TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025147226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-06
出願番号
2025132505,2023097994
出願日
2025-08-07,2019-05-31
発明の名称
画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム
出願人
株式会社ニコン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250926BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】眼底赤道部や眼底周辺部の領域が撮影されたモンタージュ画像により、患者の被検眼をより正確に診断する画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像処理方法は、被検眼を第1方向に向けた状態で撮影した第1方向眼底画像と、前記被検眼を前記第1方向と異なる第2方向に向けた状態で撮影した第2方向眼底画像と、を取得することと、前記第1方向眼底画像と前記第2方向眼底画像とを合成することにより、前記被検眼の眼底周辺部の解析を行うための合成画像を生成することと、前記合成画像を出力することと、を含む。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
被検眼の視線を第1方向に向けた状態で撮影した第1方向眼底画像と、前記被検眼を前記第1方向と異なる第2方向に向けた状態で撮影した第2方向眼底画像と、を取得することと、
前記第1方向眼底画像および前記第2方向眼底画像の一方の眼底画像を変換し変換画像を生成することと、
前記変換画像と、前記第1方向眼底画像および前記第2方向眼底画像の他方の眼底画像と、を合成し、合成画像を生成することと、
前記合成画像を出力することと、
を含み、
前記変換画像を生成することでは、
前記被検眼の眼底上の少なくとも4つの特徴点を、前記第1方向眼底画像と前記第2方向眼底画像とからそれぞれ抽出することと、
前記一方の眼底画像を射影変換し、前記他方の眼底画像上の前記4つの特徴点の位置と前記一方の眼底画像上の前記4つの特徴点の位置とを一致させた前記変換画像を生成することと、を含み、
前記合成画像を生成することでは、
前記変換画像における、前記変換画像と前記他方の眼底画像とが重畳する第1領域に対して第1の重みづけを行うことと、
前記他方の眼底画像における、前記変換画像と前記他方の眼底画像とが重畳する第2領域に対して第2の重みづけを行うことと、
前記第1の重みづけを行ことと、前記第2の重みづけを行うことと、に基づいて、前記変換画像と前記他方の眼底画像とを合成することと、を含む、
画像処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
米国特許出願公開第2009/0136100号には、パノラマ眼底画像合成装置及び方法が開示されており、眼底周辺部の構造を解析するために好適な画像合成方法が望まれている。
【発明の概要】
【0003】
本開示の技術の第1の態様の画像処理方法は、被検眼を第1方向に向けた状態で撮影した第1方向眼底画像と、前記被検眼を前記第1方向と異なる第2方向に向けた状態で撮影した第2方向眼底画像と、を取得することと、前記第1方向眼底画像と前記第2方向眼底画像とを合成することにより、前記被検眼の眼底周辺部の解析を行うための合成画像を生成することと、前記合成画像を出力することと、を含む。
【0004】
本開示の技術の第2の態様の画像処理装置は、被検眼を第1方向に向けた状態撮影した第1方向眼底画像と、前記被検眼を前記第1方向と異なる第2方向に向けた状態で撮影した第2方向眼底画像と、を取得する取得部と、前記第1方向眼底画像と前記第2方向眼底画像とを合成することにより、前記被検眼の眼底周辺部の解析を行うための合成画像を生成する生成部と、前記合成画像を出力する出力部と、を備える。
【0005】
本開示の技術の第3の態様の画像処理プログラムは、コンピュータを、被検眼を第1方向に向けた状態で撮影した第1方向眼底画像と、前記被検眼を前記第1方向と異なる第2方向に向けた状態で撮影した第2方向眼底画像と、を取得する取得部、前記第1方向眼底画像と前記第2方向眼底画像とを合成することにより、前記被検眼の眼底周辺部の解析を行うための合成画像を生成する生成部、及び前記合成画像を出力する出力部として機能させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
眼科システム100のブロック図である。
眼科装置110の全体構成を示す概略構成図である。
眼科装置110による被検眼12の眼底の撮影範囲を示す第1の図である。
眼科装置110による被検眼12の眼底の撮影範囲を示す第2の図であり、当該撮影により得られた眼底の画像である。
