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公開番号2025152123
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-09
出願番号2024053869
出願日2024-03-28
発明の名称潤滑剤組成物
出願人株式会社ユシロ
代理人個人
主分類C10M 169/04 20060101AFI20251002BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約【課題】潤滑性に優れた水性の潤滑剤組成物を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリコール(A)と、ポリエチレングリコール(B)と、カルボン酸(C)と、水と、を含有する、潤滑剤組成物。
R1O-[(CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n]-R2 …(1)
ただし、R1は炭素数1~8のアルキル基であり、R2は水素原子又は炭素数1~8のアルキル基であり、mは1以上の整数であり、nは1以上の整数である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリコール(A)と、
ポリエチレングリコール(B)と、
カルボン酸(C)と、
水と、を含有する、潤滑剤組成物。


O-[(CH

CH

O)

(CH

CH(CH

)O)

]-R

…(1)
ただし、


は、炭素数1~8のアルキル基であり、


は、水素原子又は炭素数1~8のアルキル基であり、
mは、1以上の整数であり、
nは、1以上の整数である。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
JIS K 2283に準ずる動粘度(40℃)が1~300mm

/秒である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項3】
前記ポリオキシアルキレングリコール(A)のR

が、炭素数4のアルキル基である請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項4】
前記ポリオキシアルキレングリコール(A)を5質量%以上90質量%以下と、
前記ポリエチレングリコール(B)を1質量%以上70質量%以下と、
前記カルボン酸(C)を0.1質量%以上10質量%以下と、
前記水を1質量%以上50質量%以下と、を含有する、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項5】
トリグリセリド及び炭素数18以上の炭化水素の含有割合が1質量%以下である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項6】
金属加工用である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項7】
塑性加工用である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。
【請求項8】
非鉄金属加工用である、請求項1に記載の潤滑剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、潤滑剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
塑性加工を含む金属加工に用いられる潤滑剤としては、鉱油や油脂等が広く用いられている。一方、洗浄性等の観点から、水性の潤滑剤が検討されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、特定の非イオン性界面活性剤を有する水溶液からなる伸線加工用水溶性潤滑剤が開示されている。当該水溶性潤滑剤により、伸線加工後のワイヤに残留する潤滑剤に起因する問題点が解消するとされている。
【0004】
また、特許文献2には、特定のポリアルキレングリコールを含む金属加工用潤滑組成物が開示されている。当該組成物により、被加工物の汚れが抑制できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-241782号公報
特開2023-042264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
過去より金属加工油は潤滑性を期待して鉱油が多く使用されてきている。しかし昨今のSDGsに代表されるように持続可能な循環型社会の実現の観点から、鉱油は有限かつその処分において二酸化炭素を発生するため代替されることが望ましい。一方で水は供給持続性が高く、かつ作業者への安全性も高いために一部でも切り替えることができれば先の課題の改善に役立てることができる。しかし、水を含む組成物で現行の油性並み潤滑性と原液の安定性を両立させるのは非常に困難な課題である。
【0007】
本開示は、潤滑性に優れた潤滑剤組成物の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる潤滑剤組成物の一態様は、
下記一般式(1)で表されるポリオキシアルキレングリコール(A)と、
ポリエチレングリコール(B)と、
カルボン酸(C)と、
水と、を含有する。


O-[(CH

CH

O)

(CH

CH(CH

)O)

]-R

…(1)
ただし、


は、炭素数1~8のアルキル基であり、


は、水素原子又は炭素数1~8のアルキル基であり、
mは、1以上の整数であり、
nは、1以上の整数である。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、潤滑性に優れた潤滑剤組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態にかかる潤滑剤組成物について説明する。
なお、数値範囲を示す「~」は、特に断りのない限りその下限値及び上限値を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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