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公開番号
2025148754
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049034
出願日
2024-03-26
発明の名称
閲覧支援システム、閲覧支援方法及びプログラム
出願人
株式会社オプテック
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
G16H
10/60 20180101AFI20251001BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】電子化された電子カルテと、サブカルテとをまとめて運用し、複数のユーザー間でサブカルテの内容を共有できる閲覧支援システムを提供する。
【解決手段】閲覧支援システム1が備える情報処理端末10は、表示部11に表示された電子カルテに付す付箋を作成する入力部12を有する。電子カルテ管理サーバ3は、電子カルテに付された付箋の位置を表す付箋情報を管理し、付箋情報により特定される付箋の位置に作成された付箋を、付箋を作成したユーザーとは異なる他のユーザーに閲覧可能に表示する付箋管理部32と、電子カルテ及び付箋情報に基づいて、電子カルテ及び付箋情報を要約したサブカルテを生成するサブカルテ生成部34と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電子カルテが表示される情報処理端末と、前記電子カルテに付された付箋の情報を取得する電子カルテ管理サーバとがネットワークで接続された閲覧支援システムであって、
前記情報処理端末は、
前記電子カルテ及び前記付箋を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記電子カルテに付す付箋を作成する入力部と、を有し、
前記電子カルテ管理サーバは、
前記電子カルテに付された前記付箋の位置を表す付箋情報を管理し、前記付箋情報により特定される前記付箋の位置に作成された付箋を、前記付箋を作成したユーザーとは異なる他のユーザーに閲覧可能に表示する付箋管理部と、
前記電子カルテ及び前記付箋情報に基づいて、前記電子カルテ及び前記付箋情報を要約したサブカルテを生成するサブカルテ生成部と、を有する
閲覧支援システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記サブカルテ生成部は、大規模言語モデルに前記電子カルテ及び前記付箋情報を読み込ませ、前記大規模言語モデルに指示情報を入力して得られたサブカルテ情報に基づいて、前記サブカルテを生成する
請求項1に記載の閲覧支援システム。
【請求項3】
前記サブカルテ生成部は、指定期間内に作成された前記電子カルテ及び前記付箋情報を前記大規模言語モデルに読み込ませる
請求項2に記載の閲覧支援システム。
【請求項4】
前記入力部は、音声入力された音声情報をテキスト変換したテキスト情報を前記付箋に書き込む
請求項1~3のいずれか一項に記載の閲覧支援システム。
【請求項5】
前記電子カルテ管理サーバは、前記付箋の公開範囲を管理する公開管理部を備え、
前記公開範囲には、前記ユーザーと、特定の前記他のユーザーとがグループ化されたグループ公開と非公開とが含まれ、
前記公開管理部は、前記グループ公開が設定された前記付箋の内容を前記ユーザーと、特定の前記他のユーザーに限って公開し、前記非公開が設定された前記付箋の内容を前記ユーザーに限って公開する
請求項4に記載の閲覧支援システム。
【請求項6】
前記付箋管理部は、前記ユーザーの職種ごとに前記付箋を異なる色及び形状のうち、少なくとも一つで表示する
請求項5に記載の閲覧支援システム。
【請求項7】
前記付箋管理部は、指定日数内に作成された前記付箋を優先表示し、指定日数より前に作成された前記付箋を非表示又は暗色で表示する
請求項5に記載の閲覧支援システム。
【請求項8】
電子カルテ及び付箋を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記電子カルテに付す前記付箋を作成する入力部と、を有する情報処理端末と、前記電子カルテに付された付箋の情報を取得する電子カルテ管理サーバとがネットワークで接続された閲覧支援システムで行われる閲覧支援方法であって、
前記電子カルテに付された前記付箋の位置を表す付箋情報を管理し、前記付箋情報により特定される前記付箋の位置に作成された付箋を、前記付箋を作成したユーザーとは異なる他のユーザーに閲覧可能に表示するステップと、
