか否かを判定する。
【0007】
本発明の一態様に係る熱劣化判定方法において、前記閾値は、1つ又は複数の、所定の熱劣化条件で使用されたゴム組成物である参照ゴム組成物における炭素前駆体の重量比に基づく値であり、前記熱劣化判定処理は、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比が、前記閾値よりも大きい場合、前記ゴム組成物の熱劣化は、前記所定の程度の熱劣化を超えると判定する。
【0008】
本発明の一態様に係る熱劣化判定方法は、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を特定する炭化率検出処理を備え、前記炭化率検出処理は、前記ゴム組成物の成分の重量比と、使用されていない前記ゴム組成物である基準ゴム組成物の前記成分の重量比とを比較して特定する。
【0009】
本発明の一態様に係る熱劣化判定方法において、前記ゴム組成物及び前記基準ゴム組成物の前記成分は、ポリマーである。
【0010】
本発明の一態様に係る熱劣化判定方法は、前記基準ゴム組成物におけるポリマーの重量比から前記ゴム組成物におけるポリマーの重量比を減算して、前記ゴム組成物における炭素前駆体の重量比を算出する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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