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公開番号
2025151862
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024053478
出願日
2024-03-28
発明の名称
開閉装置制御システム及びリモコン
出願人
文化シヤッター株式会社
代理人
弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類
E05F
15/77 20150101AFI20251002BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】
車庫を基準とする特定の位置ごとに、開閉体の適切な動作パターンを設定することを可能とする開閉装置制御システムを提供することを課題とする。
【解決手段】
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムであって、前記開閉制御部は、前記リモコンとBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うことにより、開閉制御を行うと共に、前記リモコンの位置測位を行うものであって、前記位置測位は、受信電波強度を強レベル、中レベル及び弱レベルの三段階に設定することで行われるものであり、受信電波強度が中レベルの場合のみ、前記開閉体の開放動作及び閉鎖動作の両方の動作が許可されることを特徴とする開閉装置制御システム。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムであって、
前記開閉制御部は、前記リモコンとBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うことにより、開閉制御を行うと共に、前記リモコンの位置測位を行うものであって、
前記位置測位は、受信電波強度を強レベル、中レベル及び弱レベルの三段階に設定することで行われるものであり、
受信電波強度が中レベルの場合のみ、前記開閉体の開放動作及び閉鎖動作の両方の動作が許可される
ことを特徴とする開閉装置制御システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
受信電波強度が弱レベルの場合に、開放動作が禁止される
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置制御システム。
【請求項3】
受信電波強度が強レベルの場合に、閉鎖動作が禁止される
ことを特徴とする請求項2に記載の開閉装置制御システム。
【請求項4】
受信電波強度が強レベルからゼロレベルに転じた場合にも、閉鎖動作が禁止される
ことを特徴とする請求項3に記載の開閉装置制御システム。
【請求項5】
前記リモコンは、車両からの電源供給を受けることによって、開放制御信号の送信を開始し、
前記開閉制御部は、受信電波強度が強レベルで前記開放制御信号を受信開始した場合に、前記開閉体を開放動作させ、その後、前記開放制御信号の受信中に、受信電波強度が強レベルから減少して中レベルを経て弱レベルとなった時点で前記開閉体を閉鎖動作させると共に、
前記開閉制御部は、受信電波強度が弱レベルで前記開放制御信号を受信開始した場合に、前記開閉体を開放動作させないものの、前記開放制御信号の受信中に、受信電波強度が弱レベルから増加して中レベルとなった場合に、前記開閉体を開放動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載の開閉装置制御システム。
【請求項6】
前記リモコンは、車両のフロントガラス近傍に設置されて使用される
ことを特徴とする請求項1、3又は5の何れか一項に記載の開閉装置制御システム。
【請求項7】
前記リモコンは、ドライブレコーダの電源供給差込口から電源が供給される
ことを特徴とする請求項6に記載の開閉装置制御システム。
【請求項8】
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムであって、
前記開閉制御部は、前記リモコンとBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うことにより、開閉制御を行うと共に、前記リモコンの位置測位を行うものであって、
前記位置測位は、車庫を基準として、近距離、中距離及び遠距離の三段階に設定されるものであり、
中距離の場合のみ、前記開閉体の開放動作及び閉鎖動作の両方の動作が許可される
ことを特徴とする開閉装置制御システム。
【請求項9】
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムと共に用いられる車両に装着可能なリモコンであって、
前記リモコンは、前記開閉制御部とBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うものであって、前記開閉制御部により位置測位が行われる
ことを特徴とするリモコン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車庫の開口部を開閉体(シャッター)によって開閉する開閉装置をリモコンにより制御する開閉装置制御システム及び当該システムで用いられるリモコンに関するものである。
続きを表示(約 3,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、車両のシガーライターソケットに着脱可能なリモコンの本体ケース内に、特定小電力無線方式を利用した無線送信回路を具備し、車両のイグニッションキーやスタートスイッチの操作によりシガーライターソケットからの電源供給を受けると、所定のフォーマットの制御信号を含む開放制御信号を発信し続けるようにした開閉装置制御システムがある。
この開閉装置制御システムによれば、自動開閉モードにおいて、リモコンから送信される開放制御信号が車庫用シャッター装置に受信されるか否か等の条件により、車庫用シャッター装置を適宜に開放動作及び閉鎖動作させることができる。
出庫時には、車両のイグニッションキーやスタートスイッチの操作によりエンジンが始動し、シガーライターソケットからの電源供給が開始されると、リモコンから送信される開放制御信号をシステムが受信するようになり、車庫用シャッター装置が開放動作される。その後、出庫した車両が車庫から離れることによって、開放制御信号が車庫用シャッター装置に受信されなくなると、車庫用シャッター装置が自動閉鎖される。
