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公開番号
2025151491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052941
出願日
2024-03-28
発明の名称
プログラム、方法、情報処理装置
出願人
ファストドクター株式会社
代理人
IPTech弁理士法人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20251002BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】医療従事者に対して診療を支援する診療支援情報を提示するプログラム、方法及び情報処理装置を提供する。
【解決手段】診療支援システムにおける方法は、ユーザ側端末装置が、患者からの主訴に基づく第1の患者状態情報の入力を受け付けるステップS601、サーバが、当該情報と紐づく症例に関する第1のタグ群を抽出するステップS631、ユーザ側端末装置が患者からの主訴以外に基づく第2の患者状態情報の入力を受け付けるステップS602、サーバが、当該情報と紐づく症例に関する第2のタグ群を抽出するステップS632、第1のタグ群と第2のタグ群との少なくとも何れかに含まれるタグ情報同士の整合性を評価するステップS633、整合性が所定レベル以上の場合に、関係するタグ情報に基づいて推定疾患情報を生成するステップS634及び生成した推定疾患情報を、医療従事者であるユーザに対して提示するステップS635を含む。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させ、診療対象である患者に関する情報を処理するプログラムであって、前記プロセッサに、
前記患者の診療時に前記患者からの主訴に関する情報に基づいて取得される、前記患者の状態に関する第1の患者状態情報の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記第1の患者状態情報に基づいて、当該第1の患者状態情報と関連づけられる症例に関する少なくとも1つのタグ情報を含む第1のタグ群を抽出するステップと、
前記患者の診療時に前記患者からの主訴以外の情報に基づいて取得される、前記患者の状態に関する第2の患者状態情報の入力を受け付けるステップと、
受け付けた前記第2の患者状態情報に基づいて、当該第2の患者状態情報と関連づけられる症例に関する少なくとも1つのタグ情報を含む第2のタグ群を抽出するステップと、
抽出された前記第1のタグ群と、前記第2のタグ群と、の少なくともいずれかに含まれるタグ情報同士の整合性を評価するステップと、
前記整合性が所定レベル以上であると評価される場合に、当該評価に関係するタグ情報に基づいて、前記患者に関する推定される疾患に関する少なくとも1つの推定疾患情報を生成するステップと、
生成された前記推定疾患情報を、医療従事者であるユーザに対して提示するステップと、
を実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記整合性を評価するステップにおいて、前記第1のタグ群と前記第2のタグ群との少なくともいずれかに互いに整合するタグ情報が所定数以上含まれている場合に、前記整合性が所定レベル以上であると評価する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記整合性を評価するステップにおいて、前記第1のタグ群と前記第2のタグ群との少なくともいずれかに含まれるタグ情報同士の関連度が所定レベル以上である場合に、前記整合性が所定レベル以上であると評価する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記整合性が所定レベル以上ではないと評価される場合に、前記ユーザに対して、当該評価に関する情報を提示するステップを実行させる、請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記整合性を評価するステップにおいて、前記第1のタグ群と前記第2のタグ群との少なくともいずれかのタグ情報の中に組み合わせが互いに不適格なタグ情報が含まれている場合に、前記整合性が所定レベル以上ではないと評価する、請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記ユーザに対して、前記第1のタグ群と前記第2のタグ群との少なくともいずれかに含まれるタグ情報を提示するステップと、
前記ユーザから、提示したタグ情報を修正する操作を受け付けるステップと、を実行させ、
前記評価するステップにおいて、受け付けた修正されたタグ情報に基づいて、前記整合性を評価する、請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項7】
前記第2の患者状態情報は、前記患者の発話に関する情報、前記患者の外見に関する情報、前記患者の動作に関する情報、前記患者の生体に関する情報の少なくともいずれかである、請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項8】
前記整合性の評価結果に基づいて、生成された前記推定疾患情報の信頼度を評価するステップを実行させる、請求項1又は2に記載のプログラム。
【請求項9】
前記推定疾患情報を提示するステップにおいて、前記信頼度に関する情報を含む前記推定疾患情報を前記ユーザに対して提示する、請求項8に記載のプログラム。
【請求項10】
生成された前記推定疾患情報に基づいて、診療時に前記患者に対して行うための質問に関する質問情報を生成するステップと、
生成された前記質問情報を前記ユーザに対して提示するステップと、を実行させる、請求項1又は2に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の医療技術の進歩により医療の高度化、細分化が進んでいることに伴い、医師等の医療従事者によって行われる患者に対する診療においては、より高い専門性が要求される状況となっている。このため医療従事者は自身の専門性と合致する診療に対応することになるが、地方や過疎地域など医療従事者の数が少ない環境では、限られた医療従事者であらゆる診療に対応しなければならない。
【0003】
このような環境では、医療従事者は自身の専門外の診療に対応するための医学知識を必要とするが、多忙な業務の合間に知識を修得することは医療従事者にとって大きな負担となる。一方患者にとっても専門外の医療従事者による診療を受けることは、適切な診療を受けられないという不安が生じる。
【0004】
このため、患者に対する診療時において、医療従事者により行われる診療を支援する技術が求められている。このような医療従事者に対して診療を支援する手段として、医療従事者に対して診療時に閲覧可能な患者に関する医療関連情報を特性する技術が知られている。
【0005】
特許文献1には、医療従事者による診療を支援するための診療支援システムが記載されている。この診療支援システムでは、医療従事者により入力された入力情報に基づいて、当該入力情報と関連するタグが抽出され、抽出タグに基づいて患者に関する診療関連情報を特定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-201093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1の技術では、医療従事者による入力情報に基づいてタグが抽出されるが、抽出されたタグが適切なタグであるかどうかが判定されていないため、例えば、入力された情報に誤りがある場合などは誤ったタグが抽出され、抽出されたタグにより誤った診断に繋がるおそれがある。特に、専門外の医療従事者が診療等に対応する場合には、タグの誤りに気付くことができず、的確な診療を行うことができないおそれがある。
【0008】
そこで、本開示において、診療に対応する医療従事者の専門性を問わず、医療従事者に対する診療を支援する診療支援情報を提示することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態によると、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに実行させ、診療対象である患者に関する情報を処理するプログラムであって、前記プログラムは、前記プロセッサに、前記患者の診療時に前記患者からの主訴に関する情報に基づいて取得される、前記患者の状態に関する第1の患者状態情報の入力を受け付けるステップと、受け付けた前記第1の患者状態情報に基づいて、当該第1の患者状態情報と関連づけられる症例に関する少なくとも1つのタグ情報を含む第1のタグ群を抽出するステップと、前記患者の診療時に前記患者からの主訴以外の情報に基づいて取得される、前記患者の状態に関する第2の患者状態情報の入力を受け付けるステップと、受け付けた前記第2の患者状態情報に基づいて、当該第2の患者状態情報と関連づけられる症例に関する少なくとも1つのタグ情報を含む第2のタグ群を抽出するステップと、抽出された前記第1のタグ群と、前記第2のタグ群と、の少なくともいずれかに含まれるタグ情報同士の整合性を評価するステップと、前記整合性が所定レベル以上であると評価される場合に、当該評価に関係するタグ情報に基づいて、前記患者に関する推定される疾患に関する推定疾患情報を生成するステップと、生成された前記推定疾患情報を、医療従事者であるユーザに対して提示するステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、診療時に取得される患者の状態に関する情報に基づいてタグ情報を抽出し、当該タグ情報の適格性の評価を経てタグ情報に基づく疾患推定を行うことで、医療従事者に対して的確な診療支援情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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