TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025154575
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024057657
出願日
2024-03-29
発明の名称
搬送装置
出願人
株式会社神鋼環境ソリューション
代理人
弁理士法人R&C
主分類
C10B
41/00 20060101AFI20251002BHJP(石油,ガスまたはコークス工業;一酸化炭素を含有する工業ガス;燃料;潤滑剤;でい炭)
要約
【課題】スクリュコンベヤによる搬送であっても、搬送対象物の物性の測定が可能な搬送装置を提供する。
【解決手段】炭化物又は乾燥汚泥を含む搬送対象物を搬送する搬送装置200は、スクリュ羽根21とケーシング20Cとを有するスクリュコンベヤ2と、搬送対象物の水分、有機分、温度、又は界面レベルのうち少なくとも何れか1つを測定する測定装置25と、を備え、ケーシング20Cは、搬送対象物を滞留させる滞留部20Aを有し、測定装置25は、滞留部20Aに滞留した搬送対象物を測定する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
炭化物又は乾燥汚泥を含む搬送対象物を搬送する搬送装置であって、スクリュ羽根とケーシングとを有するスクリュコンベヤと、
前記搬送対象物の水分、有機分、温度、又は界面レベルのうち少なくとも何れか1つを測定する測定装置と、を備え、
前記ケーシングは、前記搬送対象物を滞留させる滞留部を有し、
前記測定装置は、前記滞留部に滞留した前記搬送対象物を測定する搬送装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記ケーシングは、前記搬送対象物を排出する排出口を有し、
前記滞留部は、前記スクリュ羽根の末端と前記排出口とに囲まれた領域にある請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記測定装置は、赤外線又は超音波を発するセンサを有している請求項1に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記測定装置は、前記ケーシングの中央領域に前記赤外線又は前記超音波を照射する請求項3に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記ケーシングは、前記搬送対象物を冷却する冷却機構を有している請求項1に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記冷却機構は、前記ケーシングに設けられたジャケットである請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記冷却機構は、前記ケーシングに設けられ、前記搬送対象物に水を添加する水添加部である請求項5に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記冷却機構を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記測定装置の測定した値に基づいて前記冷却機構を制御する請求項5~7の何れか一項に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記スクリュコンベヤ及び前記ケーシングは、前記搬送対象物の搬送方向に向かって高くなるように傾斜している請求項1に記載の搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
炭化炉で生成された炭化物や乾燥炉で乾燥された乾燥汚泥は高温であるため、次工程へ搬送されるまでに適切な温度となるよう冷却される必要がある。炭化物又は乾燥汚泥を冷却しつつ搬送する手段として、スクリュコンベヤが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1には、炭化物や乾燥汚泥を含む搬送対象物をスクリュコンベヤにより搬送する搬送装置が記載されている。搬送装置には、冷却水を装置内部に供給するノズルが取り付けられている。搬送対象物に対して冷却水を添加することにより、搬送対象物の冷却が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-12061号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
