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公開番号2025153363
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024055811
出願日2024-03-29
発明の名称容器内の水分量検知システム
出願人中国電力株式会社
代理人弁理士法人ライトハウス国際特許事務所
主分類G01G 23/00 20060101AFI20251002BHJP(測定;試験)
要約【課題】
本発明の目的は、容器内の水分量を測定してコンピュータ装置へ送信できるシステム、又は、容器内の水分量が所定の条件を満たすことをコンピュータ装置へ送信できるシステムを提供することである。
【解決手段】
被管理者が所持する容器内の水分量を測定する水分量測定手段、又は、該水分量が所定の条件を満たすことを検知する水分量検知手段と測定した水分量、又は、水分量が所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する送信手段とを備えるシステムである。前記コンピュータ装置が、前記被管理者が搭乗可能な車両に備えられている、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
被管理者が所持する容器内の水分量を測定する水分量測定手段、又は、該水分量が所定の条件を満たすことを検知する水分量検知手段と、
測定した水分量、又は、水分量が所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する送信手段と
を備え、
前記コンピュータ装置が、前記被管理者が搭乗可能な車両に備えられている、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末である、システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
水分量が所定の条件を満たしたことに応じて、前記コンピュータ装置が、水分量が所定の条件を満たしたことを示す情報を出力する出力手段
を備える、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
出力手段が、水分量が所定の条件を満たしたことを示す情報とともに、前記被管理者の位置に関する情報を出力する、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
複数の前記被管理者がそれぞれ所持する又は装着する第2装置を備え、
送信手段が、複数の第2装置のアドホック通信を介して、1の第2装置に対応する前記被管理者が所持する容器内の水分量、又は、該水分量が所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する、請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項5】
複数の第1装置と、
前記被管理者が所持する又は装着する第2装置と
を備え、
複数の第1装置のそれぞれと第2装置との情報又は信号の伝搬時間を基に、複数の第1装置のそれぞれと第2装置の距離を算定する第1距離算定手段と、
算定された複数の第1装置のそれぞれと第2装置の距離を基に、第2装置の位置を特定する第1位置特定手段と
を備える、請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
【請求項6】
第1位置特定手段により特定した第2装置の位置を、前記被管理者が搭乗可能な車両が備える表示画面、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末が備える表示画面に表示するよう制御する第1表示制御手段
を備える、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
第1距離算定手段が、1の第1装置の時計と、第2装置の時計との時刻のずれを基に距離を算定するものである、請求項5に記載のシステム。
【請求項8】
1の第1装置と第2装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第2装置との間の時刻のずれを算定する第1時刻ずれ算定手段と、
算定された時刻ずれに基づいて、第2装置における時刻を補正する第1時刻補正手段と
を備える、請求項5に記載のシステム。
【請求項9】
1の第1装置と第2装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第2装置との間の時計の位相のずれを算定する第1位相ずれ算定手段と、
算定された位相ずれに基づいて、第2装置における位相を補正する第1位相補正手段と
を備える、請求項5に記載のシステム。
【請求項10】
複数の第1装置と、
前記被管理者が搭乗可能な車両、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末に備えられる第3装置と
を備え、
複数の第1装置のそれぞれと第3装置との情報又は信号の伝搬時間を基に、複数の第1装置のそれぞれと第3装置の距離を算定する第2距離算定手段と、
算定された複数の第1装置のそれぞれと第3装置の距離を基に、第3装置の位置を特定する第2位置特定手段と
を備える、請求項1~3のいずれかに記載のシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、システム及び方法に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球温暖化の影響により、熱中症、熱射病、日射病等を発症するリスクが高まっている。熱中症等を防止するため、こまめに水分補給をすることが求められている。そのため、水筒など容器内の水分が減った場合、水分を補充する必要がある。また、本人が水分補給を積極的に実施しない場合、本人以外が水分補給を促す必要がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、適切なタイミングでの水筒等への飲料水の補充を支援する飲料水補充支援装置が開示されている。飲料水補充支援装置は、水位情報取得部と、残量計算部と、補充判定部と、補充支援情報生成部とを含む。水位情報取得部は、水筒に収容されている飲料水の水位を特定可能な物理量を検出する水位センサの検出データを取得する。残量計算部は、水位情報取得部が取得した検出データを利用して、水筒に収容されている飲料水の残量を計算する。補充判定部は、残量計算部の計算結果を利用して、水筒への飲料水の補充をすべきか否かを判定する。補充支援情報生成部は、補充判定部が飲料水の補充をすべきと判定した場合、水筒への飲料水の補充を支援するための補充支援情報を生成する。生成された補充支援情報は、ユーザが所持する飲料水補充支援装置に表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-141464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、容器内の水分量を測定してコンピュータ装置へ送信できるシステム、又は、容器内の水分量が所定の条件を満たすことをコンピュータ装置へ送信できるシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の課題は、