眼科装置110による被検眼12の眼底の撮影範囲を示す第3の図である。
眼科装置110のCPU22の機能のブロック図である。
眼科装置110のCPU22が実行する被検眼12の眼底の撮影処理を示すフローチャートである。
眼科システム100を基準として被検眼12の光軸が斜め上方向に向いた場合の瞳孔及び眼球中心を通る上下方向に平行な面における眼底の撮影範囲(U1からD1)を示した図である。
眼科システム100を基準として被検眼12の光軸が斜め下方向に向いた場合の瞳孔及び眼球中心を通る上下方向に平行な面における眼底の撮影範囲(U2からD2)を示した図である。
図5のステップ304の上方視撮影により得られたUWF上方視眼底画像GUを示す図である。
図5のステップ308の下方視撮影により得られたUWF下方視眼底画像GDを示す図である。
サーバ140の電気系の構成のブロック図である。
サーバ140のCPU262の機能のブロック図である。
サーバ140のCPU262が実行するモンタージュ画像作成処理を示すフローチャートである。
図10のステップ324の画像間の位置合わせ処理を示すフローチャートである。
UWF上方視眼底画像GUに線分LGUが設定された様子を示す図である。
UWF下方視眼底画像GDに線分LGDが設定された様子を示す図である。
モンタージュ画像GMの生成を説明するための図である。
ビューワ150のディスプレイ256の表示画面400の第1の表示態様を示す図である。
ビューワ150のディスプレイ256の表示画面400の第2の表示態様を示す図である。
ビューワ150のディスプレイ256の表示画面400の第3の表示態様を示す図である。
ビューワ150のディスプレイ256の表示画面400の第4の表示態様を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0008】
図1を参照して、眼科システム100の構成を説明する。図1に示すように、眼科システム100は、眼科装置110と、眼軸長測定器120と、サーバ装置(以下、「サーバ」という)140と、表示装置(以下、「ビューワ」という)150と、を備えている。眼科装置110は、眼底画像を取得する。眼軸長測定器120は、患者の眼軸長を測定する。サーバ140は、眼科装置110によって複数の患者の眼底が撮影されることにより得られた複数の眼底画像及び眼軸長を、患者のIDに対応して記憶する。ビューワ150は、サーバ140により取得した眼底画像や解析結果を表示する。
サーバ140は、本開示の技術の「画像処理装置」の一例である。
【0009】
眼科装置110、眼軸長測定器120、サーバ140、ビューワ150は、ネットワーク130を介して、相互に接続されている。
【0010】
なお、他の眼科機器(視野測定、眼圧測定などの検査機器)やAI(Artificial Intelligence)を用いた画像解析を行う診断支援装置がネットワーク130を介して、眼科装置110、眼軸長測定器120、サーバ140、及びビューワ150に接続されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
株式会社ニコン
撮像素子
12日前
株式会社ニコン
レンズ鏡筒
今日
株式会社ニコン
撮像素子及び撮像装置
1日前
株式会社ニコン
撮像素子及び撮像装置
9日前
株式会社ニコン
撮像素子及び撮像装置
12日前
株式会社ニコン
変倍光学系および光学機器
14日前
株式会社ニコン
焦点検出装置および撮像素子
1日前
株式会社ニコン
撮像ユニットおよび撮像装置
9日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
1日前
株式会社ニコン
変倍光学系、光学機器、および変倍光学系の製造方法
9日前
株式会社ニコン
画像処理方法、画像処理装置、及び画像処理プログラム
9日前
個人
短下肢装具
2か月前
個人
洗井間専家。
6か月前
個人
排尿補助器具
1日前
個人
前腕誘導装置
2か月前
個人
嚥下鍛錬装置
3か月前
個人
胸骨圧迫補助具
1か月前
個人
矯正椅子
4か月前
個人
ホバーアイロン
6か月前
個人
汚れ防止シート
16日前
個人
バッグ式オムツ
4か月前
個人
歯の修復用材料
3か月前
個人
アイマスク装置
1か月前
個人
湿布連続貼り機。
1か月前
個人
シャンプー
5か月前
個人
歯の保護用シール
4か月前
個人
陣痛緩和具
3か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
2か月前
個人
治療用酸化防御装置
1か月前
個人
エア誘導コルセット
1か月前
個人
性行為補助具
2か月前
株式会社八光
剥離吸引管
4か月前
株式会社大野
骨壷
3か月前
個人
手指運動ツール
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
28日前
株式会社ニデック
検眼装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る