前記電子カルテ及び前記付箋情報に基づいて、前記電子カルテ及び前記付箋情報を要約したサブカルテを生成するステップと、を有する
閲覧支援方法。
【請求項9】
情報処理端末により作成され、電子カルテに付された付箋の位置を表す付箋情報を管理し、前記付箋情報により特定される前記付箋の位置に作成された付箋を、前記付箋を作成したユーザーとは異なる他のユーザーに閲覧可能に表示させる手順と、
前記電子カルテ及び前記付箋情報に基づいて、前記電子カルテ及び前記付箋情報を要約したサブカルテを生成する手順と、を
コンピュータに実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、閲覧支援システム、閲覧支援方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
歯科医院では、しばしば、レセプト請求に必要な「保険カルテ」とは別に、患者とのコミュニケーションで得られる様々な情報を「サブカルテ」として記録し、保管している。このサブカルテには、これまでの傷病歴や治療に対するフィードバックといった診療にまつわる情報の他、患者の好き又は嫌いな食べ物、趣味、経済状況、週末の予定といったプライベートな情報も記録される。加えて、サブカルテに記録される情報は患者本人に関するものだけでなく、患者の家族に関する情報も同様に含まれることがある。
【0003】
サブカルテに記録される情報は、レセプト請求に直接用いられることはない。しかし、歯科医院のスタッフ(歯科医師、歯科衛生士等)間で情報を共有することで、スタッフが患者に対して、例えば「先週の旅行はどうでしたか?」「この前のお土産おいしかったです」といった、患者とより親密なコミュニケーションを取ることができる。あるいは経済的に治療が困難な患者に対して、スタッフが無理に高額な自費治療を提案してしまうことで、患者から不信感を抱かれるリスクを避けることができる。このようにサブカルテに記録される情報は、特にスタッフと患者との信頼関係の強化に活用されている。
【0004】
スタッフが患者との信頼関係を強化することは、患者の口腔内の健康を維持し、改善する上でも非常に重要な要素となる。例えば、歯科医師が虫歯の治療で患者の歯を削り、次にどのような素材で詰め物をするかを検討することがある。この際、まだスタッフと患者との信頼関係が浅い段階で、スタッフが患者に高額な自費治療を勧めてしまうと、患者はスタッフに不信感を抱きやすい。最悪の場合、患者は歯が削られた状態であるにもかかわらず、治療を途中で止めてしまうことがある。このように治療が止まると、削られた歯に二次カリエスなどが発生し、新たな虫歯の原因となりうる。
【0005】
また、予防歯科の観点では定期的な口腔検診を受診することが望ましい。しかし、スタッフと患者との信頼関係が希薄な状態では、患者からは「ただお金を取りたいだけではないか?」と誤解され、結果として受診率の低迷にも繋がってしまう。このため、歯科医師、歯科衛生士等のスタッフは、サブカルテの情報を共有できるようにすることが望ましい。
【0006】
特許文献1には、大規模言語モデルを用いて、電子カルテにおける医療者のオーダー文書や記録文書作成を支援する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第7441391号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
昨今ではサブカルテ専用のアプリケーションも販売されている。しかし、このようなアプリケーションは、導入費用が高価であったり、規定のフォーマット入力を強いられることで逆に柔軟性が損なわれたりしやすい。このため、スタッフは、わざわざアプリケーションを起動して患者から聞き取った情報を入力する工程が煩わしいなどの理由から、依然としてノートや印刷用紙に手書きしたサブカルテとして運用するのが主流であった。
【0009】
しかし、保険カルテを電子化した電子カルテと手書きのサブカルテとを分けて管理すると、情報の一覧性が損なわれる。このため、電子カルテの情報とサブカルテの情報とを照合することが非常に煩雑な状態にあった。
【0010】
特許文献1に開示された技術は、スタッフと患者間のコミュニケーションを取るために用いられるものでなく、電子カルテから抽出された内容をプロンプトとした処方例の回答を得るためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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