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公開番号2025149081
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-08
出願番号2024049519
出願日2024-03-26
発明の名称アルコールの製造方法及びテトラアルコキシシランの製造方法
出願人三菱ケミカル株式会社
代理人
主分類C07C 29/09 20060101AFI20251001BHJP(有機化学)
要約【課題】安全性が高く、手間がかからずコストにも優れたアルコールの製造方法を提供す
る。
【解決手段】工程(1):アルカリ触媒下でテトラアルコキシシランの加水分解反応及び
縮合反応を行い、前記アルコールを含むシリカ粒子の分散液を得る工程。工程(2):前
記工程(1)で得られた前記シリカ粒子の分散液から、前記アルカリ触媒及び前記アルコ
ールを含む溶液を分離する工程。工程(3):前記工程(2)で得たアルコールを含む溶
液をイオン交換樹脂に通して、前記アルカリ触媒を除いたアルコールを得る工程。
を含む、アルコールの製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
以下の工程(1)~(3)を含む、アルコールの製造方法。
工程(1):アルカリ触媒下でテトラアルコキシシランの加水分解反応及び縮合反応を
行い、前記アルコールを含むシリカ粒子の分散液を得る工程。
工程(2):前記工程(1)で得られた前記シリカ粒子の分散液から、前記アルカリ触
媒及び前記アルコールを含む溶液を分離する工程。
工程(3):前記工程(2)で得たアルコールを含む溶液をイオン交換樹脂に通して、
前記アルカリ触媒を除去する工程を経て、アルコールを得る工程。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記工程(2)と(3)の間に以下の工程(2-1)を含む、請求項1に記載のアルコ
ールの製造方法。
工程(2-1):前記工程(2)で分離した、前記アルカリ触媒及びアルコールを含む
溶液を蒸留してアルカリ触媒濃度を低減する工程。
【請求項3】
工程(3)で得られるアルコールがメタノールである、請求項1に記載のアルコールの
製造方法。
【請求項4】
前記アルカリ触媒がアンモニアを含む、請求項1に記載のアルコールの製造方法。
【請求項5】
前記テトラアルコキシシランがテトラメトキシシランである、請求項1に記載のアルコ
ールの製造方法。
【請求項6】
前記工程(2)で分離した、前記アルカリ触媒及びアルコールを含む溶液中の前記アル
カリ触媒の濃度が0.1質量%~3質量%である、請求項1に記載のアルコールの製造方
法。
【請求項7】
前記工程(2)で分離した、前記アルカリ触媒及びアルコールを含む溶液中のアルコー
ルの濃度が60質量%~90質量%である、請求項1に記載のアルコールの製造方法。
【請求項8】
前記工程(2-1)が前記アルカリ触媒の濃度を1000質量ppm以下に低減する工
程である、請求項2に記載のアルコールの製造方法。
【請求項9】
前記工程(3)で得られるアルコールの前記アルカリ触媒の濃度が30質量ppb以下
である、請求項1に記載のアルコールの製造方法。
【請求項10】
前記工程(3)で用いるイオン交換樹脂が強酸性陽イオン交換樹脂から選ばれる少なく
とも一つを含む、請求項1に記載のアルコールの製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アルコールの製造方法及びテトラアルコキシシランの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
アルコールは、化学品や生活用品、飲食料品など多様な用途に使われており、様々な産
業において欠かすことのできない資材である。その製造方法も多岐にわたり、コストや生
産量、用途によって使い分けられている。
【0003】
例えば、特許文献1はメタノールの製造法に関し、天然ガスなどのガス状の炭化水素、
または液状の炭化水素を気化したものと水蒸気を反応させて、水素、一酸化炭素及び二酸
化炭素を主成分とする合成ガスを発生させ、これを触媒上で反応させることにより、メタ
ノールを製造する方法が開示されている。
【0004】
また特許文献2はエタノールの製造方法に関し、デンプン質を含む原料から形成したペ
レットに麹菌を摂取して得た糖化ペレットを発酵させることにより、エタノールを製造す
る方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平01-180841号公報
特開2005-65695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えば特許文献1に記載のメタノールの製造方法は、800℃以上の高
温条件で炭化水素と水蒸気を反応させる必要がある上、毒性の高い一酸化炭素を発生させ
るため、コストや危険性の面が懸念される。
また、特許文献2に記載のエタノールの製造方法は、発酵開始から完了するまでに5日
間以上かかる上に、麹菌の培養などの手間もかかり、手間やコストの面で懸念がある。
【0007】
本発明は、このような課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、炭化水素と
水蒸気の高温での反応を必要とせず、一酸化炭素を発生させることなく、発酵操作や麹菌
の培養などの手間を要さないアルコールの製造方法を提供することにある。
【0008】
そこで本発明は、炭化水素と水蒸気の高温での反応を必要とせず、一酸化炭素を発生さ
せることなく、また、発酵操作や麹菌の培養などの手間も要さないアルコールの製造方法
、すなわち、安全性が高く、手間がかからずコストにも優れたアルコールの製造方法を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題に対し、本発明者らが鋭意検討した結果、テトラアルコキシシランを出発物質
として用いることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った

【0010】
本発明の要旨は、以下のとおりである。
本発明の態様1は、アルコールの製造方法に関し、以下の工程(1)~(3)を含む。
工程(1):アルカリ触媒下でテトラアルコキシシランの加水分解反応及び縮合反応を
行い、前記アルコールを含むシリカ粒子の分散液を得る工程。
工程(2):前記工程(1)で得られた前記シリカ粒子の分散液から、前記アルカリ触
媒及び前記アルコールを含む溶液を分離する工程。
工程(3):前記工程(2)で得たアルコールを含む溶液をイオン交換樹脂に通して前
記アルカリ触媒を除去する工程を経て、アルコールを得る工程。
(【0011】以降は省略されています)

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