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公開番号2025146272
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024046951
出願日2024-03-22
発明の名称鞍乗り型車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B62J 45/00 20200101AFI20250926BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】メーター装置の周囲に効率的且つコンパクトに給電装置を設けることができる鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】車両情報を表示するメーター装置40と、前記メーター装置40の前方に配置され、車両正面視において前記メーター装置40と重なるライトカウル45と、外部機器と接続可能な接続口51aを有するUSBチャージャー50と、を備え、前記USBチャージャー50は、車両前後方向で前記メーター装置40の後端P1と前記ライトカウル45の前端P2との間、且つ車幅方向で前記メーター装置40の外側辺41eより外側に配置され、前記メーター装置40と前記ライトカウル45とは、同一の支持フレーム70を介して車体に固定されており、前記USBチャージャー50は、前記支持フレーム70に固定されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両情報を表示する表示装置(40)と、
前記表示装置(40)の前方に配置され、車両正面視において前記表示装置(40)と重なる車体カバー(45,145)と、
外部機器と接続可能な接続口(51a)を有する給電装置(50)と、を備える鞍乗り型車両(1)において、
前記給電装置(50)は、車両前後方向で前記表示装置(40)の後端(P1)と前記車体カバー(45,145)の前端(P2,P2’)との間、且つ車幅方向で前記表示装置(40)の外側辺(41e)より外側に配置され、
前記表示装置(40)と前記車体カバー(45,145)とは、同一の支持フレーム(70,170)を介して車体に固定されており、
前記給電装置(50)は、前記支持フレーム(70,170)に固定されていることを特徴とする、鞍乗り型車両。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記給電装置(50)は、車両側面視において、少なくとも一部が前記表示装置(40)と重なることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項3】
前記給電装置(50)の接続口(51a)は、車両上面視において、車幅方向で前記車体カバー(45,145)の外側辺(47b,147b)より内側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項4】
車両側面視において、前記給電装置(50)の少なくとも一部は、前記車体カバー(45,145)と重なり、前記接続口(51a)は、前記車体カバー(45,145)と重ならないことを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項5】
前記支持フレーム(70,170)から前記給電装置(50)を取り外す方向への前記給電装置(50)の動きを規制する規制部(47g,64c)を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項6】
前記表示装置(40)の車幅方向外側の外側辺(41e)は、車両上面視において、車両後側ほど車幅方向外側に位置するように傾斜し、
前記表示装置(40)の車幅方向外側に位置する前記給電装置(50)は、車両上面視において、前記接続口(51a)に対する前記外部機器の挿脱方向(L1)が、車両後側ほど車幅方向外側に位置するように傾斜して配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項7】
前記規制部(47g)は、前記車体カバー(45)に設けられていることを特徴とする、請求項5に記載の鞍乗り型車両。
【請求項8】
前記給電装置(50)は、車両側面視において、車両上下方向で前記表示装置(40)の上端(P3)より下方に位置し、且つ前記給電装置(50)の少なくとも一部は、前記表示装置(40)の表示面(42)を基準として、前記表示面(42)の法線方向(V1)のうち車両上方且つ後方を向く側に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
【請求項9】
前記給電装置(50)の接続口(51a)の少なくとも一部は、車両側面視において、前記表示面(42)の法線方向(V1)の上後方側に配置されていることを特徴とする、請求項8に記載の鞍乗り型車両。
【請求項10】
前記給電装置(50)は、車載の電源と接続するハーネス(64a)と接続され、
前記ハーネス(64a)は、前記車体カバー(45)の後面に沿って車幅方向に配索された後、前記表示装置(40)の前方にて他のハーネスと結合されていることを特徴とする、請求項1に記載の鞍乗り型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗り型車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動二輪車等の鞍乗り型車両の充電構造として、乗車位置の前方に配置されたメーター装置の周辺に、外部電気機器を充電可能な給電装置を備えるものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1では、車幅方向においてメーター装置と重ならない位置でかつメーター装置の後下方に、給電装置が配置されている。特許文献2では、給電装置における外部機器の接続口が、メーター装置の側方に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184502号公報
中国実用新案第202508228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年のメーター装置は、多機能化によって大型化する傾向にあり、より効率的に且つコンパクトに給電装置を設ける構造が必要とされている。
【0005】
そこで本発明は、メーター装置の周囲に効率的且つコンパクトに給電装置を設けることができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題の解決手段として、本発明の第一の態様は、車両情報を表示する表示装置(40)と、前記表示装置(40)の前方に配置され、車両正面視において前記表示装置(40)と重なる車体カバー(45,145)と、外部機器と接続可能な接続口(51a)を有する給電装置(50)と、を備える鞍乗り型車両(1)において、前記給電装置(50)は、車両前後方向で前記表示装置(40)の後端(P1)と前記車体カバー(45,145)の前端(P2,P2’)との間、且つ車幅方向で前記表示装置(40)の外側辺(41e)より外側に配置され、前記表示装置(40)と前記車体カバー(45,145)とは、同一の支持フレーム(70,170)を介して車体に固定されており、前記給電装置(50)は、前記支持フレーム(70,170)に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、給電装置が、車両前後方向で表示装置と車体カバーとの間で、且つ車幅方向で表示装置より外側に配置され、且つ給電装置が車体カバーに隠されることで、車両前方からの外観性向上しつつ、運転者から視認容易な位置に給電装置を設けることができる。加えて、給電装置を給電装置用の固定ブラケットを要することなく車体に固定できるため、表示装置及び車体カバーの周囲に、部品点数を増やすことなく給電装置を効率的かつコンパクトに設けることができる。
【0007】
本発明の第二の態様は、上記第一の態様において、前記給電装置(50)は、車両側面視において、少なくとも一部が前記表示装置(40)と重なることを特徴とする。
この構成によれば、給電装置と表示装置とを側面視で互いに重なる配置とすることで、給電装置および表示装置の周囲を車両前後方向及び上下方向でコンパクトにしながら、給電装置を表示装置の周囲に配置できる。
【0008】
本発明の第三の態様は、上記第一又は第二の態様において、前記給電装置(50)の接続口(51a)は、車両上面視において、車幅方向で前記車体カバー(45,145)の外側辺(47b,147b)より内側に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、給電装置の接続口が車体カバーより車幅方向内側に配置されることで、車体カバーによって接続口に水や塵埃が掛かりにくくすることができる。
【0009】
本発明の第四の態様は、上記第一から第三の態様の何れか一つにおいて、車両側面視において、前記給電装置(50)の少なくとも一部は、前記車体カバー(45,145)と重なり、前記接続口(51a)は、前記車体カバー(45,145)と重ならないことを特徴とする。
この構成によれば、車両側面視で給電装置が車体カバーと重なることで、給電装置を目立たなくして周辺の外観性が向上させるとともに、給電装置の接続口が車両側面視で車体カバーと重ならないことで、ユーザーが接続口を視認しやすくし、外部機器のケーブルを挿脱する際の操作性を向上させることができる。
【0010】
本発明の第五の態様は、上記第一から第四の態様の何れか一つにおいて、前記支持フレーム(70,170)から前記給電装置(50)を取り外す方向への前記給電装置(50)の動きを規制する規制部(47g,64c)を備えている。
この構成によれば、給電装置から給電装置を取り外す方向への給電装置の移動を規制することで、給電装置を車両から取り外しにくくし、給電装置の防盗性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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