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公開番号2025150073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024050753
出願日2024-03-27
発明の名称モータ装置、ワイパー装置、及びモータ制御方法
出願人株式会社ミツバ
代理人個人,個人,個人
主分類H02P 6/16 20160101AFI20251002BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータ始動時に負荷がかかっている場合でも、モータの失速を抑制する。
【解決手段】モータ装置は、回転駆動するモータと、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、前記モータが加速中か否かを検出する加速検出部と、前記モータを駆動する第1の駆動モードと、前記モータの出力が前記第1の駆動モードよりも高い第2の駆動モードとを切り替える制御を行い、前記モータの始動時に、前記モータが加速中であって、且つ、前記モータの回転速度が、目標値に対して、所定値以上小さい場合に、前記第2の駆動モードを選択する駆動制御部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
回転駆動するモータと、
前記モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、
前記モータが加速中であるか否かを検出する加速検出部と、
前記モータを駆動する第1の駆動モードと、前記モータの出力が前記第1の駆動モードよりも高い第2の駆動モードとを切り替える制御を行い、前記モータの始動時に、前記モータが加速中であって、且つ、前記モータの回転速度が、目標値に対して、所定値以上小さい場合に、前記第2の駆動モードを選択する駆動制御部と
を備えるモータ装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記駆動制御部は、前記モータが減速中である場合、又は前記モータの回転速度が、前記目標値に対して、所定値未満小さい場合に、前記第1の駆動モードを選択する
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項3】
前記第2の駆動モードが、矩形波駆動方式の駆動モードであり、
前記第1の駆動モードが、前記モータを駆動する複数相の駆動信号線のうち、通電していない相の開放期間に対して、PWM(Pulse Width Modulation)制御により中間電力の駆動信号を出力するフリーレス駆動方式の駆動モードである
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項4】
前記モータは、3相の巻線を有するブラシレスモータであり、
前記駆動制御部は、3相の駆動信号を生成するインバータが有する複数のスイッチング素子の導通を、前記第1の駆動モードと、前記第2の駆動モードとで切り替えて制御する
請求項1に記載のモータ装置。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のモータ装置を備え、
前記モータ装置を用いて、ワイパー部材にウィンド面での払拭動作を行わせる
ワイパー装置。
【請求項6】
回転駆動するモータを制御するモータ制御方法であって、
回転速度検出部が、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出ステップと、
加速検出部が、前記モータが加速中であるか否かを検出する加速検出ステップと、
駆動制御部が、前記モータを駆動する第1の駆動モードと、前記モータの出力が前記第1の駆動モードよりも高い第2の駆動モードとを切り替える制御を行い、前記モータの始動時に、前記モータが加速中であって、且つ、前記モータの回転速度が、目標値に対して、所定値以上小さい場合に、前記第2の駆動モードを選択する駆動制御ステップと
を含むモータ制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ装置、ワイパー装置、及びモータ制御方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、モータ制御において、負荷の大きさに応じて、例えば、3相通電を行うフリーレス駆動モードと、2相通電を行う矩形波駆動モードとのように、異なる駆動モードに切り替えるモータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。ここで、フリーレス駆動モードとは、3相のうちOFF相(相開放期間に対応する。以下、フリー相と呼ぶことがある)にDuty(デューティ)の1/2を出力する3相通電の駆動モードであり、同一の電力で駆動した場合に、矩形波駆動モードよりも回転数(回転速度)が低下する低出力の駆動モードである。
特許文献1では、負荷に応じて決定される値であって、負荷を積算した負荷積算値に基づいて、駆動モードの切り替え制御を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-48401号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来のモータ制御装置では、例えば、駆動の初期時から高負荷が発生している場合には、負荷がまだ積算されていないため、低出力の駆動モードで駆動され、3相通電のフリーレス駆動モードでは必要なデューティが大きくなる。そのため、従来のモータ制御装置では、2相通電の矩形波駆動モードに比べて、デューティ上限値に到達し易くなり、デューティを上げられずに失速する可能性があった。
【0005】
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、モータ始動時に負荷がかかっている場合でも、モータの失速を抑制することができるモータ装置、ワイパー装置、及びモータ制御方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、回転駆動するモータと、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出部と、前記モータが加速中であるか否かを検出する加速検出部と、前記モータを駆動する第1の駆動モードと、前記モータの出力が前記第1の駆動モードよりも高い第2の駆動モードとを切り替える制御を行い、前記モータの始動時に、前記モータが加速中であって、且つ、前記モータの回転速度が、目標値に対して、所定値以上小さい場合に、前記第2の駆動モードを選択する駆動制御部とを備えるモータ装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、 回転駆動するモータを制御するモータ制御方法であって、回転速度検出部が、前記モータの回転速度を検出する回転速度検出ステップと、加速検出部が、前記モータが加速中であるか否かを検出する加速検出ステップと、前記モータを駆動する第1の駆動モードと、駆動制御部が、前記モータの出力が前記第1の駆動モードよりも高い第2の駆動モードとを切り替える制御を行い、前記モータの始動時に、前記モータが加速中であって、且つ、前記モータの回転速度が、目標値に対して、所定値以上小さい場合に、前記第2の駆動モードを選択する駆動制御ステップとを含むモータ制御方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、モータ始動時に負荷がかかっている場合でも、モータの失速を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態によるモータ装置の一例を示すブロック図である。
第1の実施形態における矩形波駆動パターンの一例を示す図である。
第1の実施形態における矩形波駆動パターンの一例をテーブルにまとめた図である。
第1の実施形態におけるフリーレス駆動パターンの第1の例を示す図である。
第1の実施形態におけるフリーレス駆動パターンの第1の例をテーブルにまとめた図である。
第1の実施形態におけるフリーレス駆動パターンの第2の例を示す図である。
第1の実施形態におけるフリーレス駆動パターンの第2の例をテーブルにまとめた図である。
第1の実施形態によるモータ装置の駆動モードの切り替え動作の一例を示すフローチャートである。
従来のモータ装置の動作の一例を示す図である。
第1の実施形態によるモータ装置の動作の一例を示す図である。
第2の実施形態によるワイパー装置の一例を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態によるモータ装置、ワイパー装置、及びモータ制御方法について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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