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公開番号
2025163422
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066648
出願日
2024-04-17
発明の名称
コークスの粉化量予測方法
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C10B
57/00 20060101AFI20251022BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】コークスの粉化量の予測を簡便、迅速、非破壊で実現する。
【解決手段】反応後コークス塊に対して衝撃を加えたときのコークスの粉化量を予測する粉化量予測方法であって、反応後コークス塊の臨界見掛け密度をX線CT画像に基づき推定する第1工程と、反応後コークス塊のX線CT画像を取得して三次元画像解析をすることにより、高見掛け密度領域に保持された第1の低見掛け密度領域及び低見掛け密度領域に保持された第1の高見掛け密度領域を求める第2工程と、低見掛け密度領域のコークス質量及び第1の高見掛け密度領域のコークス質量の和から第1の低見掛け密度領域のコークス質量を減じることにより、コークスの粉化量を予測する第3工程と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱環境下でCO
2
と反応したコークス塊に対して衝撃を加えたときのコークスの粉化量を予測する粉化量予測方法であって、
加熱環境下でCO
2
と反応したコークス塊の粉化に耐えうる限界の密度である臨界見掛け密度をX線CT画像に基づき推定する第1工程と、
見掛け密度が臨界見掛け密度よりも低い領域を低見掛け密度領域、見掛け密度が臨界見掛け密度以上の領域を高見掛け密度領域と定義したとき、高炉で使用が予定されるコークス塊を加熱環境下でCO
2
と反応させた後、X線CT画像を取得して三次元画像解析をすることにより、高見掛け密度領域に保持された第1の低見掛け密度領域及び低見掛け密度領域に保持された第1の高見掛け密度領域を求める第2工程と、
低見掛け密度領域のコークス質量及び第1の高見掛け密度領域のコークス質量の和から第1の低見掛け密度領域のコークス質量を減じることにより、コークスの粉化量を予測する第3工程と、
を有することを特徴とするコークスの粉化量予測方法。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1工程は、加熱環境下でCO
2
と反応させたコークス塊を複数準備し、各コークス塊のX線CT画像を画像解析して見掛け密度が所定値以下の領域におけるコークス質量を求める質量取得工程と、
コークス塊に衝撃を加えたときの実測粉化量と前記質量取得工程で求めたコークス質量との相関関係を求める相関関係取得工程と、
所定値を変更しながら前記質量取得工程及び相関関係取得工程を複数回実施し、最も相関が高い相関関係に対応する所定値を臨界見掛け密度として決定する臨界見掛け密度決定工程と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のコークスの粉化量予測方法。
【請求項3】
前記第1工程は、加熱環境下でCO
2
と反応させたコークス塊及びこのコークス塊に衝撃を加えたコークス塊のX線CT画像を取得して、これらのX線CT画像を位置合わせして画像解析することにより、粉化領域に対応する二次元又は三次元の差分画像を求める差分画像取得工程と、
前記差分画像取得工程で取得した差分画像を解析することにより、見掛け密度と粉化量との関係を求める関係情報取得工程と、
前記関係情報取得工程で取得した情報に基づき、臨界見掛け密度を決定する臨界見掛け密度決定工程と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のコークスの粉化量予測方法。
【請求項4】
前記第1工程は、加熱環境下でCO
2
と反応させたコークス塊のX線CT画像を取得して画像解析することにより、所定の見掛け密度範囲に含まれるコークス質量を求める第1の質量取得工程と、
反応後のコークス塊に衝撃を加えたコークス塊のX線CT画像を取得して画像解析することにより、所定の見掛け密度範囲に含まれるコークス質量を求める第2の質量取得工程と、
前記第1の質量取得工程及び前記第2の質量取得工程で取得したコークス質量に基づき粉化率を算出する粉化率算出工程と、
見掛け密度範囲を変更しながら、前記第1の質量取得工程、前記第2の質量取得工程及び前記粉化率算出工程を複数回実施することにより、コークス塊の見掛け密度と粉化率との関係を求める関係情報取得工程と、
前記関係情報取得工程で取得した情報に基づき、臨界見掛け密度を決定する臨界見掛け密度決定工程と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のコークスの粉化量予測方法。