[1]被管理者が所持する容器内の水分量を測定する水分量測定手段、又は、該水分量が所定の条件を満たすことを検知する水分量検知手段と、測定した水分量、又は、水分量が所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する送信手段とを備え、前記コンピュータ装置が、前記被管理者が搭乗可能な車両に備えられている、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末である、システム;
[2]水分量が所定の条件を満たしたことに応じて、前記コンピュータ装置が、水分量が所定の条件を満たしたことを示す情報を出力する出力手段を備える、前記[1]に記載のシステム;
[3]出力手段が、水分量が所定の条件を満たしたことを示す情報とともに、前記被管理者の位置に関する情報を出力する、前記[2]に記載のシステム;
[4]複数の前記被管理者がそれぞれ所持する又は装着する第2装置を備え、送信手段が、複数の第2装置のアドホック通信を介して、1の第2装置に対応する前記被管理者が所持する容器内の水分量、又は、該水分量が所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する、前記[1]~[3]のいずれかに記載のシステム;
[5]複数の第1装置と、前記被管理者が所持する又は装着する第2装置とを備え、複数の第1装置のそれぞれと第2装置との情報又は信号の伝搬時間を基に、複数の第1装置のそれぞれと第2装置の距離を算定する第1距離算定手段と、算定された複数の第1装置のそれぞれと第2装置の距離を基に、第2装置の位置を特定する第1位置特定手段とを備える、前記[1]~[4]のいずれかに記載のシステム;
[6]第1位置特定手段により特定した第2装置の位置を、前記被管理者が搭乗可能な車両が備える表示画面、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末が備える表示画面に表示するよう制御する第1表示制御手段を備える、前記[5]に記載のシステム;
[7]第1距離算定手段が、1の第1装置の時計と、第2装置の時計との時刻のずれを基に距離を算定するものである、前記[5]又は[6]に記載のシステム;
[8]1の第1装置と第2装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第2装置との間の時刻のずれを算定する第1時刻ずれ算定手段と、
算定された時刻ずれに基づいて、第2装置における時刻を補正する第1時刻補正手段と
を備える、前記[5]~[7]のいずれかに記載のシステム;
[9]1の第1装置と第2装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第2装置との間の時計の位相のずれを算定する第1位相ずれ算定手段と、
算定された位相ずれに基づいて、第2装置における位相を補正する第1位相補正手段と
を備える、前記[5]~[8]のいずれかに記載のシステム;
[10]複数の第1装置と、前記被管理者が搭乗可能な車両、又は、前記被管理者を管理する管理者が操作する管理者端末に備えられる第3装置とを備え、複数の第1装置のそれぞれと第3装置との情報又は信号の伝搬時間を基に、複数の第1装置のそれぞれと第3装置の距離を算定する第2距離算定手段と、算定された複数の第1装置のそれぞれと第3装置の距離を基に、第3装置の位置を特定する第2位置特定手段とを備える、前記[1]~[9]のいずれかに記載のシステム;
[11]第2距離算定手段が、1の第1装置の時計と、第3装置の時計との時刻のずれを基に距離を算定するものである、前記[10]に記載のシステム;
[12]1の第1装置と第3装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第3装置との間の時刻のずれを算定する第2時刻ずれ算定手段と、算定された時刻ずれに基づいて、第3装置における時刻を補正する第2時刻補正手段とを備える、前記[10]又は[11]に記載のシステム;
[13]1の第1装置と第3装置との間で通信を行うことにより、1の第1装置と第3装置との間の時計の位相のずれを算定する第2位相ずれ算定手段と、算定された位相ずれに基づいて、第3装置における位相を補正する第2位相補正手段と
を備える、前記[10]~[12]のいずれかに記載のシステム;
[14]被管理者が所持する容器内の水分量を測定する水分量測定ステップ、又は、水分量が所定の条件を満たすことを検知する水分量検知ステップと、測定した水分量、又は、水分量が所所定の条件を満たす旨の信号を、コンピュータ装置へ送信する送信ステップとを有する、方法;
により達成することができる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、容器内の水分量を測定してコンピュータ装置へ送信できるシステム、又は、容器内の水分量が所定の条件を満たすことをコンピュータ装置へ送信できるシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態にかかるシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかる第1装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかる第2装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかる管理者端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかるサーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態にかかる距離算定処理のフローチャートを示す図である。
本発明の実施の形態にかかる位置特定処理のフローチャートを示す図である。
本発明の実施の形態にかかる出力処理のフローチャートを示す図である。
本発明の実施の形態にかかる水分量記憶テーブルの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下、効果に関する記載は、本発明の実施の形態の効果の一側面であり、ここに記載するものに限定されない。以下で説明するフローチャートを構成する各処理の順序は、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で順不同であり、また、処理内容に矛盾や不整合が生じない範囲で、フローチャートを構成する各処理の一部を省略することや、フローチャートを構成する各処理に新たな処理を追加することも可能である。また、フローチャートを構成する各処理を実行する主体となる装置は、本発明の趣旨に反しない限り、他の装置へ変更することが可能である。その際、処理内容に矛盾や不整合が生じないように、処理内容を変更することが可能である。
【0010】
[システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態にかかるシステムの構成を示すブロック図である。図示するように、システム10は、少なくとも1のコンピュータ装置を備える。システム10は、複数の第1装置1(1a~1z)と、第2装置2とを備えてもよい。システム10は、車両(不図示)又は管理者端末3Aに備えられる第3装置3と、センサ4と、サーバ装置5とを備えてもよい。システム10は、車両及び管理者端末3Aを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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