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公開番号2025152595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024054563
出願日2024-03-28
発明の名称空き家判定システム
出願人中国電力株式会社
代理人個人
主分類G06Q 50/26 20240101AFI20251002BHJP(計算;計数)
要約【課題】空き家判定の精度を高めることによって、業務を効率化できる空き家判定システムを提供すること。
【解決手段】空き家判定システム1は、第1空き家判定部31と、第2空き家判定部32と、を備える。第1空き家判定部31は、家屋の電力使用量に基づいて、家屋の空き家可能性を判定する。第2空き家判定部32は、第1空き家判定部31が家屋の空き家可能性が所定範囲内であると判定すると、家屋の外観の画像に基づいて、家屋の空き家可能性を判定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
家屋の電力使用量に基づいて、前記家屋の空き家可能性を判定する第1空き家判定部と、
前記家屋の外観の画像に基づいて、前記家屋の空き家可能性を判定する第2空き家判定部と、
を備える、空き家判定システム。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1空き家判定部が前記家屋の空き家可能性が所定範囲内であると判定すると、次に前記第2空き家判定部が前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項1に記載の空き家判定システム。
【請求項3】
前記第1空き家判定部は、
前記家屋と住所と電力使用量との複数の組み合わせを含む第1データベースを用いて、電力使用量を抽出し、
抽出された電力使用量に基づいて、前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項2に記載の空き家判定システム。
【請求項4】
前記第2空き家判定部は、
撮影地点と画像との複数の組み合わせを含む第2データベースを用いて、前記家屋の住所に対応する撮影地点及び画像を抽出し、
抽出された画像を画像認識することで、前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項2又は3に記載の空き家判定システム。
【請求項5】
前記第2空き家判定部が前記家屋の空き家可能性が所定範囲内であると判定すると、次に前記第1空き家判定部が前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項1に記載の空き家判定システム。
【請求項6】
前記第2空き家判定部は、
撮影地点と画像との複数の組み合わせを含む第2データベースを用いて、画像を抽出し、
抽出された画像を画像認識することで、前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項5に記載の空き家判定システム。
【請求項7】
前記第1空き家判定部は、
前記家屋と住所と電力使用量との複数の組み合わせを含む第1データベースを用いて、前記家屋の撮影地点に対応する住所にある家屋及び電力使用量を抽出し、
抽出された電力使用量に基づいて、前記家屋の空き家可能性を判定する、
請求項5又は6に記載の空き家判定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空き家判定システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、空き家の増加は、全国的な社会問題として注目されている。空き家の増加は地域の環境や防災や防犯に悪影響を及ぼすことが知られており、空き家の増加問題に対しては国や自治体によって様々な対策が行われている。このような対策を立てる上では、地域における空き家の実態を把握することの重要性は高い。従来では、自治体は、使用電力量や、ガスの使用量等から空き家の可能性がある箇所を推定する。そして、推定した箇所について、自治体職員が現地へ赴き、外観調査を行う。
【0003】
特許文献1には、直近の電力使用履歴に基づいて、空き家であるか否かを判定する空き家判定システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-207675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の空き家判定システムでは、電力使用量のみに基づいて空き家判定を行っているので、判定精度が十分に高くない。例えば、実質的には空き家であるが家人又は業者が数か月に一度通って家の掃除等をしている場合、電気が使用されるので、間違って「空き家ではない」と判定される可能性がある。また、引っ越ししたばかりですぐに居住が開始されていない場合又は長期間出張で家を留守にしている場合、電気が使用されないので、間違って「空き家である」と判定される可能性がある。上記の判定ミスの可能性を考慮すると、正確な空き家把握のためには結局は現地調査が必要になり、自治体にとって多大な努力、費用、時間が負担になっている。
【0006】
本発明の目的は、空き家判定の精度を高めることによって、業務を効率化できる空き家判定システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様に係る空き家判定システムは、第1空き家判定部と、第2空き家判定部と、を備える。第1空き家判定部は、家屋の電力使用量に基づいて、家屋の空き家可能性を判定する。第2空き家判定部は、家屋の外観の画像に基づいて、家屋の空き家可能性を判定する。
【0008】
このシステムでは、第1判定部の判定結果と第2判定部の判定結果が得られるので、空き家判定の精度が高くなる。例えば、家屋の電力使用に基づいて空き家可能性が低く判定された場合でも、家屋の外観の画像に基づいて空き家可能性が高く判定された場合には、空き家の可能性が十分に高いと判定される。その結果、現地調査を減らすなどして業務を効率化できる。
【0009】
本発明の第2の態様に係る空き家判定システムでは、第1の態様において、第1空き家判定部が家屋の空き家可能性が所定範囲内であると判定すると、次に第2空き家判定部が家屋の空き家可能性を判定する。所定範囲とは、例えば、第1空き家判定部において空き家可能性が十分に高いと判断できない範囲又は空き家可能性が十分低いと判断できない範囲である。
【0010】
このシステムでは、第1空き家判定部によって空き家可能性が所定範囲内にあると判定された家屋のみが第2空き家判定部によって空き家可能性を判定される。したがって、第2空き家判定部による空き家判定の量を減らすことができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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