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公開番号
2025147901
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-07
出願番号
2024048403
出願日
2024-03-25
発明の名称
精製木酢液の製造方法
出願人
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10C
5/00 20060101AFI20250930BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】 精製された木酢液の製造方法を提供する。
【解決手段】 粗木酢液を含塩素有機溶剤と接触させた後、液液分離することにより上層液を取得する第一工程、及び、上層液から溶存する含塩素有機溶剤を留去する第二工程からなる精製木酢液の製造方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
粗木酢液を含塩素有機溶剤と接触させた後、液液分離することにより上層液を取得する第一工程、及び、上層液から溶存する含塩素有機溶剤を留去する第二工程からなる精製木酢液の製造方法。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
含塩素有機溶剤がジクロロメタン又はクロロホルムである請求項1に記載の精製木酢液の製造方法。
【請求項3】
含塩素有機溶剤がジクロロメタンである請求項1に記載の精製木酢液の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、精製された木酢液の製造方法に関する。製造された木酢液は、化粧品、抗菌剤、医薬品及び加工食品等の用途に利用できる。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
流木、生木、間伐材などの材木、真竹、孟宗竹などの竹、ツシマ笹、クマ笹などの植物系材料(バイオマス)を原材料として、これを炭化して木炭や活性炭を取得することが従来から行われている。特許文献1には、そのために開発された装置が開示されている。
【0003】
植物系材料を炭化する際、発生する気化物を冷却すると、粗木酢液が得られる。粗木酢液は、軽質油、木酢液及び木タールの混合物からなり、具体的には、酢酸等のカルボン酸、アルコール類、エステル類、フェノール類等、約200種類にもおよぶ有機成分を含有する水溶液である。そのため、粗木酢液をそのまま又はこれを精製して、肥料、植物活性剤、土壌改良剤、抗菌剤、入浴剤、消臭剤等として利用される。
【0004】
特許文献2には、有効成分及び生体有害物質を少なくとも含有する粗木酢液を有機溶剤と接触させて前記有効成分を前記有機溶剤に移行させ、前記有効成分を含有する有機溶剤相と前記生体有害物質が残存する水溶液相の二相状態とする第1接触工程と、
前記有機溶剤相を分離して回収する分離回収工程と、前記有機溶剤相から前記有機溶剤を蒸発させて、前記有効成分を含有する有効成分含有液を得る蒸発工程とを含む精製木酢液の製造方法において、前記有効成分含有液をツバキ油と接触させて混合液を得る第2接触工程と、
前記混合液を加温する加温工程と、を含むことを特徴とする精製木酢液の製造方法が開示されている。
【0005】
しかしながら、特許文献2に記載されている方法は、粗木酢液に含まれる有効成分を有機溶剤側に抽出する方法であって、粗木酢液に含まれる酢酸等の成分を残しつつ、木タールを分離することは開示されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平10-338513号公報
特開2006-137834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
木酢液は、粗木酢液を静置することにより、油性成分である木タールから分離することができる。木タールは安全性に懸念がある芳香族化合物を多量に含有するため、木酢液から木タールを除去することは重要である。
【0008】
しかしながら、液液分離において、水相を形成する木酢液と油層を形成する木タールの界面における分離性はきわめて低い。そのため、木酢液と木タールを静置により分離するためには、きわめて長時間を要し、通常の分離操作では、木酢液からなる水相に木タールの成分が混入することがしばしば起こる。これが、工業的に木酢液を製造する上での大きな課題になっている。
【0009】
また、溶媒を用いた抽出法も提案されているが、例えばトルエン溶媒を用いた抽出では、酢酸が溶媒層に溶解しやすいため、木酢液に含まれる有用成分である酢酸が抽出操作により木酢液から失われる。
【0010】
本発明は、かかる実情に鑑み、粗木酢液から操作性良く木タールを除去して精製木酢液を製造する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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