一方、入庫時には、車両が車庫にアプローチすることによって、リモコンから送信される開放制御信号をシステムが受信するようになり、車庫用シャッター装置が開放動作される。その後、駐車が完了して、車両のイグニッションキーやスタートスイッチの操作によりエンジンが停止し、シガーライターソケットからの電源供給が停止すると、車庫用シャッター装置が自動閉鎖される。
なお、開閉制御システムは、スイッチ操作モードでは、運転者がリモコンを操作することによって、車庫用シャッター装置に開放動作や閉鎖動作を行わせることも可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-82523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、開放制御信号が受信されたか否かで、開放動作が実行されるため、帰宅して入庫するつもりでなく、偶々、居宅近辺を走行中に意図せずにシャッターが開放されてしまい、治安の面で問題があった。また、特定小電力無線の通信到達距離は環境により左右され、かなり遠くからでも開放制御信号が到達してしまう場合があるため、出庫時のシャッターの自動閉鎖についても、治安上の問題があった。
この他、出庫時に車両が車庫から遠ざかる際にシャッターが自動閉鎖されることは便利で好ましいことである一方、最終的に車両が車庫に位置することになる入庫時には自分の目で見てシャッターを閉鎖させたいという要求があるものの、自動閉鎖してしまうのは好ましくないという問題もあった。このことから、入庫時の自動閉鎖を無くして欲しいという要望があった。
さらに、スイッチ操作モードでリモコンの操作を誤った場合や、通信障害等により電波が途絶えた場合に、シャッターが意図せずに閉鎖してしまうという問題もあった。
【0005】
上記問題に鑑みて、本発明は、車庫を基準とする特定の位置ごとに、開閉体の適切な動作パターンを設定することを可能とする開閉装置制御システム及び当該システムで用いられるリモコンを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムであって、前記開閉制御部は、前記リモコンとBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うことにより、開閉制御を行うと共に、前記リモコンの位置測位を行うものであって、前記位置測位は、受信電波強度を強レベル、中レベル及び弱レベルの三段階に設定することで行われるものであり、受信電波強度が中レベルの場合のみ、前記開閉体の開放動作及び閉鎖動作の両方の動作が許可されることを特徴とする開閉装置制御システム。
また、本発明は、受信電波強度が弱レベルの場合に、開放動作が禁止されることを特徴とする。
さらに、本発明は、受信電波強度が強レベルの場合に、閉鎖動作が禁止されることを特徴とする。
【0007】
また、上記課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムであって、前記開閉制御部は、前記リモコンとBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うことにより、開閉制御を行うと共に、前記リモコンの位置測位を行うものであって、前記位置測位は、車庫を基準として、近距離、中距離及び遠距離の三段階に設定されるものであり、中距離の場合のみ、前記開閉体の開放動作及び閉鎖動作の両方の動作が許可されることを特徴とする開閉装置制御システム。
【0008】
また、上記課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
車庫の開口部を開閉体によって開閉する開閉装置と、車両に装着可能とされるリモコンと、前記リモコンからの開閉制御信号を受けて前記開閉装置を開閉制御する開閉制御部とを備えるシステムと共に用いられる車両に装着可能なリモコンであって、前記リモコンは、前記開閉制御部とBLE(Bluetooth Low Energy)通信を行うものであって、前記開閉制御部により位置測位が行われることを特徴とするリモコン。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、上記のように構成されているので、車庫を基準とする特定の位置ごとに、開閉体の適切な動作パターンを設定することを可能とする開閉装置制御システム及び当該システムで用いられるリモコンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る開閉装置制御システムを側面視した模式図である。
本発明の実施形態に係る開閉装置制御システムに設定された三段階の受信電波強度レベルを示す模式図である。
車庫と車両の位置関係を示す模式図であり、(a)は出庫時の様子を、(b)は車庫近辺を走行中の様子を、それぞれ示している。
BLE通信の自由空間基本伝搬損失を説明するために示すグラフである。
本発明の実施形態に係るリモコンを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係るリモコンを示す側面図である。
本発明の実施形態に係るリモコンを示す平面図であり、(a)はオフ状態、(b)はオン状態を示している。
本発明の実施形態に係るリモコンの使用態様を示す説明図であり、(a)はリモコンをドライブレコーダのUSBメス端子に直接接続する態様を示し、(b)はリモコンをUSB延長ケーブルを介してフロントパネルのUSBメス端子に接続する態様を示している。
BLE通信信号が車両の外に出ていく際の電波強度の様子を説明するための模式図であり、図9(a)はリモコンをセンターコンソール付近に配置した場合の様子を示し、図9(b)はリモコンをフロントガラス近辺に配置した場合の様子を示している。
リモコン動作の制御例を示すフローチャートである。
リモコン動作の制御例を示すフローチャートである。
シャッター装置の自動開閉動作の制御例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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