TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025148743
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024049023
出願日
2024-03-26
発明の名称
複写防止媒体および複写防止媒体の製造方法
出願人
TOPPANホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B42D
25/30 20140101AFI20251001BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約
【課題】ユーザの需要や要望に合わせて、複写防止のための表示の形状や場所を自在に可変できる複写防止媒体および複写防止媒体の製造方法を提案すること。
【解決手段】本開示に係る複写防止媒体は、情報の複写を防止するための複写防止部を有するとともに、第1層と、印字層と、当該印字層よりも下層に配置され、かつ、前記第1層とは異なる色で形成される第2層とを備える。前記複写防止部は、前記第1層の一部を除去することにより前記複写防止部に対応する領域が形成され、かつ、当該領域内に表出した前記印字層に印字される文字と、前記印字層を透過して表出する前記第2層により形成される背景とを当該領域に含む。前記文字と前記背景は、2値化処理が施された場合には同色に振り分けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
情報の複写を防止するための複写防止部を有する複写防止媒体であって、
第1層と、印字層と、当該印字層よりも下層に配置され、かつ、前記第1層とは異なる色で形成される第2層とを備え、
前記複写防止部は、
前記第1層の一部を除去することにより前記複写防止部に対応する領域が形成され、かつ、当該領域内に表出した前記印字層に印字される文字と、前記印字層を透過して表出する前記第2層により形成される背景とを当該領域に含み、
前記文字と前記背景は、
2値化処理が施された場合には同色に振り分けられる、
ことを特徴とする複写防止媒体。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第1層と前記第2層は、
目視で判別不能とされる所定色差の範囲内の異なる色で形成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の複写防止媒体。
【請求項3】
前記2値化処理は、
前記複写防止媒体の外観を画素に変換したうえで、当該画素の色階調に基づいて、当該画素を黒色または白色に振り分ける処理である、
ことを特徴とする請求項1に記載の複写防止媒体。
【請求項4】
前記第1層と前記印字層の間に、前記複写防止部以外の領域において前記第1層を透過して前記第2層が表出することを防止するための隠蔽層をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の複写防止媒体。
【請求項5】
情報の複写を防止するための複写防止部を有する複写防止媒体の製造方法であって、
第1層と、印字層と、当該印字層よりも下層に配置され、かつ、前記第1層とは異なる色で形成される第2層とを互いに結合し、
前記複写防止部は、
前記第1層の一部を除去することにより前記複写防止部に対応する領域が形成され、かつ、当該領域内に表出した前記印字層に印字される文字と、前記印字層を透過して表出する前記第2層により形成される背景とを当該領域に含み、
前記文字と前記背景は、
2値化処理が施された場合には同色に振り分けられる、
ことを特徴とする複写防止媒体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複写防止媒体および複写防止媒体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
カード等の情報表示(記憶)媒体において、当該カードに記載された情報が複写されることを防止する複写防止機能を有するカードが知られている。
【0003】
例えば、カードを撮影した撮影画像において、個人情報の領域がマスクされたテンプレート画像を用いたテンプレートマッチングにより、個人情報が複写されることを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-92987号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術によれば、カードが複写された場合であっても、カードに記載された個人情報は再現されないため、個人情報が漏洩することを防止できる。
【0006】
しかし、従来技術によって情報の漏洩を防止するためには、券面のレイアウトを把握したうえで隠蔽に用いるテンプレートを用意したり、隠蔽したい情報をユーザが指定したりすることを要する。このため、様々なレイアウトを採りうる種々のカード等の媒体に上記技術を適用することは難しい。
【0007】
そこで、本開示では、ユーザの需要や要望に合わせて、複写防止のための領域を自在に可変できる複写防止媒体および複写防止媒体の製造方法を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本開示に係る複写防止媒体は、情報の複写を防止するための複写防止部を有するとともに、第1層と、印字層と、当該印字層よりも下層に配置され、かつ、前記第1層とは異なる色で形成される第2層とを備える。前記複写防止部は、前記第1層の一部を除去することにより前記複写防止部に対応する領域が形成され、かつ、当該領域内に表出した前記印字層に印字される文字と、前記印字層を透過して表出する前記第2層により形成される背景とを当該領域に含む。前記文字と前記背景は、2値化処理が施された場合には同色に振り分けられる。
【発明の効果】
【0009】
実施形態の一態様によれば、情報表示媒体において、ユーザの需要や要望に合わせて、複写防止のための領域を自在に可変することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る複写防止カードを示す図である。
実施形態に係る複写防止処理の手順を示すブロック図である。
実施形態に係る複写防止カードの構成例を示す図である。
実施形態に係る複写防止カードの複写防止機能を説明するための図である。
実施形態に係る複写防止カードの券面の一例を示す図である。
実施形態に係る複写防止システムの概要を示す図である。
実施形態に係る画像処理装置の構成例を示す図である。
変形例に係る複写防止カードを示す図である。
変形例に係る複写防止処理を説明するための図である。
変形例に係る複写防止カードの構成例を示す図である。
画像処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
書籍
7か月前
個人
リフター
2か月前
個人
手帳
2か月前
個人
書類ホルダー
6か月前
個人
ノート
6か月前
個人
ファイル
2か月前
個人
ページめくり穴
1か月前
個人
ダブルクリップ
7か月前
個人
ブランドハガキ
4か月前
個人
紙片収容保持具
9か月前
個人
メッセージカード
7か月前
個人
折り曲げ式しおり
2か月前
個人
カレンダー
1か月前
個人
ハミガキ辞典
12日前
FRC株式会社
学習ノート
6か月前
個人
吊下式カレンダー
8か月前
個人
脱着リーフ綴込み補助具
8か月前
東洋紡株式会社
地図フィルム
11か月前
個人
脱着リングノートシステム
9か月前
株式会社リコー
綴じ装置
2か月前
ネオライト工業株式会社
しおり
1か月前
株式会社バンダイ
ブックマーク
9日前
独立行政法人 国立印刷局
潜像物
9か月前
個人
シート状印刷物セット
2か月前
独立行政法人 国立印刷局
積層体
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
積層体
4か月前
有限会社ライト工房
起立する台紙
5か月前
個人
冊子収容ケース
2か月前
個人
タロットカード解説書
7か月前
ダイニック株式会社
ブッククロス
9か月前
個人
クリップボードカバー
9日前
個人
見開きアルバム立て掛け飾り具
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
画像形成体
1か月前
独立行政法人 国立印刷局
偽造防止媒体
3日前
個人
環状具
10か月前
株式会社デュプロ
冊子作成システム
11か月前
続きを見る
他の特許を見る