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公開番号
2025138181
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037110
出願日
2024-03-11
発明の名称
車両
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人航栄事務所
主分類
B60W
50/12 20120101AFI20250917BHJP(車両一般)
要約
【課題】運転者が操作可能な操作子に対する操作を制御に反映させない状態へ適切に切り替えることができる車両を提供する。
【解決手段】運転者が操作可能な操作子と、操作子に対する操作に応じて所定の制御対象を制御可能な制御装置と、前記制御装置を制御する車両制御装置と、を備える車両であって、制御装置は、操作子に対する操作を制御対象の制御に反映させる第1状態と、操作子に対する操作を制御対象の制御に反映させない第2状態とを有するとともに、第1状態と第2状態との間で切り替え可能に構成され、車両制御装置は、車両の走行状態に関する情報を取得する取得部と、取得部により取得された前記走行状態に応じて、制御装置を第1状態から第2状態へ切り替える制御切替部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
運転者が操作可能な操作子と、前記操作子に対する操作に応じて所定の制御対象を制御可能な制御装置と、前記制御装置を制御する車両制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、
前記操作子に対する操作を前記制御対象の制御に反映させる第1状態と、前記操作子に対する操作を前記制御対象の制御に反映させない第2状態とを有するとともに、前記第1状態と前記第2状態との間で切り替え可能に構成され、
前記車両制御装置は、
前記車両の走行状態に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記走行状態に応じて、前記制御装置を前記第1状態から前記第2状態へ切り替える制御切替部と、を備える、
車両。
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【請求項2】
請求項1に記載の車両であって、
取得する前記走行状態は、前記車両の加速度に基づくものであり、
前記制御切替部は、
前記加速度が閾値以上である場合に、前記第1状態から前記第2状態への切り替えを行う、
車両。
【請求項3】
請求項2に記載の車両であって、
前記制御切替部は、
前記加速度が所定時間継続的に取得された場合に、前記第1状態から前記第2状態への切り替えを行い、
前記加速度が前記所定時間継続的に取得されない場合に、前記第1状態を維持する、
車両。
【請求項4】
請求項1に記載の車両であって、
前記取得部は、前記車両の周辺状況を取得し、
前記制御切替部は、
取得された前記周辺状況に基づいて、前記車両が現在走行している車線から外れて走路外を走行していると判定された場合に、前記第1状態から前記第2状態への切り替えを行う、
車両。
【請求項5】
請求項2に記載の車両であって、
前記制御切替部は、
前記車両が走路外を走行していると判定された場合に、前記加速度の閾値を前記車両が前記走路外を走行していない場合に比べて小さくする、
車両。
【請求項6】
請求項1に記載の車両であって、
前記制御切替部は、
前記第1状態から前記第2状態へ切り替え後に、前記運転者による所定の操作があった場合に、前記第2状態から前記第1状態に切り替える、
車両。
【請求項7】
請求項6に記載の車両であって、
前記車両制御装置は、前記第2状態から前記第1状態に切り替えるための前記所定の操作に関する通知を行う通知制御部を更に備える、
車両。
【請求項8】
請求項1に記載の車両であって、
前記操作子は、前記車両を加速させる加速操作子であり、
前記制御切替部は、
前記加速操作子が所定以上、操作されている場合に、前記第1状態から前記第2状態への切り替えを行う、
車両。
【請求項9】
請求項1に記載の車両であって、
前記車両は、
制動操作子と、制動装置と、前記制動装置を制御する制動制御装置と、を更に備え、
前記制動制御装置は、前記走行状態に拘わらず、前記制動操作子に対する操作を当該制動装置の制御に反映させる、
車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、脆弱な立場にある交通参加者にも配慮した持続可能な輸送システムへのアクセスを提供するための取り組みが活発化している。この取り組みの1つとして、交通の安全性や利便性をより改善すべく、自動車等の車両における運転支援技術や自動運転技術に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、従来、運転者に異常が発生した場合に、運転者の操作を介さず車両を制御するシステムが知られている。そのようなシステムの一例として、下記の特許文献1には、自動緊急ブレーキ(AEB:Automatic Emergency Braking)又はダイナミックブレーキサポート(DBS:Dynamic Brake Support)といったシステムによるブレーキがかけられた後に、運転者の運転能力が損なわれていないと判断した場合のみ、「運転者がシステムによるブレーキを無効にすること(言い換えると、運転者にオーバーライドすること)」をシステムが許可するようにした技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2015/0329091号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、運転者が操作可能な操作子に対する操作を制御に反映させない状態へ切り替える(すなわちシステムにオーバーライドする)点については十分に検討されておらず、この点に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、運転者が操作可能な操作子に対する操作を制御に反映させない状態へ適切に切り替えることができる車両を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、
運転者が操作可能な操作子と、前記操作子に対する操作に応じて所定の制御対象を制御可能な制御装置と、前記制御装置を制御する車両制御装置と、を備える車両であって、
前記制御装置は、
前記操作子に対する操作を前記制御対象の制御に反映させる第1状態と、前記操作子に対する操作を前記制御対象の制御に反映させない第2状態とを有するとともに、前記第1状態と前記第2状態との間で切り替え可能に構成され、
前記車両制御装置は、
前記車両の走行状態に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記走行状態に応じて、前記制御装置を前記第1状態から前記第2状態へ切り替える制御切替部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、運転者が操作可能な操作子に対する操作を制御に反映させない状態へ適切に切り替えることが可能な車両を提供できる。そして、延いては、交通の安全性を改善し、持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態の制御装置を備える車両の概略構成を示すブロック図である。
一実施形態の制御装置が実行する処理(第1状態から第2状態への切り替え)の一例を示すフローチャートである。
一実施形態の制御装置が実行する処理(第2状態から第1状態への切り替え)の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の車両制御装置の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は本発明を限定するものではなく、以下の実施形態で説明する要素の全てが本発明に必須のものとは限らない。また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、以下の実施形態で説明する2以上の要素を任意に組み合わせてもよい。なお、以下では、同一又は類似の要素には同一又は類似の符号を付して、その説明を省略又は簡略化することがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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