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公開番号2025146367
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024047101
出願日2024-03-22
発明の名称発泡性飲料
出願人サッポロビール株式会社,株式会社カワノラボ
代理人個人,個人,個人
主分類C12C 12/00 20060101AFI20250926BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】泡の再生力に優れる発泡性飲料を提供すること。
【解決手段】粒径30.5nm以上139.5nm以下の微粒子の割合が、15%以上である、発泡性飲料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項１】
粒径３０．５ｎｍ以上１３９．５ｎｍ以下の微粒子の割合が、１５％以上である、発泡性飲料。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
アルコール度数が５．５ｖ／ｖ％未満である、請求項１に記載の発泡性飲料。
【請求項３】
ビールテイスト飲料である、請求項１又は２に記載の発泡性飲料。
【請求項４】
発泡性飲料の製造方法であって、
前記発泡性飲料中の粒径３０．５ｎｍ以上１３９．５ｎｍ以下の微粒子の割合を１５％以上に調整することを含む、製造方法。
【請求項５】
発泡性飲料の泡の再生力を向上させる方法であって、
前記発泡性飲料中の粒径３０．５ｎｍ以上１３９．５ｎｍ以下の微粒子の割合を１５％以上に調整することを含む、方法。
【請求項６】
発泡性飲料中の微粒子の割合から泡の再生力を評価する方法。
【請求項７】
前記微粒子の割合が粒径３０．５ｎｍ以上１３９．５ｎｍ以下の微粒子の割合である、請求項６に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、発泡性飲料に関する。
続きを表示（約 860 文字）【背景技術】
【０００２】
ビールテイスト飲料等の発泡性飲料では、飲用容器に注出したときに液体と泡との間に微少な粒状気泡が生じることがある。この粒状気泡は、フロスティミストと呼ばれる。フロスティミストは飲料容器に注出された発泡性飲料が飲用されるときに刺激され、きめ細かい泡が再生されることが知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－０８１２１１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
発泡性飲料が、飲用されたときの泡の再生能力（本明細書において、「泡の再生力」ともいう。）に優れていると、当該発泡性飲料を飲用するとき、きめ細かい泡を長時間に亘って楽しむことができる。一方、発泡性飲料の泡の再生力を高める技術手段は、これまでのところ、充分に検討されているとはいえない。
【０００５】
本発明は、泡の再生力に優れる発泡性飲料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明者らは、発泡性飲料に含まれる微粒子に占める特定の粒径の微粒子の割合と泡の再生力に相関があることを見出した。本発明は、この新規な知見に基づくものである。
【０００７】
本発明は、粒径３０．５ｎｍ以上１３９．５ｎｍ以下の微粒子の割合が、１５％以上である、発泡性飲料に関する。
【０００８】
本発明に係る発泡性飲料は、特定粒径の微粒子の割合が特定の範囲内にあるため、泡の再生力に優れている。
【０００９】
上記発泡性飲料は、アルコール度数が５．５ｖ／ｖ％未満であってもよい。アルコール度数がこの範囲内にあると、上述した効果がより顕著になる。
【００１０】
上記発泡性飲料は、ビールテイスト飲料であってもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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