搬送対象物を適切に冷却するためには、搬送対象物の温度や水分等の物性値を測定する必要がある。しかしながら、スクリュコンベヤを有する搬送装置上に測定装置を設けると、測定装置の測定視野にスクリュ羽根が入り測定精度が低下する虞がある。また、測定視野にスクリュ羽根が入らないよう羽根の間隔(ピッチ)を大きくすると、搬送効率が低下する虞がある。
【0006】
そこで、スクリュコンベヤによる搬送であっても、搬送対象物の物性の測定が可能な搬送装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る搬送装置の特徴構成は、炭化物又は乾燥汚泥を含む搬送対象物を搬送する搬送装置であって、スクリュ羽根とケーシングとを有するスクリュコンベヤと、前記搬送対象物の水分、有機分、温度、又は界面レベルのうち少なくとも何れか1つを測定する測定装置と、を備え、前記ケーシングは、前記搬送対象物を滞留させる滞留部を有し、前記測定装置は、前記滞留部に滞留した前記搬送対象物を測定する点にある。
【0008】
本構成によれば、測定装置は、炭化物又は乾燥汚泥で構成される搬送対象物が滞留する滞留部において、搬送対象物の水、有機分、温度、又は界面レベルのうち少なくとも何れか1つを測定する。これにより、測定装置の測定視野にスクリュ羽根が入り込まないので、測定精度を向上可能である。また、スクリュコンベヤ上で測定を行う場合には、測定視野にスクリュ羽根を入れないようにするためにスクリュ羽根の間隔を広くする必要があるところ、本構成によればこの必要がなく、搬送対象物の搬送を効率よく行いながら、搬送対象物の物性測定を行うことができる。
【0009】
他の特徴構成は、前記ケーシングが、前記搬送対象物を投入する投入口と、前記搬送対象物を排出する排出口と、を有し、前記滞留部は、前記スクリュ羽根の末端と前記排出口とに囲まれた領域にある点にある。
【0010】
本構成によれば、滞留部は、スクリュ羽根の末端と排出口とに囲まれた領域にあるので、スクリュコンベヤにより搬送された搬送対象物は滞留部に滞留していき、ある一定の安息角を超えると排出口からケーシングの外側へ排出される。このため、滞留部において堆積している状態の搬送対象物を測定対象とすることができ、排出口から落下する状態の搬送対象物を測定する場合と比較すると測定精度を向上可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
合同会社双晶
製炭方法
21日前
株式会社ユシロ
潤滑剤組成物
29日前
三洋化成工業株式会社
導電剤及び潤滑剤組成物
9日前
株式会社ニッペコ
潤滑組成物
1日前
株式会社ユシロ
金属加工用潤滑剤組成物
28日前
出光興産株式会社
潤滑油組成物
29日前
本田技研工業株式会社
液体燃料の製造方法
28日前
株式会社神鋼環境ソリューション
搬送装置
28日前
ENEOS株式会社
グリース組成物
11日前
本田技研工業株式会社
液体燃料の製造方法
29日前
三浦工業株式会社
ガス化装置
24日前
日本製鉄株式会社
コークスの粉化量予測方法
9日前
三菱重工業株式会社
炭化炉及びその制御方法
28日前
出光興産株式会社
再生絶縁油の製造方法
28日前
コスモ石油株式会社
航空燃料油
29日前
コスモ石油株式会社
航空燃料油
29日前
出光興産株式会社
潤滑油基油
29日前
株式会社神鋼環境ソリューション
炭化物製造設備
28日前
出光興産株式会社
潤滑油組成物
29日前
株式会社ダイゾー
グリース組成物
17日前
三菱重工業株式会社
炉壁及びガス化炉並びに炉壁の製造方法
17日前
コスモ石油ルブリカンツ株式会社
潤滑油組成物
28日前
コスモ石油ルブリカンツ株式会社
潤滑油組成物
28日前
協同油脂株式会社
非延焼性グリース組成物
29日前
コスモ石油ルブリカンツ株式会社
グリース組成物
28日前
コスモ石油ルブリカンツ株式会社
グリース組成物
29日前
旭化成株式会社
炭素数6~8の炭化水素含有留分の製造方法
8日前
本田技研工業株式会社
液体燃料製造システム、液体燃料の製造方法
29日前
本田技研工業株式会社
合成ガス製造方法、及び合成ガス製造システム
29日前
コスモ石油ルブリカンツ株式会社
内燃機関用潤滑油組成物
28日前
JFEスチール株式会社
堆積物の除去装置及び堆積物の除去方法
29日前
三菱重工業株式会社
燃料製造システム、及び燃料製造方法
3日前
出光興産株式会社
バイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料
28日前
日本製鉄株式会社
温度測定システム、規格化温度算出装置及び温度測定方法
29日前
ENEOS株式会社
グリース組成物
3日前
ガス・ウォーター株式会社
木質バイオペレット、及び木質バイオペレット
28日前
続きを見る
他の特許を見る