【請求項5】
前記第2工程の三次元画像解析において、クロージング処理を複数回実施することにより、前記第1の低見掛け密度領域を求める、
ことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のコークスの粉化量予測方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コークスの粉化量を予測する予測方法に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
高炉操業において、コークスは、羽口から吹き込まれる熱風との燃焼反応によって熱を
発生させる燃料としての役割と、コークス自身の炭素(C)によって酸化鉄を直接、或いはコークスのガス化により生成したCOを介して間接的に還元する還元剤としての役割
を担っている。
【0003】
高炉操業においては、コークスの粉化による炉内通気性の低下が問題点として挙げられており、高炉操業の安定維持を図るために、炉内に投入されるコークスの性状評価が種々の方法により行われている。
【0004】
コークスはCO
2
との反応劣化により、気孔率が増加し、高気孔率領域と粉化量と密接な関係にあることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。CO
2
と反応した後におけるコークスの気孔率の評価に関しては、樹脂埋め研磨サンプルの顕微鏡観察や、水銀圧入法、X線CT、JIS K2151により、真密度および見掛け密度を測定し、気孔率を算出する方法などが知られている。
【0005】
特許文献1には、加熱環境下でCO
2
と反応したコークスの反応劣化に伴う粉化量の予測方法であって、X線CT装置を用いてCO
2
との反応後のコークス塊内の気孔率分布を求める第1の工程と、前記反応後のコークス塊の粉化に耐えうる限界の気孔率である臨界気孔率を算出する第2の工程と、前記第1の工程により求めたコークス塊内の気孔率分布と前記第2の工程により算出したコークス塊の臨界気孔率とに基づいて前記コークス塊の粉化量を予測する第3の工程とを有するコークスの粉化量予測方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2005-089617号公報
【非特許文献】
【0007】
鐵と鋼:87(5),259-266,2001-05-01
S.Nomura et al.,ISIJ International,47,831(2007)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、コークスの粉化量の予測を簡便、迅速、非破壊で実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明に係るコークスの粉化量予測方法は、(1)加熱環境下でCO
2
と反応したコークス塊に対して衝撃を加えたときのコークスの粉化量を予測する粉化量予測方法であって、加熱環境下でCO
2
と反応したコークス塊の粉化に耐えうる限界の密度である臨界見掛け密度をX線CT画像に基づき推定する第1工程と、見掛け密度が臨界見掛け密度よりも低い領域を低見掛け密度領域、見掛け密度が臨界見掛け密度以上の領域を高見掛け密度領域と定義したとき、高炉で使用が予定されるコークス塊を加熱環境下でCO
2
と反応させた後、X線CT画像を取得して三次元画像解析をすることにより、高見掛け密度領域に保持された第1の低見掛け密度領域及び低見掛け密度領域に保持された第1の高見掛け密度領域を求める第2工程と、低見掛け密度領域のコークス質量及び第1の高見掛け密度領域のコークス質量の和から第1の低見掛け密度領域のコークス質量を減じることにより、コークスの粉化量を予測する第3工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
(2)前記第1工程は、加熱環境下でCO
2
と反応させたコークス塊を複数準備し、各コークス塊のX線CT画像を画像解析して見掛け密度が所定値以下の領域におけるコークス質量を求める質量取得工程と、コークス塊に衝撃を加えたときの実測粉化量と前記質量取得工程で求めたコークス質量との相関関係を求める相関関係取得工程と、所定値を変更しながら前記質量取得工程及び相関関係取得工程を複数回実施し、最も相関が高い相関関係に対応する所定値を臨界見掛け密度として決定する臨界見掛け密度決定工程と、を有することを特徴とする上記(1)に記載のコークスの粉化量予測方法。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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