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公開番号2025140843
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024040444
出願日2024-03-14
発明の名称ガスケット
出願人NOK株式会社
代理人弁理士法人NYTパートナーズ
主分類F16J 15/10 20060101AFI20250919BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】より簡単な構成でねじれを確認することができるガスケットを提供する。
【解決手段】ガスケット1は、弾性体から形成されて、長手方向軸線xに沿って延びるガスケット本体10を備える。前記ガスケット本体10は、前記長手方向軸線xに対して一方の側に規定される第1表面11と、前記長手方向軸線xに対して一方の側と反対の他方の側に規定される第2表面12と、を有している。前記第1表面11は、前記第2表面12の凹凸と異なる凹凸を有する加工領域14を有する。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
弾性体から形成されて、長手方向軸線に沿って延びるガスケット本体を備え、
前記ガスケット本体は、前記長手方向軸線に対して一方の側に規定される第1表面と、前記長手方向軸線に対して一方の側と反対の他方の側に規定される第2表面と、を有し、
前記第1表面は、前記第2表面の凹凸と異なる凹凸を有する加工領域を有する、ガスケット。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記加工領域は、前記第2表面の表面粗さと異なる表面粗さを有する、請求項1に記載のガスケット。
【請求項3】
前記加工領域は前記第1表面に全面に形成される、請求項1に記載のガスケット。
【請求項4】
前記加工領域は、前記長手方向軸線に沿って少なくとも部分的に線状に延びる、請求項1に記載のガスケット。
【請求項5】
前記第1表面は、前記長手方向軸線を含む仮想平面よりも前記一方の側の前記ガスケット本体の表面であり、
前記第2表面は、前記仮想平面よりも前記他方の側の前記ガスケットの表面である、請求項1~4のいずれか1項に記載のガスケット。
【請求項6】
前記加工領域は、金型の内面に形成された凹凸が転写されることによって形成される、請求項1に記載のガスケット。
【請求項7】
前記第1表面と前記第2表面との間の境界線は前記金型のパーティングラインに一致する、請求項6に記載のガスケット。
【請求項8】
水電解装置又は燃料電池に組み込まれる、請求項1に記載のガスケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスケットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、Oリングのねじれを確認する技術が開示されている。このOリングには、その全周にわたってリング状の磁石が埋め込まれている。組付対象に対してOリングを組み付けた後、Oリング内の磁石の磁極の向きを周方向において検出することによって、Oリングのねじれが確認される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-215582号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この従来のOリングには、その全周にわたってリング状の磁石を埋め込むので、Oリングの製造にあたって手間やコストがかかる。しかも、Oリングのねじれの確認にあたって、方位磁石や磁石、電線等の追加の器具が必要とされる。ねじれの確認にも手間やコストがかかる。
【0005】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、より簡単な構成でねじれを確認することができるガスケットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るガスケットは、弾性体から形成されて、長手方向軸線に沿って延びるガスケット本体を備え、前記ガスケット本体は、前記長手方向軸線に対して一方の側に規定される第1表面と、前記長手方向軸線に対して一方の側と反対の他方の側に規定される第2表面と、を有し、前記第1表面は、前記第2表面の凹凸と異なる凹凸を有する加工領域を有する。
【0007】
本発明の一態様に係るガスケットでは、前記加工領域は、前記第2表面の表面粗さと異なる表面粗さを有する。
【0008】
本発明の一態様に係るガスケットでは、前記加工領域は前記第1表面に全面に形成される。
【0009】
本発明の一態様に係るガスケットでは、前記加工領域は、前記長手方向軸線に沿って少なくとも部分的に線状に延びる。
【0010】
本発明の一態様に係るガスケットでは、前記第1表面は、前記長手方向軸線を含む仮想平面よりも前記一方の側の前記ガスケット本体の表面であり、前記第2表面は、前記仮想平面よりも前記他方の側の前記ガスケットの表面である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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