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公開番号2025147527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-07
出願番号2024047816
出願日2024-03-25
発明の名称議事録作成システム
出願人戸田建設株式会社
代理人弁理士法人東京アルパ特許事務所
主分類G06F 3/16 20060101AFI20250930BHJP(計算;計数)
要約【課題】発話者識別情報を事前登録する手間を削減する。
【解決手段】発話者識別記憶部24は、発言の発話者を識別するための情報を記憶する。記録記憶部14は、会議を録音した音声を表す情報を記憶する。発話者識別部25は、発話者識別記憶部24が記憶した情報に基づいて、記録記憶部14が記憶した情報によって表される音声の発話者を識別する。記録再生部51は、記録記憶部14が記憶した情報に基づいて、前記音声を再生する。発話者取得部52は、記録再生部51が再生した音声について、その音声の発話者についての情報を取得する。発話者識別更新部55は、発話者取得部52が取得した情報に基づいて、発話者識別記憶部24が記憶した情報を更新する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発言の発話者を識別するための情報を記憶する発話者識別記憶部と、
会議を録音した音声を表す情報を記憶する記録記憶部と、
前記記録記憶部が記憶した情報に基づいて、前記会議における発言を文字起こしする文字起こし部と、
前記発話者識別記憶部が記憶した情報に基づいて、前記記録記憶部が記憶した情報によって表される音声の発話者を識別する発話者識別部と、
前記発話者識別部が識別した発話者に基づいて、前記文字起こし部が文字起こしした発言に、その発言の発話者を紐づけた議事録を作成する議事録作成部と、
前記記録記憶部が記憶した情報に基づいて、前記音声を再生する記録再生部と、
前記記録再生部が再生した音声について、その音声の発話者についての情報を取得する発話者取得部と、
前記発話者取得部が取得した情報に基づいて、前記発話者識別記憶部が記憶した情報を更新する発話者識別更新部と
を備える、議事録作成システム。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記会議のアジェンダを表す情報を記憶するアジェンダ記憶部と、
前記アジェンダ記憶部が記憶した情報に基づいて、前記文字起こし部が文字起こしした発言を分類する発言分類部と
を更に備え、
前記議事録作成部は、
前記発言分類部が分類した発言に基づいて、前記アジェンダに沿った議事録を作成する、
請求項1の議事録作成システム。
【請求項3】
前記発言分類部は、
前記アジェンダ記憶部が記憶した情報に基づいて前記文字起こし部が文字起こしした発言を分類するよう生成人工知能に指示するプロンプトを生成し、
生成したプロンプトを用いて、前記生成人工知能に指示することにより、前記発言を分類する、
請求項2の議事録作成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、会議の議事録を作成するシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、発言音声信号をその特徴パラメータから単語に切出すと共に音声特徴パラメータとの比較によって発言者の同定を行う音声認識装置を備える議事録作成装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平2-206825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の議事録作成装置は、音声信号の話者同定をするため、あらかじめ、出席者音声特徴パラメータを出席者音声登録装置に登録しておく必要がある。
この発明は、例えばこのような課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
議事録作成システムは、発言の発話者を識別するための情報を記憶する発話者識別記憶部と、会議を録音した音声を表す情報を記憶する記録記憶部と、前記記録記憶部が記憶した情報に基づいて、前記会議における発言を文字起こしする文字起こし部と、前記発話者識別記憶部が記憶した情報に基づいて、前記記録記憶部が記憶した情報によって表される音声の発話者を識別する発話者識別部と、前記発話者識別部が識別した発話者に基づいて、前記文字起こし部が文字起こしした発言に、その発言の発話者を紐づけた議事録を作成する議事録作成部と、前記記録記憶部が記憶した情報に基づいて、前記音声を再生する記録再生部と、前記記録再生部が再生した音声について、その音声の発話者についての情報を取得する発話者取得部と、前記発話者取得部が取得した情報に基づいて、前記発話者識別記憶部が記憶した情報を更新する発話者識別更新部とを有する。
【発明の効果】
【0006】
記録記憶部が記憶した情報に基づいて、記録再生部が音声を再生し、発話者取得部がその音声の発話者についての情報を発話者取得部が取得して、発話者識別記憶部が記憶した情報を発話者識別更新部が更新するので、発話者識別記憶部が会議開催前にあらかじめ情報を記憶していない発話者であっても、発話者識別部が発言を識別できる。これにより、あらかじめ声紋登録などをする手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
議事録作成システムの一例を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1を参照して、議事録作成システム10について説明する。
議事録作成システム10は、会議を記録した音声や映像に基づいて、会議の議事録を自動的に作成するシステムである。
議事録作成システム10は、例えば、単一又は複数のコンピュータである。複数のコンピュータは、例えば、LAN(狭域ネットワーク)やインターネットなどのネットワークを介して接続されていてもよい。コンピュータは、クラウド上に仮想的に構成されたものであってもよい。議事録作成システム10は、例えば、コンピュータがコンピュータプログラムを実行することにより、以下に説明する機能ブロックを実現することにより構成される。
【0009】
議事録作成システム10は、例えば、記録取得部12と、記録記憶部14と、文字起こし部15と、発話者識別記憶部24と、発話者識別部25と、アジェンダ取得部32と、アジェンダ記憶部34と、発言分類部35と、議事録作成部45と、議事録記憶部46と、議事録出力部47と、記録再生部51と、発話者取得部52と、発話者識別更新部55とを有する。
【0010】
記録取得部12は、議事録を作成する対象である会議の記録を取得する。記録取得部12が取得する記録は、少なくとも、会議を録音した音声を表す情報を含み、それ以外に、会議を撮影した動画などを表す情報を含んでもよい。記録取得部12は、会議中にマイクやビデオカメラなどから音声や動画をリアルタイムに取得してもよいし、マイクやビデオカメラによって収録された音声や動画を会議が終わったあとに取得してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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